なぜ左腕?

毎月10日ころに献血することにしているので今月は今日行ってきました。今回も血小板献血の要請を受けて承諾し、問診と血液検査をして特に問題がなかったのでそのまま採血することになりました。
その血液検査でのこと。検査担当の看護師さんが自分の両方の腕を見比べて

「あらぁ~、ずいぶんと(針を)刺した跡があるわねぇ~。しかも両方」

と、感嘆することしきり。データ表示をするタブレット画面に目線を移して「200回以上も(献血)してるのね・・・」と独り言をつぶやいて、針の跡の多さには納得した様子。
自分も「そりゃまあ、成分は両腕でやっていたこともありますからね」と疑問解決のために返事すると、看護師さんは

「今日はどちらにしようかしら・・・」

と、逆に困りだす展開になってしまいました。片方の腕だけで献血していれば悩まずに済んだのでしょう。
なので自分は「右腕からが回数は多いですよ。それも外側の血管」と答えると、看護師さんは自分の両方の肘の静脈部分を軽く押して「なるほど、そうね・・・」と妙に納得して

「じゃあ、今日は左でお願いします」

という結論になりました。
実際、左腕で採血するのは約一年ぶりでして、それだけブランクがあるとうまく採血できるか少し心配でした。特に、遠心分離機が“血が足りねえぞ、もっとよこせ”を意味する「キンコンキンコン」という音が出やしないかずっと気になっていましたが、今回は鳴らずに済んでホッとしています。
そんなわけで今月も献血は無事に終了しましたが、謎が一つだけ残っています。それは

看護師さんはなぜ左腕で採血することを選んだのか?

ということ。左腕と判断したときに訊いても良かったと思ったけれど、後の祭りです。本当の理由はわからないので、まあ適当に
『右腕と回数のバランスをとるため』
と思っておきます。献血の回数が多い人ならわかると思いますが、針を刺した部分の皮膚だけ硬くなっていますよね。右腕だけ硬くなっても良くないという判断だろうと、勝手に考えておきます。その理屈でいったら・・・

来月も左腕での採血になったりしてね(ニヤリ)。

(お読みいただきありがとうございました。内容に共感していただけたら心付もお願いします)

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