「おいしいコーヒー」とは☕️①
コーヒーの「おいしい」には主観と客観があります。
一般的にはコーヒーなど食においての「おいしい」は主観的に語られることが多いです。
「あそこのラーメンはおいしい」「〇〇店は不味い」など、客観的に評価しているようで「私はおいしいと感じた」という意味で使われているのではないでしょうか?
特に嗜好品であり、多様化しているワインやコーヒーは実は自分の好みもわからなかったりします。
誤解を恐れず言うのであれば、日本人は味覚が優れている繊細な味わいもわかります。
しかし、SNSやメディアのイメージに左右されたり、自分の好みを理解していない場合があります。
例えば、コーヒーが苦手とい人がもう一度コーヒーを飲むことにチャレンジした時に「この味は好き」となって、「おいしいコーヒ」が好きになるケースがあります。
コーヒー業界で働いたことのある方なら、そのようなケースを多く見かけていることでしょう。
「酸味が苦手」と言う方でも、酸味が特徴的なケニアやエチオピアのコーヒーを試飲してもらうと「おいしい」と言ってもらえることも頻繁にあります。
コーヒーの香気成分は800種類以上とワインよりも多いと言われています。
(もちろん800種類全て人間が認識できるわけではありません。)
そんな中で一言で「酸味」と言っても実は多くの種類が存在します。
「酸っぱいコーヒー」は大多数の人々が嫌いです。
しかし、甘さを伴ったストロベリーやマンダリン、ピーチの酸味は多くの方に受け入れられて「おいしい」と言ってもらえます。
コーヒー業界でもここ10年くらいで「フルーティ」という言葉を使うコーヒーショップも増えてます。
「おいしいコーヒー」の酸味はお酢のようなビネガーな酸味ではなく、フルーツのような甘さのともなった綺麗な酸味ということです。
苦いコーヒーが苦手な方や酸っぱいコーヒーにしか出会ったことのない方には、是非今までとはひと味違う「おいしいコーヒー」を見つけてみてください。
コーヒー専門店が多様化している今だからこそ、好みのコーヒーがきっと見つかるでしょう。
みなさんそれぞれに合ったコーヒーの提案もしてますので、気になる方は気軽にご連絡ください◎