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借りた映画を間違えてしまっただけなのに。

お疲れ様です。
僕は基本的には怖いものみたさで何でも見るドMだが、そのおかげで割りと面を食らうことが多い。今回に限っては勘違いだったけど。

なので本記事ではそんな映画をおすそ分けしたいと思う。暇なら見るよろし。飛ぶぞ。


・無言のニコラス・ケイジが1番のホラー    ウィリーズ・イン・ワンダーランド


僕は最初「あの人形が襲ってくる…ゲーム原作の…ホラー映画なんだっけ…」とAmazonPrimeを彷徨っていた。そんなときに見つけたのがこのウィリーズワンダーランドだ。

内容は正直ありきたりっちゃありきたりなので割愛する。だが絵面よし、ボケよし、ニコラス・ケイジよしの個人的三冠を果たしているのでわりと面白かった。

・拳でしか語らないニコラス・ケイジ

ニコラス・ケイジが演じるキャラクターは終始一貫、人語を話さない背中で語る系おじさん。少しも喋らないので吹き替え配役が空欄だ。

個人的には大塚明夫ボイスを求めて本作を視聴、最後まで期待を持っていたが最後まで喋らなかった。

喋らないため名前すら判明することなく映画は終了する。


そんな事を不快に思わないのは、一重にニコラス・ケイジだからだろうか。


・可愛らしいアニマトロニクスが立ち向かうニコラス・ケイジという暴力

作中の主人公と言っても差し支えのない、可愛らしい人形達。愛らしさと残酷さを兼ね備え、人間を襲う悪魔のような彼ら。
そんな彼らをそれ以上の残酷さで打ちのめす無言のニコラス・ケイジが見どころだ。ある意味ではケイジこそがホラーなのかもしれない。


僕のお気に入りのキャラクターはゴリラのガスさん。

用を足しているニコラス・ケイジさんを襲う狡猾さ、大便器を使ったトリッキーさで翻弄するゴリラのガスさん。

頭脳と腕力と恐怖のミルフィーユで襲いかかるが、清掃備品のラバーカップで残酷に殺された。ザコカワイイ。

B級とは言い難い映画だが、ラストは予想していた方向に裏切られる。暇つぶしに丁度いいので、ピザのお供にでもどうぞ。


因みに僕が間違えていた映画はFive Nights at Freddy'sだ。

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