一人映画デビュー
映画館で映画を観るのは久しぶりでした。
いつ以来だろう……
一人で映画館に行くなんて
考えたこともなかった。
「天外者」は一人で初めて観た映画です。
三浦春馬さんファンにとって天外者は
悲しみを含む特別な映画になってしまいました。
2020年7月、三浦春馬さんはお空へ行ってしまいました。
完成披露試写会にも、主演がいないのです。
共演者の方々は、舞台に出る時に泣かないようにしようと話し合ったそうです。
皆さん気丈に振舞っていました。
これからの時代劇を担っていける俳優だとおもったと監督。
涙は出るけど、また会いたい。
スクリーンの中にいるのだから。
時代劇の彼は、とても凛としていて、
逞しかった。
なんと20回も観に言ってしまいました(笑)
周りからは引かれましたが、あの頃の
私には必要な時間でした。
ちょうどコロナ禍で、座席も空間をあけて
販売していて快適な環境でした。
泣いても大丈夫。
何回も観ると、新たな発見があります。
このシーンで風がふいてたんだ。
この表情素敵だな。
あそこに○○がある!
セリフもほぼ完璧に覚えられます(笑)
天外者の内容はギュッと詰まっていて
少し駆け足な感じですが、俳優さん達の
演技力が素晴らしいです。
新時代の時代劇を感じました。
「天外者」で映画の楽しさを知った私は、
一人映画が平常運転になりました。
面白かった映画は2回以上観ます。
やっぱり、新たな発見があります。
ストーリーは知っているのにワクワクします。
映画ファンの方は当たり前のこと
なのでしょうか?
「天外者」ありがとう。
三浦春馬さんありがとう。
人生にまた楽しさが増えました。
一人映画最高。
*4月5日に全国の映画館で、「天外者」が
特別上映されます。