オレンジを使ったおやつに挑戦するも適当にやると、こうなる。
柑橘類をよく買う夫。
「手でオレンジの皮をむくと果汁があふれてくるくらい、果汁がたくさんあって美味しかったよ。」
と、おすそ分けしてくれたこのオレンジ。
気になったのでネットで調べてみると、JAおおいたのホームページにサンクイーンのページを見つけました。
夫が言っていた通り、あふれる果汁がこのオレンジの特徴のようです。
サンクイーンを3個おすそ分けしてくれました。
ちょうど耐熱ガラス容器をオーブンで使ってみたいと思っていたところだったので、サンクイーンを2個を使っておうちで楽しむおやつを作ることにしました。
この時点で出来上がりをパウンドケーキのような焼き菓子と決め、作りながら工程をどうしていくか決めていこうと考えていました。
私が普段おやつ作りで作るのはバナナケーキくらいで、オレンジを使ったおやつを作るのは初めてです。
【サンクイーンのジャムを作る】
サンクイーン1個の果汁を絞ります。
絞り終わった皮をジャムに使うので、白い部分を出来るだけ取ったあと、千切りにしました。
もう1個のサンクイーンは皮付きのまま薄く輪切りに。
最初は見た目も良いので、輪切りのままジャムを煮て、表面に乗せて焼こうと思っていました。
しかし、私が目指すのはおうちで楽しむおやつなので、食べやすさを優先。適当な大きさに切ってジャムにします。
砂糖20gくらいと、絞った果汁、刻んだ皮、皮付きの果肉をフライパンに入れ、混ぜて馴染ませてから火にかけます。
火をかけている間は焦げないように木べらで混ぜながら。
段々と煮詰まっていくまで気長に。
出来たジャムは保存容器に入れ、粗熱をとったら冷蔵庫へ。
【パウンドケーキの生地づくり】
ここでオーブンの予熱を始めます。
180℃に設定し、余熱が完了するまでに生地を作りたいところ。
<材料>
卵・溶かしバターを混ぜてからホットケーキミックスを入れ、よく混ぜたらバニラエッセンスを追加。
生地のゆるさは、少し上から落とした時に生地の形状が保っているくらいを目指し、少しずつ水を加えながら調整しました。
ジャムをどうしようか考えましたが、混ぜ込んで作ることに決めました。生地が出来たら、サンクイーンのジャムを加えます。
耐熱容器にバターを塗り(溶かしバターとは別に用意)、出来た生地を流し込んで焼こうと思っていたので、そのようにしたのですが・・・。
この生地だけじゃ足りませんでした(明らかな確認不足)。
少ないまま焼いて硬く仕上がったら嫌だなぁと思い、ベースの生地を同じように作ってチョコ入りの生地を追加することにしました。
そしてここで余熱が完了し、急ぐ私。
【追加の生地づくり】
先に流していた生地にチョコレート入りの生地は混ぜず、上から流し込みました。
ホットケーキミックスを使っているので、上手いこと焼けるのは理解できていたのですが、上から重ねた追加の生地がどうなるのかかなり不安になりました。
この時、オーブンは180℃/55分で設定(時間を長めにしておいた)。
残り時間20分くらいで一度竹串を中心部に刺し、竹串に生地がついてきていたので、更に焼きました。
残り15分でもう一度竹串を刺し、竹串に生地がつかなくなっていたので、表面の焼け具合を見て残り12分くらいで取り出しました。
切り分けるとこんな感じに。
【食べてみる/反省】
コーヒーと一緒にいただきます。
思いつきで作ったので、すべての分量が適当。一切、量っていません。
そのためしっとり感が圧倒的に足りないパサついた仕上がり。味は美味しく出来ているのに・・・。もっとしっとりしていた方が、絶対に美味しい。
追加した生地ですが、チョコレートを入れない方が良かったかもしれないと感じました。プレーンな生地の方がサンクイーンのジャムが活きます。
全体的にコーヒーによく合う味になったのは満足で、家で楽しむおやつという目的にはたどり着くことが出来たことは一安心。
けれども、欲が出て好きなおやつ(チョコレート効果)を入れたことでサンクイーンのジャムをしょんぼりさせたことを謝りたい気持ちになります。
失敗とまではいかないけれど、食感のパサつきと見た目の問題は次のおうちで楽しむおやつ作りに活かすべき。
まだ美味しいサンクイーンがあるうちに、リベンジしなくては。
シソ
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