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【詩】三日月

暗くなりきらない夕方。

空に浮かぶ透明な三日月のすぐ下を

飛行機が走る。

華奢な三日月を心配する。 

いや、本当はまんまるか。

三日月も満月も新月も月。
どう観えていようが月。


優しそうだから。と言われ
優しくない私が顔を出す。


本当はまんまるな私には
もちろん両方ある。


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