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#31 感情をもとに、条件を言語化しておくことの意義

人材育成コンサルになりたい、在宅ユースワーカーの福井です。

このチャンネルでは、新卒で教育系NPOに10年勤め、妻の単身赴任を機に5歳と2歳の子どもたちとの父子家庭生活をおくりながら、人材育成コンサルタントになるまでの、日々の仕事や日常での気づきについてお届けするチャンネルです。

さて今日は、「感情をもとに、条件を言語化しておくことの意義」というテーマでお届けします。


◯150日目のラジオ・ブログです!

たぶん今日で、150回目のラジオ、ブログになります。毎日発信するようになって、5ヶ月ぐらいかな?なんだかんだで続けられています。

いつも聞いたり読んだりしてくださっている方、たまに覗いてくれている方もほんとにありがとうございます。

今日・明日・明後日はいろんな周りの人の手が借りられる3日間をいただくことができるので、普段あんまりいけない、会食が続く予定です。
ご一緒して、時間を割いていただけるみなさんにはほんとに感謝です。

5年半前に長男が産まれて、子育てが始まってからの1番の変化は、飲み会に気軽にいけなくなったことだと思います。この直近の2ヶ月はさらに行くのが厳しくなったので、せっかくお誘いいただいたとしても、日程がピンポイントになってしまうのが難しいところです。

◯直接会って話をすることの意義

普段からお金を払って本やコンテンツ、新聞などの情報を買っていますが、自分が選ぶコンテンツって基本的には「自分の興味あること」の範囲内のことが多いです。

こうして人と会わせていただく機会では、「お互いの近況」の話をすることになると思うんですけど、それがめちゃくちゃいいな。って思っています。

近況というと、「さいきんの出来事」みたいなことにフォーカスが当たってしまいがちですが、出来事の話を聞きながら、そこにはその相手のさいきんの「関心事」が隠れているわけです。

出来事の説明には、その相手の方の見方、言い換えると、「解釈した視点」みたいなことが含まれています。それを知ることで、「どうしてそういう解釈をしたのか?」ということを考えるきっかけを得ることができます。

そうすると、相手の方がどんなことに関心を寄せていて、「どんな価値観を軸にさいきんを過ごしているのか」ということが見えてきます。

そこで展開される話というのは、普段の自分が意識的にインプットされることとはちがう角度からやってくるので、思わぬテーマや言葉、キーワードと出会うことができるわけなんですよね。

その関心事がちがうかったらおもしろいですし、同じだったら同じだったで、盛り上がったり深まったりするきっかけになります。ちがうはちがうけど、少し似たようなことや同じようなことを考えていました。なんて展開もあります。

自分の中での「会食」の意味づけということでいうと、そういうことを念頭におきながら、そこで繰り広げられる会話を楽しむようにしています。

ある種、そういうさいきんのそれぞれの関心事が語られる場というのが、自分が好きな社交の場にある条件のようなものです。

逆にいうと、それが感じられない社交の場は自分自身があまり楽しめなかったり、進んで参加したいと思わない場だったりします。

あまり大人数での場というのはどうしても苦手で、そういう場には極力参加しないように心がけていたりします。

◯自分の感情を条件に変換しておく!

そんなこといちいち考えず、楽しみたい!という人がいらっしゃったらそれはごもっともな意見だと思っていますので、抽象化すると、「自分の感情を条件に変換しておく」というのは、飲み会・会食の話に限らず重要なことだと思っています。

なぜなら、有意義な人生を過ごせるポイントがそこにあるからです。
人生において有意義な選択をするためのコツを3ステップでご紹介していきます。

1.感情の自覚

自分にとってどういう会食の場を有意義と感じるのか、という話ですが、これまでの経験で「たのしいな!」って思う時間・空間も、「ちょっと退屈だな」って思う時間・空間・場みたいなこともあったわけなんですよね。

この「楽しい」とか「退屈」っていうのは、感情ですよね。まずはこの感情を自覚することが必要です。比較的かんたんですよね。

2.分類して、共通点を考える

自覚してコントロールするためには、「なぜ、自分はこの感情になったのか?」ということを少し深く思考することが大事なポイントです。

そのために、飲み会や会食をひとまとまりとして捉えるのではなく、細分化して分類することが必要です。分けるということでいうと、「楽しい飲み会」と「退屈な飲み会」というまとまりに分けることができます。

その上で、「楽しい飲み会」の共通点は?「退屈な会食」の共通点は?という風に考えていくといいと思います。

3.共通点から条件を取り出す

最後は、抽象化して本質を捉えることが必要です。楽しい飲み会ってことは、盛り上がったんだと思うんです。なぜ楽しかったのか?ということを考えると、たとえばですが、「すごく深いところで相手と共感ができた」とか「全くちがう分野のことだと思っていたのに、そこには意外性のある共通点があることがわかった」などがあると思うんです。

いきなり会って、30秒でそんな気持ちになることってないと思うんです。30分、1時間って話をしたからこそ生まれた展開ですよね。そうすると、「お互いが普段考えていることについて、それなりの時間をかけて、落ち着いて話せる空間や時間がある」ということが楽しくて有意義な飲み会の「条件」になるんだと思います。

命の時間って有限なので、より自分が有意義だと感じる「条件」について、言語化しておくことで、物事の判断基準にすることだってできます。

時には流れに身を任せる。というのも悪い選択ではありませんが、ここは!というときには、役に立つと思いますし、判断基準として使う・使わない以前に、条件を増やしていくことが自分をより深く理解することにもつながります。

自己分析・自己理解というのは、そういうことの積み重ねだと思いますし、おもしろいのは「自分」というのも時間の経過や環境の変化とともに変わっていく、ということだと思います。

興味ある方がいらっしゃれば、少し意識してトライしてみてはいかがでしょうか?

そんなわけで今日は、「感情をもとに、条件を言語化しておくことの意義」というテーマでお届けしました。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
すてきな1日をお過ごしください!

では、また次回お会いしましょう!


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福井 邦晃/在宅主夫マネージャー
おいしいお酒を飲んで、ニヤニヤしながらまた今日も生きていきたいです!