キタダヒロヒコ詩歌集 126 すなとけい
すなとけいたふせはおつるすなのかさふしのかたちにかたふきにけり
※漢字変換の一例
(砂時計倒せば落つる砂のかさ富士の形に傾きにけり)
とめとなくまさこはおちてさらさらとまさこのふしのみねくつれけり
(止めどなく真砂は落ちてさらさらと真砂の富士の峰崩れけり)
すなとけいたふせはすなのおちはててまさこはつかにさかにのこれり
(砂時計倒せば砂の落ち果てて真砂はつかに坂に残れり)
はつかに…古語で「僅かに」の意。
コメントやスキをお待ちしています。
紹介記事を書いてくださったり、サポートやオススメをしていただけたら最高に嬉しいです。