![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/103447500/rectangle_large_type_2_9fa10dc7288e66ba4ef419634c23ae7f.jpeg?width=1200)
白く美しい帆船日本丸と航海へ! #暮らしの中で船旅気分①
多くの船乗りを育て、現在は横浜で現役当時の姿で保存・公開されている、 「帆船日本丸」とミュージアム部がコラボしました!
みなさまこんにちは。ミュージアム部 mitu.です。
突然ですが、船はお好きですか? 私たちのオフィスは海のすぐ近くにあり、出勤途中でも、オフィスの窓からも、毎日多くの船を見ることができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1679125534785-EmSj76mkYj.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1679128098518-je2cikMM5s.jpg?width=1200)
大きな船から小さな船、貨物船や客船、タグボートや漁船など、それぞれの役割にあわせた違いがあって、見ていて飽きません。かねてよりこの船たちの機能美に、素敵だなと思っていた私なのですが、今回のコラボ企画をきっかけに、船の中でも「帆船」の魅力に目覚めましたので、ご紹介させてください!
古くは古代エジプト・ナイル川!?
「帆船(はんせん、ほぶね)」とは、帆(セイル)に風を受けて推進力とする船のことを差します。その歴史は古く、紀元前3000年ごろの古代エジプトで、帆を付けた船がナイル川を走っていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1679128153149-8sCqv3kvVV.jpg?width=1200)
その後、世界各地のさまざまな国や地方で帆船が進化。15世紀に入り、ヨーロッパ人がアフリカ・アジア・アメリカ大陸への航海を行った、いわゆる「大航海時代」が到来すると、 国際貿易や海戦で帆船が大活躍しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1679136100456-SJMkwlxV2v.jpg?width=1200)
帆船が大きく複雑な構造に進化した18世紀半ば~19世紀初頭の時期は、「帆船の黄金期(Golden Age of Sail)」と呼ばれています。
衰退から新たな役割へ
しかしながら、20世紀初頭のころから、蒸気の持つ熱エネルギーを推進力とする「蒸気船・汽船」に、その活躍の場を奪われてしまいます。大型帆船の建造はなくなり、さらに、第一次・第二次世界大戦により、次々とその姿を消してしまいました……。
![](https://assets.st-note.com/img/1680343112337-u0L4yIfQvi.jpg?width=1200)
現在は、実用船として一般的ではなくなった帆船ですが、活躍している役割があります! それが船乗りを育てるための「練習船」です。
帆船は、自然の力と人の力を最大限に利用して運航するので、この実習を通して、安全に運航する海事技術の基本要素を体得。さらに、厳しい気象・海象条件のもとでの作業を通じて、船員として必要な資質「シーマンシップ:慣海性、注意力、決断力、積極性、実践力、忍耐力、協調性」を養う場所としてぴったりなのです!
![](https://assets.st-note.com/img/1679137152426-p01Joigjem.jpg?width=1200)
「独立行政法人 海技教育機構」
白く美しい練習船・帆船日本丸
そして、現在は引退するも、現役当時の姿を保存・公開している練習船があります。それが、今回コラボする「帆船日本丸(初代)」です!
![](https://assets.st-note.com/img/1679123903422-KSmGYcQEKR.jpg?width=1200)
帆船日本丸(初代)
1930(昭和5)年に神戸の川崎造船所で建造された船員を養成する国の練習帆船。1984(昭和59)年に引退するまでの54年間に、太平洋を中心に練習航海し、約11,500名の実習生を育成。現役期間の航海距離は、地球45.5周分(のべ183万km)に相当します。1984(昭和59)年、横浜市に移管され、翌年から旧横浜船渠第一号ドッグに係留、一般公開を開始。2017(平成29)年9月15日、国の重要文化財に指定されています。
まずは「太平洋の白鳥」と呼ばれた、現役時代の美しい姿をご覧ください!
![](https://assets.st-note.com/img/1679124117884-d9eSm67hcH.jpg?width=1200)
この美しい帆が、ただの装飾ではなく、風を受けて走行するための計算しつくされた形と配置であるということが、なんともたまりません!
![](https://assets.st-note.com/img/1679123965444-TPG3zrncPg.jpg?width=1200)
二代目 帆船日本丸に役目を譲り、引退した初代 帆船日本丸は、現在、横浜の地で保存・船内を一般公開しています。ほぼ現役当時の船内を見学することができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1679657686797-ukMIKvTdMJ.jpg?width=1200)
甲板上では、マストやたくさんのロープ類、船内では大海原を航海していたころの訓練の様子や帆船日本丸のあゆみを、写真や船具、音声解説などで紹介。帆船日本丸の活躍を知ることができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1679643303544-itkItUpkF1.jpg?width=1200)
帆船日本丸・横浜みなと博物館
横浜市西区みなとみらい2-1-1
開館時間 10:00〜17:00(入館は16:30まで)
※帆船日本丸が帆を広げる「展帆日」は9:30開館となります。
休館日 月曜日(祝日の場合は開館、翌平日休館)
※ただし、2023 年5月1日(月)・8月14日(月)は特別開館
年末年始 2023年12月29日(金)~2024年1月3日(水)
その他メンテナンス日は決まり次第公式HPにて発表されます。
★最新情報は公式HPをご覧ください。
この美しい姿を再び航海へ!
