【10月22日OPEN】フェリシモ チョコレート ミュージアム~内覧会レポート~
チョコレートやカカオの可能性を、アートやカルチャーの側面から発信するミュージアムが神戸に誕生!一足お先にレポートします。
みなさまこんにちは。ミュージアム部mitu.です。フェリシモでは本社2階(兵庫県神戸市中央区)に、チョコレートパッケージをメインコレクションとしたミュージアム「felissimo chocolate museum[フェリシモ チョコレート ミュージアム]」を2021年10月22日に開館します。先日行われた内覧会に、ミュージアム部員も潜入してきましたので、一足早く館内をご紹介いたします♪
テーマごとに分けられた8つのエリア
フェリシモ チョコレート ミュージアムは、館内が8つのエリアに分かれています。
①prelude ②creative walk ③art square ④imagination picnic ⑤symphonic forest ⑥island gallery ⑦magic spells ⑧museum holic
広さ400平米の館内を、各エリアごとに巡ります。
①prelude[プレリュード]
ミュージアムの序章となるコーナー。ここから始まるチョコレートの世界へとみなさまを誘うべく、日常からスイッチを切り替えるインスタレーションがお出迎え。アーティスト木村浩一郎氏制作のオブジェとカカオハスク(カカオ豆の種皮)がコラボレーションした作品。
こちらはぜひ「体感」していただきたいので、あえて写真はちらっと見せ。空間に入ったとたんに包まれる感覚に、期待が高まります。
茶室の躙り口のように少し低い入り口をくぐり抜けると、続くのが第二のスぺース。
②creative walk[クリエイティブ ウォーク]
両サイドにディスプレイが続く、ろう下のような空間にて常設展を開催。フェリシモ チョコレート ミュージアムが所蔵するパッケージの中から、テーマを設けた展示を行います。
開館時の常設展
「想いから生まれるパッケージデザイン
ー 小山進 クリエイションの軌跡 ー 」
2021.10.22 [FRI.] − 2022.3.21 [MON.]
世界的なコンクールにおいて数々の受賞に輝く PATISSIER eS KOYAMA [パティシエ エス コヤマ]のオーナーシェフ小山進氏が、これまで世に送り出してきたチョコレートのパッケージを紹介。ショコラティエとして世界中から注目を浴びている小山氏が、それを包む中身と同じくらい、重要な存在としてこだわり続けてきたパッケージを年代順に展示。小山進氏のクリエイションの軌跡を見ることができます。
③art square[アート スクエア]
ろう下を抜けると、ひとつめの企画展コーナー。チョコレートやそのルーツであるカカオと、さまざまなジャンルのアートとのコラボレーションを軸にした企画展を開催。「ミュージアムから未来へのメッセージを伝える企画」がコンセプト。
開館時の企画展
「AMAI ー Valerio Berruti の世界 ー 」
2021.10.22 [FRI.] − 2022.9.23 [FRI.]
現代美術家、ヴァレリオ・ベッルーティ氏の、チョコレートをテーマにした新作展。カカオ豆を輸送する際に利用される袋の素材「ジュート」をキャンバスにフレスコ画を長年描いてきたベッルーティ氏。今回の企画展では、ジュートに加え、チョコレートを包むアルミニウムペーパーに描かれた新しい作品が登場します! タイトルの「AMAI」は、日本語の「甘い」とイタリア語の「愛おしい」を意味するダブルミーニングの単語です。自身の子どもたちを被写体とし、チョコレートも子どもたちも【甘く、愛おしいもの】であることを表現した作品です。
④imagination picnic
[イマジネーション ピクニック]
ライブラリーやスライドショーを通じてチョコレートの情報に触れられるコーナー。外光が差し込む、ちょっとしたくつろぎスペースになっています。
壁に展示された巨大チョコレートは、まさに映えスポット!
