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#23 タイミングを合わせる〜子育て・人材育成の極意 〜

人材育成コンサルになりたい、在宅ユースワーカーの福井です。

このチャンネルでは、新卒で教育系NPOに10年勤め、妻の単身赴任を機に5歳と2歳の子どもたちとの父子家庭生活をおくりながら、人材育成コンサルタントになるまでの、日々の仕事や日常での気づきについてお届けするチャンネルです。

さて今日は、「タイミングを合わせる〜子育て・人材育成の極意 〜」というテーマでお届けしていきます。


◯自分の状態をよくする努力を続ける

今朝、子供たちを保育園に送って行って、妻も東京のほうにまた戻りました。週末みたいな平日を過ごしていたので、今日は何曜日かあんまりよくわからない感じで過ごしております。

お昼前後に少し時間のゆとりがあったので、ちょっとドライブがてら車を走らせて、ランチを食べに行きました。

家にいると、基本的には仕事をしたり、キャリアコンサルタントの資格取得に向けて勉強したりすることがどうしても多くなるので、気づけばテキストを見たり、モニターを見ていたりすることが多くなる日常です。

最近はこのブログを散歩しながら書いているのも、ちょっとした気分転換や遠くの景色を見たりして、リフレッシュして仕事に向かうためです。

ドイツ人のすごい働き方っていう本を最近読みました。その話もまたしたいなと思っております。

◯1年待ち続けた瞬間は急にやってくる

昨日、娘がお風呂上がりに「オムツはかない」「パンツはくの。」って急に言い始めたんですよね。

今月でちょうど2歳半になるんですけど、なんだかんだでちょうど1年位前からトレーニングパンツというものを履いて、排泄の自立、要するにトイレで用を足せるようにする練習をずっとやっています。

おむつはとにかくいまって給水力が高いので、慣れちゃうとなかなか不快な感じがないみたいです。なので、日中はトレーニングパンツを履いて過ごすってことを1年前位から保育園でやってくれてます。

パンツに出てしまうと交換しないと気持ち悪い感覚があるので、そうやって徐々に自立させていくんです。

保育園では排泄が成功したという話を聞いていたのですが、家では「どうする?」って聞いても、なかなか行かないんですよね。

「啐啄の機」という言葉、ご存知でしょうか?親鳥が卵の雛を返す際のタイミングについて表現した言葉です。

ひなが卵からかえるときっていうのは、ひなが内側から、殻を破ろうとしてつつくんです。同時に、親鳥が外側から殻をつつく、そのタイミングが合わないと無事にかえることができないんです。

内側からひなだけが殻を突いても殻を破ることができないし、外側から親だけがついても、中にいるひなは死んでしまうと言われています。

両者のタイミングがあったときにだけ、生まれることができます。

卵の中の雛を育てる親鳥は、ひなが自分で外に出ようとする、そのタイミングを待たなきゃいけないし、その合図に答える準備をしておく必要があります。

これって子育てや人材育成においても同じだと言われています。

まさしく、親としてずっと待ち続けた一言が昨日娘から出てきたんです。

僕と妻の答えはもちろん、「おー、いいね。」です。「じゃあ、パンツはいて寝てみようか」と返しました。

寝る前にトイレに行き、朝起きてトイレに行き、保育園に登園していきました。

子どもの成長する力ってすごいな。って思います。親がなんでもしてあげなくても、自分で成長するタイミングを自分で認識して、表現する。

親にできることは、「そのときを待つ」ということなんだと思います。そのことを今回、娘から教えてもらいました。

◯人生で大切なことってだいたい「わかっていてもできないこと」である

「見守ったほうがいい」とわかっていても、待てずに先に言葉をかけてしまって、無理な挑戦をさせてしまうことになってしまったり。

反対に、ほんとは助けてほしい、応援してほしいタイミングでそのことに気づいてあげられないことによって、「自分にはできない」、そんな風に自信をなくしてあきらめてしまったり。

自分を振り返っても、そんなことばかりだな〜と思います。

いま一度、啐啄の機を逃さない、そんなことを意識しながら、子育てや部下の育成について立ち止まって考えてみてはいかがでしょうか。

そんなわけで今日は、「タイミングを合わせる〜子育て・人材育成の極意 〜」というテーマでお届けしました。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
では、また次回お会いしましょう!

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福井 邦晃/在宅主夫マネージャー
おいしいお酒を飲んで、ニヤニヤしながらまた今日も生きていきたいです!