しかし、帆船日本丸の美しさとともにその活躍を知るにつれて、私の中でひとつの気持ちが芽生えたのです。現役時代、地球45.5周分も航海したという帆船日本丸……だけど、もう出航することはないのかしら……なんだか淋しい。嗚呼、帆船日本丸が帆走する景色をこの目で見たかった!!!
そこで、今回企画したのが「航海へ出よう!アクリルミラーチャーム」です。かわいい見た目ながら、帆の数やマストの配色など、監修いただき表現しています!
![](https://assets.st-note.com/img/1679132607342-jIcWzdqmmn.jpg?width=1200)
*ボトルシップ……瓶の中に船の模型を入れた工芸品。時間を持て余した船乗りが、飲み終わった酒瓶と船内にある材料だけでつくったのが始まりと言われています。
そして、ここからがお楽しみ! お出かけ先で素敵な風景に出会ったら、帆船日本丸がプリントされた方のアクリルプレートをスライド!
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/101050524/picture_pc_8d69df219be45c814bfc16b71b923181.gif?width=1200)
風景の中に帆船日本丸を差し込んで……
![](https://assets.st-note.com/img/1679132718223-ox6hmCHWwp.jpg?width=1200)
撮影!
![](https://assets.st-note.com/img/1679132655980-LeiBmt6iov.jpg?width=1200)
▼
▼
![](https://assets.st-note.com/img/1679133484128-U4mZQk0EF6.jpg?width=1200)
あなたの景色の中を帆船日本丸が航海します♪
早速、私たちのいる神戸にも帆船日本丸を航海させてみました! 神戸は帆船日本丸が建造された地なので、言わばこれは……里帰り!
![](https://assets.st-note.com/img/1679133176868-HVefTu1eAW.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1679133188403-Xprv5FNTfF.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1679133198114-VqHBjvxYkY.jpg?width=1200)
全国・世界各地のみなさまにも、ぜひ、いろんな場所での撮影を楽しんでいただきたい!
さらに、アクリルプレートの下は、アクリルミラーになっているので、お出かけ先えの身だしなみチェックにもピッタリ。
![](https://assets.st-note.com/img/1679132779391-whM6hASqOu.jpg?width=1200)
ぜひ、あなたのお出かけに一緒に連れて行ってくださいね♪
![](https://assets.st-note.com/img/1679132821577-Arm4Tr7QMw.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1679133084203-hssGz2U5Xb.jpg?width=1200)
(英文ストーリーの日本語訳は、商品とセットの情報カードでご確認いただけます。)
![](https://assets.st-note.com/img/1679132889886-CjKAoOKxmz.jpg?width=1200)
帆船日本丸・横浜みなと博物館×ミュージアム部
航海へ出よう! アクリルミラーチャーム
1個 ¥1,300(+10% ¥1,430)
さらに、今回のミラーチャームとあわせて、暮らしの中で船旅気分を盛り上げるアイテムを同時発売! ぜひ、あわせてチェックください♪
横浜みなと博物館・ミュージアムショップでも発売!
今回のコラボ企画「航海へ出よう! アクリルミラーチャーム」と、同時発売の船旅気分を盛り上げる新商品たちは、横浜みなと博物館のミュージアムショップでも販売中です。
※カレーボウルのお取り扱いは終了しました(2024/2/16 追記)
![](https://assets.st-note.com/img/1679131087739-dZiaFvy1KD.jpg)
![](https://assets.st-note.com/img/1679131130891-2429MnOrrZ.jpg)
ぜひ、帆船日本丸・横浜みなと博物館とともに、グッズをお楽しみいただきたいと思っております。
さらに、訪問される際のおすすめは、普段たたまれている帆を広げる「展帆日」。 今年のゴールデンウィークは、4月30日(日)・5月7日(日)に予定されておりますので、ぜひ帆を広げた帆船日本丸の美しい姿を、生でご覧いただきたい!(※悪天候の場合は、中止や時間変更となることがあります。)
![](https://assets.st-note.com/img/1679131877055-Nj1OGmt7gY.jpg)
展帆日スケジュールや作業時間などの詳しい情報は、公式HPでご確認ください。
![](https://assets.st-note.com/img/1679133943252-VPRl7PnyTJ.jpg)
帆船日本丸・横浜みなと博物館
横浜市西区みなとみらい2-1-1
開館時間 10:00〜17:00(入館は16:30まで)
※帆船日本丸が帆を広げる「展帆日」は9:30開館となります。
休館日 月曜日(祝日の場合は開館、翌平日休館)
※ただし、2023 年5月1日(月)・8月14日(月)は特別開館
年末年始 2023年12月29日(金)~2024年1月3日(水)
その他メンテナンス日は決まり次第公式HPにて発表されます。
★最新情報は公式HPをご覧ください。
ミュージアム部のこれまでのコラボ企画はこちら
ミュージアム部のグッズをまとめて見るならこちら
ミュージアム部SNSでは
グッズ情報や部員注目のアート情報を発信中!