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第13話 海外ドラマNUMBERS フラインハート博士のセリフより 言葉の極

銀河は速度を増しながら遠ざかっている=機会を逃せば速度を増し遠ざかる(人間関係:恋人など)

私は多くの映画や海外ドラマを見ていたが、総合的な評価としてはあくまでも個人的な意見ではあるが、断トツで1位だと思う。
そして様々な出演者の中でも、フラインハート博士が一番素晴らしいと思っている。

彼は主役の元教師であり、卒業の後は友人として扱い、主人公が悩んだ時には必ず相談する相手でもある。主役は天才数学者なのだが、物理学者のフラインハート博士も若い頃は天才と呼ばれていた。これは数ある中の一つの台詞なのだが、彼の言う言葉には非常に興味を持てる。

実際、今現在も銀河は速度を増しながら地球も含めた星々から遠ざかるとも言えるが、正式に言うならば銀河は膨張を続けている。

そしてそれはいつの日になるかは分からないが収縮が始まる。それは神の意志なのか、ただの自然現象なのかは、昔から議論されてきている問題の一つである。

フラインハート博士はそれを人間関係に例えて教え子でもあり、友人でもあるチャールズ・エプスに教えている。

我々人間社会にとって機会いう名のチャンスは度々来るものではない。
人間関係でいうと恋人や友人がそう言える。特に恋人になったばかりの時やデートのチャンスを逃せばそういうことになると、彼は綺麗な比喩的表現で言い換えている。

ここからまず言える事は、言葉を知り更にその意味をしっかりと理解していないと名台詞は出て来ない。哲学的な言葉とはまた違うのだが、どちらにしても知性が無いと会話にしても、何についても面白みに欠ける。

私はよく誤解されやすい。会話で知的な事や相談事などに対して即断的に回答まで導き出す為、漫画やアニメなどあまり見ていないのかなと思う人も多く、飲みに行っても会話で十分楽しませる事が出来るので、全く不自由はしないのだが、前によく行っていたガールズバーではカラオケもゲームもしないから相手はいつか飽きられるかもと心配していた。

仕方なくカラオケを歌うと、「上手いんじゃん」と言われる。普段は会話しかし無い為、カラオケには自信がないのだと思い込んでしまうのだ。

哲学は人間のあらゆる生活等に必ず関わるというのが前提である。その為、もしも的な会話は生まれない。しっかりと理論付けて正式に発言する世界だ。その為、生真面目なのかと思う人も多いが、人間のあらゆる生活という点をしっかり理解していれば分かる事だが、性癖やいやらしい事なども議論される。人間の生活は掘り下げれば何でも面白いものなのだ。

少し程度の知識では知る事は出来ないが、何事も深く知ると愉しめるものだ。ネットで知った程度では話にならない。自分で考えるからこそ愉しめるものなのだ。人生に於いても言えるが、決断は自分でする事が大切だ。誰かに後押しされ選択したとしても、それは自分で選択したと思わなくてはいけない。何故なら自分で選択したならば、成功しても失敗してもそれは大きなものとなって、自分の成長をより良くするからだ。

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