【詩】思考を確保
風が冷たくて日差しのあったかい
ある冬の朝
思考を捕まえた
コヤツが後ろを向く時
日常にせわしなさを呼び
幻を造っていた
親指と人差し指で
思考をひょいっとつまみ上げてみた
なんにもなくなった
朝日のぬくもりと
鳥のさえずりは
生き生きとここにあった
休息ののちの思考は
落ち着いたのか
再び前を向き始めた
風が冷たくて日差しのあったかい
ある冬の朝
思考を捕まえた
コヤツが後ろを向く時
日常にせわしなさを呼び
幻を造っていた
親指と人差し指で
思考をひょいっとつまみ上げてみた
なんにもなくなった
朝日のぬくもりと
鳥のさえずりは
生き生きとここにあった
休息ののちの思考は
落ち着いたのか
再び前を向き始めた