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手軽に抹茶を点てる道具のご紹介

昨年末から始めた毎朝抹茶を点てる生活。
道具も少しずつ楽しみながら集めています。
初心者はどんな道具を使っているのかご紹介します。

▼茶筅、棗、抹茶、茶杓

くまちゃんと一緒に

左にあるのが茶筅(ちゃせん)といって、抹茶を湯に入れてかき混ぜる竹製の道具。
真ん中は棗(なつめ)というもので、薄茶用の抹茶を入れる容器。本来は木製なのですがこれは樹脂製に漆塗りのもの。
右は抹茶で、20g1,600円なので一服あたり約120円の計算。
手前にあるのが茶杓(ちゃしゃく)で、抹茶をすくう竹製のスプーンのようなものです。
道具はふるさと納税で、抹茶は伊勢丹で購入しました。

▼茶筅(真数穂)

もぐコロ

これは奈良県生駒市のふるさと納税で入手した茶筅で、伝統工芸士が手作業で作り上げたもの。
最初に入手した茶杓と先の形状が違うことに届いてから気付いたのですが、この先がまっすぐな茶杓は武者小路流という流派で使われるそうです。

▼天目茶碗(てんもくちゃわん)

世田谷ボロ市で形状と色が気に入って1,000円で購入したもの。
骨董市はとても楽しく、色々な街で開催されているようなのでまた参加したいです。

▼青磁平茶碗(せいじひらちゃわん)

もぐコロ

ネットで3,500円で購入したもの。平椀は夏向けだそうで、これからどんどん出番増えそう。
青磁の色と、内側に大きめの貫入(かんにゅう)と呼ばれるヒビが気に入っています。

▼黒楽茶碗(くろらくちゃわん)

ここにも

千利休が至高とした黒い茶碗。ネットオークションで4,000円で購入。
ろくろを使わずに手捏ね(てづくね)で作られた柔らかい印象のもの。
濃茶を飲むときに用いられる格の高い茶碗とのこと。

▼肩衝茶入(かたつきちゃいれ)

大型犬ともぐコロ

濃茶の際に用いられる陶器製の茶入れ。横から見た形状が、肩がはったように見えることから肩衝と呼ばれているそう。
漫画「へうげもの」に”天下の三肩衝”という歴代の将軍や武将に愛された茶入れが頻繁に出てきて、ひとつでいいから私も入手したいとネットを見ていたら、形も色も気に入ったものがあって即購入。8,000円也。

ちなみに高取焼きというのは福岡県で400年ほどの歴史をもつ焼き物。
茶碗や茶入れなどの「モノ」に箔をつけて、土地の代わりに部下に授けることを始めたのは織田信長だそうで、大名物(おおめいぶつ)にもなると茶器1つで城が建つほどの価値だったとか。
抹茶を通じてこのような歴史にも興味を持つようになりました。

ゴールデンウィークは骨董品店やネットサーフィンでお茶道具をのんびり探してみようと思います。

▼一日一抹茶

▼昨日の体重と歩数

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