ランナーのストレングストレーニングの優先順位について
少し前までの私は、ランナーのパフォーマンス向上を目的とした場合のストレングストレーニングについて、優先して取り組むべきはバーベルやダンベルを中心した高強度の筋力トレーニングであって、それでパフォーマンス向上の恩恵が得られなくなったり、筋力がある程度高まった次の段階として、補足的にプライオメトリックトレーニングを追加導入していくと考えていました。
なお、プライオメトリックトレーニングとは、爆発的トレーニングの1つの具体的手段で、筋肉を伸ばした後に素早く収縮させる方法です。
具体的なトレーニング種目として、カウンタームーブメントジャンプ(垂直跳び)、リバウンドジャンプ、ドロップジャンプなどが挙げられます。
ただ、色々と論文を読み続けたり、ストレングス&コンディショニングコーチとして、競技ランナーや一般ランナーへのトレーニング指導やアドバイスを続ける中で、現在では若干見解が変わりました。
そもそも、なぜ「優先して取り組むべきはバーベルやダンベルを中心した高強度の筋力トレーニング」と考えていたのかと言うと・・・
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