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わが家の 寝室事情

 冷やし中華が美味しい季節になる頃から、わが家ではある問題が深刻になります。それは、子どもたちの寝相問題。赤ちゃんの頃は微笑ましかった寝相の悪さも、体重が10キロを超えたあたりから衝撃度が増し、全く笑えません。不意に口元にかかとが乗ってくるなんて、恐怖でしかない。

 わが家は、ダブルとシングルの布団をつなげ、家族4人で眠っているが、基本子どもたちとパパからの距離は遠め。寝る前は、子どもたちとイチャイチャタイムがあるので(パパは蚊帳の外)、結局私と子どもたちがくっついて「小」の字で眠りはじめます。ほどなくすると、暑がり&乾燥肌の息子がパジャマをめくってお腹をかきはじめ、ひんやりスポットを求めて動き始めるのです。腹しまう、出す、しまう、動く。この結果、背中も捲れあがる。お気に入りのスポットが見つかる頃には、パジャマはビスチェスタイルになり、「小」から「不」の字へフォームチェンジ。

 一方、赤ちゃんの頃からうつ伏せで眠りたがる娘。同じ姿勢のままで朝まで眠るタイプなのですが、夏場だけはスパイダーマンのような動きでじわじわと足元にある窓の方に移動していきます。「小」から「不」、そして最後は、横、縦、横と「工」の字へチェンジするのです。頭上には息子、足元には娘がいるので、寝苦しさは倍増。お腹が冷えないようにタオルをかけ直したり、フローリングから布団へ戻したりするので、睡眠時間は激減。寝不足がダイレクトに堪える年齢なので、腹巻き付きのパジャマにしてみたり、タオルを筒状にしてみたけど、そんな努力をも軽々と乗り越えてしまう寝相パワーなのです。

 授乳が終わっても、夜泣きを乗り越えても、まだまだ寝不足が続く現実。そろそろの秋の入り口も見えてきたから、せめて「小」休止しておくれ。

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