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やる気のある人と仕事をするだけで恵まれている【読書感想文】

マンガでわかる!マッキンゼー式リーダー論の読書感想文。この本は、世話役の先輩から参考書としてお借りした。
転職して業務内容が若干かわったけど、早速リーダー的な役割を拝命した。なので、知識と経験が圧倒的に足りないので、それを配慮してくださったのだと思う。
本書の中でも特に「アクティブリスニング」というキーワードが重要と思ったけど、あえて他の内容を取り上げます。

「アウトプットイメージ作成アプローチ」でマイクロマネジメントはしないけど、アウトプットのイメージを共有しながら業務を進めていく。

これが心に響きました。それは、「仕事を丸投げしてもうまくいかない。」です。

①泳ぎを覚えるために水に放り込まれても、ほとんどの人が泳ぎを覚える前に溺れてしまう。

②そもそもプロジェクトに取り組む際に、上司と部下では情報量が違う、的な。

③「自分もそうやって仕事を丸投げされて育った。」かもしれないが、今生き残っている人は優れたごく一部の人で、多くの人が不必要に脱落したという視点が欠けている的な。
これには同意します。リーダー、課長になれるだけの能力のある人間が、俺も昔はそうだったと経験を話されても、、全員ができるわけじゃない。
もし昔それをさイヤイヤだったなら、「人にされてイヤなことはするなよ。」って思う(幼稚園とかでよく「人にされてイやなことはしない」って教えている気がする)。

昔、親戚のおじさんに「自分の乗り越えられるレベルの課題しか直面しない」って言ってたけど、それは嘘だと思ってた。だって乗り越えた人は今いるけど、乗り越えられなかった人は情報を発信できる立場にいないかもしれないし。それに、そのおじさんは銀行員だったけど、銀行って将来お金が返ってきて、銀行として儲かるかもって、”人間が”計算して貸してるわけで、それがお金を借りた人にとって乗り越えられる課題かどうかなんて関係がないと思う。

横道にそれたので、閑話休題。
この本では、最終的にチームのメンバーが全員やる気があって、それが見えるか見えないか、順を追ってシナリオが進んでいたけど、私が過去に経験した会社員には、仕事に興味もなくただ給料をもらいに来ているだけの人もいたので、その点、このシナリオみたいにメンバーが全員やる気がある人ばかりだったらそれは恵まれた環境だと思う。

「自分でやったほうが早い」症候群になったことがない。なぜなら、自分より能力が高い人たちに助けられて大学生時代も会社員も今まで乗り切ってきたから。自分がやるより他の人がやったほうが深いし、早いことのほうが多かった。これで私はこのまま社会人を続けていけるのだろうか、、、

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