コンビニにて、
11月の深夜は、日中の陽がさした時の穏やかさと変わって
突き刺すように心底冷える。ロンTにカーディガンやなく
ダウンジャケット着てきてもよかったと少し後悔。
とあるマンションの向かい側に
停車している車、が今夜の依頼者との待ち合わせだ。
白の初代ソアラ、丸みを帯びた車が沢山停まってる中だと一際目立つので
一瞬でわかった。
特にこの車はオーナーの大事にしてる空気が伝わるから絶対に汚したりできないだろうなぁ。。
依頼者はサンドイッチを選ぶ
依頼者はうなずいてくれるだけで
必要最低限は言葉に出さないタイプなのかも
缶コーヒーを開ける音、すする音
しばし沈黙、、
答えたくない、やはりあまり必要以上に話したりするのは苦手なんだと思う。
しばし沈黙の後、口を開いてくれた
互いに正面向いて座りながら話してて
すこし緊張感がほどけたのか、依頼者がこっちを向いて話かける
改めて見ると確かに同年代か。
初代ソアラの先入観と落ち着いた雰囲気でひとまわりぐらい歳上かと思った。
すこしいぶかしげな感じで見てくる。
まぁ仕方ないか、普通ピンマイクなんてみないものな。
あまり理解できないような表情の依頼者
『・・・・・』
•••••••ありがとう、とぼそっと聞こえた。
とにかく終わったぽい。
支払いをと言われた。
依頼が終わった安堵からか
ちょっとずつ話しかけてくれた
ちょっとムッとしたかも、、
でもすぐさま、送りましょうかと言ってくれた