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【速報】太田記念美術館とのコラボ新作を「浮世絵動物園」にて発売決定!
やっぱり浮世絵って面白い! 浮世絵のユニークな登場人物・動物が暮らしを楽しくするアイテムが新登場します。【太田記念美術館コラボレーション】
みなさまこんにちは、ミュージアム部mitu.です。昨年秋に発売いたしました「太田記念美術館×ミュージアム部」のコラボから生まれたシリーズはお楽しみいただけているでしょうか?
\まだご存じない方はこちらをどうぞ/
今回は、こちらに続く新アイテムの発売が決定しましたので、どこよりも早く、ご紹介させていただきます!
それがこちら! 「ダイカットステッカー」!
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浮世絵の中の登場人物・動物が、ステッカーになって飛び出しました!
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太田記念美術館×ミュージアム部
浮世絵の世界を楽しむダイカットステッカー〈歌川芳藤〉の会
月1セット ¥1,000円(税込み¥1,100)
※太田記念美術館 受付にて、発売開始しました!(8/26 追記)
※フェリシモウェブサイトでも発売開始しました!(10/20 追記)
浮世絵の中で生きる彼らにスポットを!
かねてから浮世絵の中でいきいきと動き回る、人物・動物たちが気になって仕方がなかった私。特に、複数の登場人物(動物)が描かれている場合は、観ていくほどに、「あんな所にこんな人が!」や「この表情がたまらない!」など、たくさんの発見があって、絵の前から離れられません(笑)
今回コラボをご一緒する太田記念美術館のnoteでは、ひとつの作品を細部にわってご紹介されています。これまで観たことのある作品にも、新たな一面を知ることができ、私も愛読しています♪
そこで、今回のコラボレーションでは、浮世絵の中で生き生きと動き回る人物・動物たちにスポットを当てて、ダイカットステッカーにしました。特に、意外と見逃されているかも?という部分にも光を当てて、発見の喜びをお届けしたいと思っています。
選出テーマは「歌川芳藤×擬人化された動物たち」
太田記念美術館の膨大なコレクションの中から、ダイカットシール化する作品を選び出す際に決めたテーマが「歌川芳藤×擬人化された動物たち」。
歌川国芳の門人であり、江戸時代から明治にかけて活躍した浮世絵師【歌川芳藤】。「美人絵」や「武者絵」なども描きましたが、疱瘡よけのまじない用として描かれた「はしか絵」や子ども向きの「玩具絵」なども数多く描いています。
超スター絵師★というわけではなかったようですが、大衆の暮らしによりそう作品を、丁寧な筆でたくさん残しています。
そんな芳藤の作品の中から、今回は"ウサギ・猫・鳥を擬人化”して描いた3つの作品をピックアップ。まるで人間であるかのように振舞う動物たちの様子は、観ていると楽しい気持ちになってきます。そんな彼らが、現代の暮らしの中に登場したら、きっと素敵!そんな思いで選びました。
それでは、それぞれの作品とともにステッカーをご紹介していきましょう。
「兎の相撲」
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明治6年(1873)3月 大判錦絵三枚続 太田記念美術館蔵
ひとつの土俵の中で、3組のうさぎが相撲を取り、その様子を土俵の周囲から見守るうさぎの力士たち。行司や勝負審判、呼出などの役割もうさぎで描かれた一枚。
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目つき鋭い取り組み中のうさぎたちだけでなく、観戦中のうさぎたちも選びました。腕を組んで見守るもの、笑っているかのようなもの、それぞれに表情があります。またそれぞれのうさぎの毛並みの違いにもご注目。
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余白には、うさぎの特徴などから付けれられた「四股名」を入れてます。
「しん板猫のたわむれ踊のをさらゐ」
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明治1~10年(1868~78)頃 大判錦絵 太田記念美術館蔵
こちらは「玩具絵」と呼ばれる子ども向けの浮世絵。松魚亭という料理屋の2階の舞台で、子猫たちが日ごろのお稽古の成果を発表中です。玩具絵では、子どもにとってなじみのある場面を題材とした作品が描かれました。
