HSPが車を運転しているとき
はじめましての方ははじめまして。FランHSP大学生です。
みなさまは自動車免許ってお持ちでしょうか?
最初に取得した免許は何でしょうか?
原付・四輪車・二輪車など様々な自動車免許が存在しますよね。
私は普通四輪車(MT)→普通二輪車(MT)といった流れで2つ取得しています。
初めての免許は普通四輪車だったわけですね。
車好きの運転嫌い
実は私は車が大好きなのですが運転は大嫌いです。
運転が下手とかではなく本当に嫌い。
友人を乗せると「いや運転上手いやん」「乗ったことある人の中で一番上手いと思うけど…?」とお褒めの言葉をいただけるので本当に下手ではないと思います。
ではなぜ運転が嫌いなのかというと、
とても緊張するからです。
これに限る。
(夏場だったということもありますが)教習中は背中や手、脇からの汗が本当に滝のように溢れ出て止まりませんでした。
それはもう脇から肘に汗が垂れるほどに。
現在は初心者マークも取れ、免許取得から一年以上は経過しているのですが一向に緊張が和らぐ様子ではありません。
HSP特有の運転
何にそんな緊張しているのか疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。
危険予測やかもしれない運転といったことは教習で習うかと思われます。
それが過度に頭の中にこびり付いているのです。
「いや良いことじゃないか」「そんなの当たり前でしょ」と思われるかもしれませんが、言いたいことはそうではない。
「過度に」ですよ。「過度に」。
毎秒数メートルと変化する風景が情報として入ってくるわけですよね。
天気・風向き・路面状況・対向車、順行車、自車の速度・道路標識・交通状況・速度取締システムの有無・センターラインの色・後続車のドライバーの顔・あの車は覆面ではないかという警戒・目的地に行くための車線変更はどのタイミングで行うべきか・合流してくる車のための早めの速度調整・車ごとによるロードノイズ・ボディ剛性の違い・後続車のためにブレーキランプを使うか使わないか(ブレーキを踏むかエンジンブレーキで減速させるか)
などなど……
挙げだしたらきりがありませんが、これらのことを一瞬で頭の中で処理しようとするわけです。
これらに加え、エアコンがとても鬱陶しい。
緊張で汗をかいているので暑くて冷房をつけていてもすぐ冷える。
なので温度を上げる。暑くなる。温度を下げる。などの繰り返しです。
しょっちゅうエアコンのボタンを触っています。
同乗者がいると更に気を使います。
ショックが少なくなるような優しいアクセル・ブレーキ操作。身体に負荷がかからないようなハンドリング操作。
正直、足がつりそうになります。
運転嫌いを自覚したとき
これらのことを自覚したのは免許を取得してからです。
教習中は「早く免許を取りたい!」「MTを操作できているの楽しい!」
といった感情でまだ誤魔化せていたんです。
免許を取得してから一回もMTを運転していませんし、教習と違って「運転できるようになりたい」から「運転が上手くなりたい」という感情に変わっているわけです。
運転をした日々が反省会です。
「あのときの右折は強引だったかな…」
「あのときのブレーキ操作のショックは大きかったな…」
それに緊張した後なので体力的にヘトヘトです。
そんな中で自分の頭の中でいつのまにか反省会が開かれ、精神的にも疲れます。
これらは本当にどうしようもないのです。
解決方法は運転をしないことというだけ。
もちろん、免許を取得したからにはそうはいかないわけです。
これらによって運転が苦手ということを自覚し、運転嫌いとなってしまったのです。
車好きが運転嫌いを自覚するってとてもショックですよ。
まとめ
いかがだったでしょうか。
HSPの頭の中って本当にめんどくさいですよね。
今まで「HSP 車 運転」と検索しても、自分に合った記事というものがなかったんですよね。
解決方法ではなくても共感がしたかった。その共感できる記事すらなかったんです。
この記事が運転が苦手な繊細さんの目に留まることを願います。
これとは違って今度はバイク免許取得までを書いてみようかなと思います。