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18.目標があることが必ずしも大事なのか分からない

チャレンジで始めた2つの職は明確に目標が立てられている。目指せと言われている。


1.個人的に目標を立てたことがない

今まで経験した仕事でろくに目標を立てたことがない。「こうできるように目指して頑張ろう!」ではなくて「仕事だからやらなければいけないこと。できようができまいがやらなきゃいけない」そういう認識。接客業と保育補助でそう生きてきた。

某本屋さんでは電話問い合わせを保留で待たせるのは30秒程度、それ以上かかるなら折り返せというルール的なのはあったけど問い合わせ自体をどれくらいで終わらせろなんてことは無いし。販売数のノルマがある訳でもないし。本の補充は「1時間で○冊補充出来たら早い」というようなこと聞いた気がするけど来店の問い合わせが多くて無理難題。だから目標として捉えていなかった。

某アパレルショップでは確かに1日の売上目標はあったけれども何も売れない時は売れない。先輩でも売れない時はあるから売上目標をしっかりと目指すわけでもなく当時の私は商品が売れなくてもとりあえず接客すること、ディスプレイを直すこと、その他業務をこなせばいいと思っていた。

スーパーのレジスタッフも会計するだけで特に目標は無かった。

飲食店は初バイトで無知なこともあり大変で。こなすだけでいっぱいいっぱいで。目標を立てるなんて概念なかったはず。

保育補助も保育士の仕事を手伝うような感じで。子どもを対象としてると何が起きるか分からない。サポートタイプでほぼ同じ仕事をする。執務系以外は。保育する上で月案とかあるから保育士はその日その週その月その年の目標があるはずだが補助に詳しく共有される訳でもなく。その時限りの私の仕事をするって感じだった。個人的に保育士になりたい気持ちがありそれが目標と言えなくもなかったが色々理由つけて今はその気がない。

文章化してみると仕事を頑張っていなかった訳では無いけど、ほんとにただ淡々とやってたなと思う。

2.無自覚に目標はあったっぽい

でも一つだけ全てに共有してあったか。
客や子ども保護者には笑顔で接すること
私は業務に対しての目標は無かったけど接客って笑顔で接することが1番大事だと思っていた。もちろんある意味下心もあったけど。笑顔でハキハキしてた方が何か迷惑かけた時にクレームにならずやんわり許して貰えていた。それを知ったから。
自分を守るという意味もあるがもうひとつ意味がある。"このお店を利用してくれてありがとう、気持ちよく帰って欲しい"と思うところはあって。

でも人って完璧じゃないからミスする時はある。そのミスで客を不機嫌にさせてしまうかもしれない(実際職場によってはミス多めだった)。その時の客のストレスを最小限に抑えるためにも笑顔でハキハキした接客が必要だと思っていた。
"このお店を利用してくれてありがとう、気持ちよく帰って欲しい"という自分の気持ちに近づけるために。

どう考えても、普段から接客態度悪かったり淡々と対応してる人のミスにはイラつきやすいと思う。でも、いつも明るく愛想良く接客してる人のミスには「たまにはこういうこともあるよね」って私なら許したくなっちゃう。
実際接客しててそんなところあったよなってそう感じてる。
子ども相手に笑顔対応なんて当たり前だし。

そうか、私は業務は淡々としていたが対人間ってところに目標はあったんだな。笑顔を大事にして頑張ってたわ確かに。

3.初めて目標を目指すよう明示されたが天と地の差

人と密に接する職から離れ、事務職に就いてみたけれど。

4ヶ月ほどで辞めた事務職Aは各業務毎に○分程度と時間設定があり、目標とされていた。私の業務時間はそれの倍かそれ以上かかっていて一向に近づけない。始めはこんなもんだと周りも優しかったが、3ヶ月経ったあたりからは「ちゃんと意識してる?」と言われるようになってしまった。マジで意識してそれなんだけど。

業務の流れの中でどうしても時間のかかる工程があってその工程がどうやったら時短できるか全く分からなかった。大声で言えないけど先輩らどこか端折ってます?って思うくらいに訳分からなかった。

目標値が遠すぎて到達見込みが無さすぎてやる気失ったよな…

4.やはり設定される目標値

今現在就いている事務職Bも各業務毎に目標が設定されている。これも時間。研修が終わってしばらくして実績確認できるところを教えてもらったが、倍以上かかっている…まあまだ1週間も経たないし。とか思ってたら同期が私と違って倍かかってない。は?ってなったけど今までの経験で私が人より遅いことは分かってるのだからこんなもんかと。

それから毎日その実績を見ていて驚いたことがある。のんびりだが、毎日時間が縮まっている。まだ1ヶ月経たないのにもしかしたら目標値に到達出来るかもしれないと初めて充実感というのか、達成感というのか。
そして今月2月に入って目標値に到達した。めちゃめちゃ嬉しくて、自分の頑張りを素直に褒めたくなった。

今回は前回の事務職Aがダメすぎて辛かったから、割と早めに対策を考えることが出来た。同じことになりたくなくて。もちろん到達は正直無理だと思っていたのだけれど。自分自身が人より作業が遅いなら、早くするためにはどうしたらいいか。「こうすれば少なくともこの時間は削れる」って思ったことはそれをすることで最初は時間がかかる。でもやり続けて慣れればグッと時短できるはず。それを信じて頑張った結果。

業務自体が全て1人でって訳では無いからどうしても目標値以内に終えられないこともあったりするけど、対応した業務全ての平均で見る目標値だから個々の差はありつつもって感じだけれど。もしかしたら今日は目標値届かないかもしれないし。
でも、1度到達出来たということはできないことでは無いということが証明されている。私はできる。

5.結局は職場環境?

今の職場は短期契約なのがもったいないと思うくらい、成長できてる自分を実感してる。まあその後新しいの習うと躓くかもしれないけど。

事務職AとBは何が違ったのだろう?事務職とまとめてるけど、業務は全く違う。それぞれへの向き不向きだろうか?

合間を見て面談することは事務職Aでよくあり驚き、こういう時間を持っていて良い職場なのかなという印象から頑張ろう!と思うことがあったのに、業務中段々と責められる事が増えてきてモチベーションは下がってしまっていた。怒鳴るに近い人がいたし。普通に怖い。できてないことを言われるけど、できてることは何も言ってくれないからできてるのかできてないのか毎日不安で。

それに対し事務職Bは面談の時に「見て、毎日早くなってるよわかる?凄くない?」と嬉しそうに楽しそうに?私の実績を提示しながら褒めてくれたし、ほんと素直にそれが嬉しかった。自分の結果も、管理職の接し方も。それで毎日楽しくて、職場が遠くても苦にならずに頑張れている。驚いたのが、私だけじゃなく全体で見ても目標に向けて頑張って欲しいということで時間があれば調整して練習時間も設けてくれてるとこだよな。事務職Aは研修終わったら時間あっても練習時間はもういらないって感じで言い返されたのに…

経験したことに偏りがあるしそれ故経験したことも少ないからこうだ!なんてことは言えないけど。やっぱり職場環境あっての目標なのかなって感じ。モチベーション大事。どん底に低い自己肯定感が上げられたのが嬉しい。みんなで目指していこう!という雰囲気が見て取れるこの職場は自己肯定感低いマイペースな私には合っているのかもしれない。


(*¨̮*)コモモの正体(*¨̮*)

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