【プランナー・アキさんに訊く】新卒研修の講義をチラ見せ!「ゲーム開発の流れと全体像」
皆さん、こんにちは!f4samuraiでゲームプランナーや新規事業のディレクターを担当しているアキと申します。
先日から「プランナー・アキさんに訊く」という連載を持たせていただき、今回は2本目の執筆となります。今回の記事では新卒研修で僕が担当した講座についてお伝えします。
※1本目はこちら:
2024年度の新卒研修が終了しました!
4月1日、f4samuraiは4名の新卒メンバーをお迎えしました。
希望に胸を膨らませたピカピカの4名!フレッシュな笑顔が眩しいですね!
新卒メンバーは4月1日~5月31日までの約2ヵ月間、f4samuraiの一員として活躍できるよう研修を受けます。講座は大きく2つのセクションに分かれています。
僕は①の「入社研修」で講座を2つ担当したほか、②の演習でも開発のサポートを行う講師の主担当として関わらせていただきました。現場の人間の中では、かなり深く新卒研修に関わった一人と言えるのではないかと思います。
今回は、①で担当した講座のうちの一つについて少しご紹介します!
担当講座「ゲーム開発の流れと全体像」
この講座は、新卒メンバーに「ゲーム開発の流れ」や「ゲーム開発の全体像」を知ってもらうことを目的に今年度から用意したものです。
4月1日の入社式後、会社の規則や組織体制などについてのオリエンテーションを終えたら、翌日から各職種の役割や業務内容に関する講義が始まります。各チームのマネージャーやリーダークラスの方が講師として登壇し、使用技術や他職種との関わり、f4samuraiでその職種が担う業務領域について解説します。
かなり豪華な講師陣による充実した講義ラインナップなのですが、それぞれの話を聞く前に、「そもそもゲームってどういう体制や流れで作られているんだっけ?」ということを理解してもらうための時間としてこの講義が位置付けられています。
新卒メンバーの中には、ゲーム系の学校出身者やエンタメ企業でのインターン経験者もいるため、ある程度の理解がある場合もありますが、会社によっても開発の進め方や全体像というのは異なるものです。
f4samuraiでは、どのようにゲームの開発が始まって、どんな人達のどんな仕事を経てユーザーの皆さんのもとに届くのか。その概要を押さえたうえで、各講義の内容をより深く理解してもらいたいと思いながら準備させていただきました。少しでもその意図が新卒の皆さんに伝わっていたら嬉しいなと思います!
以下の様なアジェンダにそって講座を進めました。
例えばIP企画なら、元となる小説や漫画・アニメ作品をきっかけに、どのようにゲームプロジェクトが立ち上がるのか?などのビジネスの流れを解説したり…
実際にプロジェクト化したあと、開発現場の業務がどのような流れで進んでいくのかを説明したり……
ゲーム開発はf4samuraiだけで完結しているわけではなく、
原案・原作の作家様
ライセンサー・パブリッシャーなどの協業企業様
プラットフォーム側の関係者様
イラスト、BGM、デザインなど一部リソースの発注先企業様
MD・海外版パブリッシング・運営協力会社様
などをはじめ、たくさんの企業さまとの間で成り立っていることも説明しました。
他にも、プロジェクトにいるメンバーの人数や開発期間、予算について説明しました。
前提として、f4samuraiでは、日々開発業務をおこなっているプロジェクトメンバー1人ひとりに対してコストについて口うるさく言うようなことはありません。だからといってコスト意識が希薄になってしまっては良くないので、「自分が所属していることで、どれだけの費用が発生しているのか」ということは新入社員の皆さんにも理解していただくようにしています。
もちろん新卒社員の場合、すぐにそのコストに相当する業務成果が返せるわけではないかもしれません。ですが会社から与えられている環境やリソースを把握し、それだけ期待されている存在であることを理解したうえで、その時点の自分にできる精一杯の努力を見せていく。
そんな姿勢で研修や配属後の業務に取り組んでいただくことが、結果的に彼ら自身のキャリアビジョンの達成にも繋がっていくのではないかと思っています。
まとめ
以上のように、僕が担当した「ゲーム開発の流れと全体像」の講義では、
ゲームの企画がどのように立ち上がるかの事例紹介
プロジェクト立ち上げ~リリースまでの流れ
社外関係者との関わり
予算・開発費用に関する基礎知識
などについて、僕がこれまで経験してきたプロジェクトでの実例や裏話なども交えながら紹介させていただきました。
社内情報も多く含むため、本記事では内容の一部しかご紹介できませんでしたが、少しでもf4samuraiの新卒研修についてイメージが湧くようであれば幸いです!
次回はもう一つの講座、「企画書・提案書の書き方」について書きたいと思っています。お楽しみに!
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