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外から訪れる猫、1階でお食事をする猫、そして2階で踊る猫。ひとつの絵の中に登場する、さまざまな場面を選びました。猫たちの着物コーデも見ていただきたい一枚です。
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余白には、料亭の看板やちらし、絵の中に書き込まれた台詞を配置しています。
「廓通色々青楼全盛」
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慶応3年(1867)6月 大判錦絵三枚続 太田記念美術館蔵
喧嘩する烏と鷺を中心に、取り押さえようとする鳥や、あおる鳥、周囲から見守る鳥と人など遊郭の中の様子を描いた作品。遊女などは人間で描かれた、鳥と人が入り混じる不思議な世界を観ることができます。
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今回の3作品の中で唯一の人間が登場するこちら。さらに擬人化した鳥たちも、手足は人間。しかも、たくましい筋肉に彫物まで! 躍動感あふれる動きとともにご覧ください。
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余白には、「鳥もち(太鼓持ち)」「みとり(見取り」「つまをとり(褄=着物の裾 を取り)」と、絵の中で人間たちに付けられた「鳥」にまつわる名前をご紹介。
再はく離タイプの粘着剤でお家のあちこちに!
そして今回作品の選出とともに、こだわったポイントが "再はく離タイプ” の粘着剤の使用です! 再はく離タイプというのは、一度貼った後、はがせる粘着剤ことを差しています。
「見ているだけで楽しい浮世絵の中の彼らを、暮らしの中のあちこちに登場させたい!」そんな思いで作ったステッカーなので、"賃貸の壁に貼っても怒れられない”仕様がテーマでした。
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こんな風に壁に貼っても大丈夫! きれいにはがすことができるんです!
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また、塗装の一部がはがれるおそれがありますのでていねいにはがしてください。
遠い子どものころ、タンスに大量のシールを貼って怒られた記憶……そして実家に今も残るシールの跡・苦笑。こちらのステッカーならば、タンスに貼ることも夢じゃない……かも!? 手帳や携帯など、持ち歩くものに貼るのもおすすめです。ふとした瞬間に彼らを見て、そのコミカルさに癒されること間違いなし!
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暮らしの中のあちこちに、浮世絵の中から飛び出した彼らを登場させてお楽しみください ♪
太田記念美術館×ミュージアム部
浮世絵の世界を楽しむダイカットステッカー〈歌川芳藤〉
月1セット ¥1,000円(税込み¥1,100)
※太田記念美術館 受付にて、発売開始しました!(8/26 追記)
※フェリシモウェブサイトでも発売開始しました!(10/20 追記)
太田記念美術館で先行発売!
こちらダイカットシールは、太田記念美術館の受付にて発売予定です。
※太田記念美術館 受付にて、発売開始しました!(8/26 追記)
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また、美術館で開催中の「浮世絵動物園」では、8月28日(日)までの前期展示で「兎の相撲」が、9月2日から9月25日までの後期展示では「しん板猫のたわむれ踊のをさらゐ」「廓通色々青楼全盛」が展示されます。こちらのステッカーの元となった作品を観れるチャンス!
ご都合の許される方は、ぜひ会場で作品をご覧の上、ステッカーをお楽しみください♪
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太田記念美術館
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前1-10-10
開館時間:午前10時30分~午後5時30分(入館は午後5時まで)
「浮世絵動物園」
2022年7月30日(土)~9月25日(日)
前期 7月30日(土)~8月28日(日)
後期 9月2日(金)~9月25日(日)
※休館日:8月1、8、15、22、29~31、9月1、5、12、20日
※前後期で全点展示替え
★最新情報は公式HPをご覧ください。
今回ステッカーとなった作品について
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