新進気鋭!自衛隊の新配置隊員へ送る節約家条と大切な事!ーーー給料に対する考え方
お疲れ様です。
恐らくこの月になると、教育期間を終えた所謂新人。新配置隊員が部隊に配属されることでしょう。
きっと訓練や部隊内において、その雰囲気に馴染む事で精一杯であろう君達はお金に対して無頓着になる時がある。おじさんも元自だからわかる。
それはイカン!!ここではちょっとした事を書いて行こうと思います。
そもそも自衛官の給料って…
まず新配置隊員になる君達は、給料と言う物の考え方をちゃんとしておいた方がいい。なぜなら部隊に行けば自由の幅が大きくなるため、人生を壊しかねない程に生活が変わる。
金銭管理が行き過ぎて悪かった場合は、指導対象となり部隊によって管理されてしまうのだ。
詳しく言うと、外出を抑制されたり、上官が金銭管理する。なんて恐ろしい事も…
なので日々の出費を考える前に、給料についての捉え方を変えよう。そうする事で転職する可能性が出てきても、職業選びの基礎になる。
・まず時給計算をしてみる。
時給にわざわざ帰る必要性は後々に説明するが、その時給を上回って使った場合赤字になる事が分かりやすくなるためだ。
話は変わって、一般曹候補生や自衛官候補生のどちらか、大卒か高卒か、バイト歴に影響された税金額、そして地域手当てによって給料は多少変わってしまうが基本的には17万円前後になるだろう。
時給の出し方は簡単で、まずその月の数で割る。今月であれば
17万÷30=5667円
つまり一日5667円稼いでいるとも言える。ここから更に時間で割る。
5667÷24=236円
時給236円のお仕事が自衛隊だと証明してしまった…
話を戻そう。
・1時間236円という事は…
ここで何がいいたいかと言えば
1時間に100円のコーヒーを3本買うと破産する。
と言う考え方ができる。
そんな馬鹿なと思った君は少し考え方が甘い。なぜならまだ支出の話をしていない。
まず毎月マストでかかるのが携帯代。
それから私物装備品と呼ばれる物も、最初は購入しないといけないだろう。
季節の変わり目であるため、迷彩服も半袖から長袖に衣替え。恐らく私物の弾帯、防弾ベストを、付けると弾帯が回らないので延長弾帯も購入した方がいいと言われる筈だ。ランニングシューズだって新品に替えておくべき。
雑多に計算してみても
携帯代 1万円
長袖の迷彩シャツ 1000円×3着=3000円(緊急時対応の為の準備として3着はいるのでそれ基準としている。)
私物弾帯2000円
延長弾帯500円
ランニングシューズ 5000円
この他にも細々とした物を買わないといけないが、それはまぁ今回は省くとして。
合算2万5000円となる。
ここでもう一度計算をしてみる。
17万円-2万5千円=14万5000円
14万5千円÷30日=4834
4834÷24=201円
時給201円、日額4834円
つまり1日5000円以上使えば破産になる。
一日にいくらまで使うかを考えて。
ここから更に貯金も考えるとかなり、1時間に1本のジュースすら厳しく感じてしまう。
冬はそれで良くても夏になると案外死活問題だったするため、この計算はこれからの君の自衛隊生活を左右すると言ってもいい。
何が言いたいかと言えば、副業を禁じられている自衛隊員はどうにかして支出を抑えなければ行けないという話。
次の記事では先輩、同期、僕がやっていた金策を紹介したいと思うよ