「日本語の[いいえ]がもつ言葉の価値」FM大関シニアマネージャー Vol.119
FMグループ社内報Vol.119【投稿者:大関シニアマネージャー】
入院中、看護師さんがバイタルの確認に来てくれて、ありがとうございましたと行って去る。私もありがとうございましたと答える。看護師さんは『はい』と答える
本当はそこ『いいえ』と答えるのだよと心でつぶやく。
言葉は時代と共に変わるとは言いますが、私はこの『いいえ』の言葉の価値を知っている自分が誇らしく思います。
正しくは『いいえどういたしまして』で、日本人の謙虚さと、相手を思いやる気持ちの現れだと思います。
さて、皆さんは当たり前のことを当たり前に出来ていますか?
仕事とは関係ないような話ですが、本社では小さな紙くずが落ちていても5分とそこに落ちていることはありません。必ず誰かが気付いて拾います。
トイレの洗面台も、水の雫でびしょびしょになっていることは、ほぼ有りません。たまに知らない方が、トイレを使って濡れたままにされることが有りますが、必ず誰かが拭いて出ます。
私がFMに来た頃はまだ入る度に拭いていましたが、今ではほぼ濡れたままのことはなくなりました。誰かがではなく、私が…という意識を持ちましょう。
傘を柄の部分を前にして持つと、歩く時自然と振るため、見えない後ろに横から子供や車椅子の方が来たとき、とても危ないことになります。柄の部分を後ろに持ってください。
電話を受けてそのまま伝えるだけになっていませんか?
相手が何を意図して、電話をくれたのかどう対応すべきかを考え、行動していますか?ちゃんと正しく伝わったか、確認していますか?
当たり前のこととは、そんなことです。
ただ伝えることしか出来ないなら、あなたは頑張って仕事をしているとは言えないのです。自分のことはいくらでも考える時間はありますが、あなた以外の人のことを考えて行動しましょう。
当たり前のことを出来ない方が、仕事で結果を出すことが出来るはずがありません。
※各記事内の引用や紹介等、著作権の侵害や問題等がございましたら弊社問合せ窓口までご連絡をお願い致します。速やかに削除、引用元の記載等の対応をさせていただきます。
https://f-members.co.jp/contact.php