会場でアテンド中のチョコレートバイヤーみりさんをパシャリ★ みなさまもお越しの際は、ぜひこちらで写真撮影をしてください。今後はこのスペースでのワークショップやセミナーなどを計画中とのこと! 楽しみです。
⑤symphonic forest[シンフォニック フォレスト]
館所蔵のパッケージを保管しているコーナー。開館にあたり、国内外のショコラティエおよびチョコレート関係者さま、フェリシモのお取引先企業さま、そして一般のコレクターの方々のご協力により集まった、約500ブランド・1万2000個以上のパッケージたち。収蔵庫がショーケースのようになっているので、来館者のみなさまにもご覧いただけます。
四方の壁が天井まで展示ケースになった空間は圧巻! 数々のチョコレートパッケージたちの中には、初めて見るものから、おなじみのものまで。ケースをひとつずつ丹念に見ていくと時間が経つのはあっという間……!(私、ここに滞在している時間が最も長くなりました!)
みなさまもきっと、懐かしいパッケージとの再会や、お気に入りのパッケージの発見があるのではないでしょうか?
フェリシモ チョコレート ミュージアムでは、今後も引き続きパッケージを収集。お手持ちのパッケージのある方は、ぜひ寄贈をお願いします。あなたのパッケージをミュージアムの展示ケースに並べませんか?
寄贈に関する詳しい情報はこちら
⑥island gallery[アイランド ギャラリー]
ふたつめの企画展コーナー。チョコレートにまつわるブランドやショコラティエの方々の独創性や革新性、今世紀に入り解き明かされつつあるチョコレートやカカオの効能など、「現在進行形のチョコレート(カカオ)の世界の紹介」がコンセプト。
開館時の企画展
「The flow of sweet time ー FRANCK MULLER 至福の時 ー 」
2021.10.22 [FRI.] − 2022.3.21 [MON.]
世界的な機械式腕時計の作り手、フランク ミュラーが、日常の時間の過ごし方のひとつとしてスイーツを愛でる時間や豊かな時を楽しむ空間を提案。素材や製法にこだわったチョコレート菓子の数々は、時計づくりの本質に則って、日本文化への理解や自分自身の人生を大切に生きるという理念から誕生しましたそうです。あなたにとって“しあわせな時”“至福の時”とは、どのような『時』かを問いかける展示です。
⑦magic spells[マジック スペルス]
そして展示室の最後は、歴史や文学作品に登場するチョコレートにまつわる言葉、チョコレートづくりに携わる方々・チョコレートを愛する方々からのメッセージを紹介するコーナー。
今回、私が好きだった言葉がこちら……
ミュージアムの歴史とともに少しずつ増えていくとのことなので、今後もどのような言葉やメッセージが追加されていくのか楽しみです。
⑧museum holic[ミュージアム ホリック]
展示を堪能した後に迎えてくれるのがミュージアムショップ。展覧会に関連した限定グッズや図録など、ここでしか入手できないものもたくさん! グッズについては、次回noteにてご紹介したいと思います。
開館記念価格で予約受付中!
ご入場はウェブでの事前予約制。1ヵ月前から、購入・予約が可能です。2022年3月21日分までは開館記念価格でお申し込みいただけます。
事前予約とチケット購入はこちらから
チョコレートを愛する人たちと創るミュージアム
フェリシモでは1996年より「幸福のチョコレート」の活動を通じて、食べる人も、作る人も、贈る人も、笑顔にするチョコレートの力を感じてきました。そして、ショコラティエの情熱とクリエイティビティはパッケージにも表現されていることを目の当たりにしてきました。
フェリシモ チョコレート ミュージアムは、この文化ともいえるチョコレートの魅力を、チョコレートを愛するみなさまと一緒に創っていくミュージアムです。
自由に移動ができるようになった際には、フェリシモ チョコレート ミュージアムにぜひお越しください。
2021年10月22日開館
felissimo chocolate museum[フェリシモ チョコレート ミュージアム]
〒650-0041 兵庫県神戸市中央区新港町7番1号(フェリシモ本社ビル2F)
開館時間:月~土曜 11:00~20:00 日曜 11:00~18:00(入館は閉館30分前)
休館日:月曜日(祝休日の場合は翌日)、年末年始、
展示替えのため休館(3月末、9月末)
※最新情報は公式HPをご確認ください。
ミュージアムグッズについてはこちらの記事でご紹介!
フェリシモにはの幸福チョコ部という部活もあるんです♪
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