【エッセイ】私がカメラを手放すまでの話
以前記事を書いたのだが、私の20代はカメラ趣味に結構時間をつぎ込んでいた。
そんな私だが、30代も半ばに差し掛かり、カメラは1台も所持していない。
今回は、私がどのような経緯でカメラを手放したのかを書きたいと思う。
前回の記事はこちら↓
子供が生まれて・・・
以外かもしれないが、きっかけは娘が生まれたことだ。
普通に考えると子供が生まれるとカメラの活躍する場面は増えると思う。
なんなら子供がきっかけでデジタル一眼レフカメラを購入して、そこからカメラ趣味にのめりこむ方も多いはずだ。
しかし私の場合は逆に働いたのだ。
順を追って説明しよう。
子供が生まれて1年間、特段カメラ趣味に変化はなかった。
しいて言えば被写体が風景から子供の写真に変わったくらいで、使用頻度も特に変化はなかったと思う。
様子が変わったのは子供が歩くようになってからだ。
外出をする場合、子供は歩きたがるのだが、小さいうちは簡単に疲れてしまって、抱っこをせがまれる。
これを拒む理由はないのだが、そうなると私のメイン機材だったニコンDfはかなり重たかったのだ。
そんな理由からカメラの持ち運びが億劫になってきたのがきっかけである。
Dfからスマホへ
そんな悩みから紆余曲折を経て、最終的にニコンDfを手放して当時最新だったiPhoneを購入した。
他のカメラではなく、iPhoneをメインにしたのは結局のところ、持ち運びが一番簡素で、かつ必要最低限の画素数が確保できたからである。
逆にDfをあきらめたのはDfには「動画機能」がなかったからだ。
風景、スナップを取っていたころはその割り切った機能が逆に良かったのだが、子供を取るなら動画を残したくなってしまった。
ただでさえ子供のために持ち運ぶ荷物が増えたのに動画用にもう一台カメラを買うわけにもいかないし、結局最小限の荷物で済むように買い替えてしまったのだ。
思えばこのあたりから持ち物を必要最小限にするように考えるようになって、ライトミニマリストの始まりにもなっているのかもしれない。
最後に
そんなわけでカメラを手放した私だが、最近noteで人の写真を見るようになったのがきっかけでカメラ熱が高まっているように感じる。
ミラーレスなら小さくて済むし、なんか「Zf」とかいい感じのカメラがたくさん出ているようなのだ。
もしかするとカメラ趣味が復活する日は近いかもしれない。
つづく
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