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「非日常」はいいものか。

来月から毎月旅することが分かって、いろいろ考えている。

大丈夫かなぁってことを、まだモヤモヤと考えていた。とにかく漠然とした不安があって。旅に行きたくて自分で全部予約したにも関わらず、私がなぜこんなに不安かということをしつこく考えていたら、もしかしたら旅に出ると、日常が減るから不安なのかもしれないなと思った。

ラグジュアリーなホテルに泊まる、ゴージャスなフレンチを食べに行くといった贅沢な楽しみを「非日常」とかって表現して、それがまるで素晴らしく良いことのように捉えているけど。

私は、日常が好きなんだよなと改めて思った。

ある日曜日、娘がサッカーの試合で、私は夫と息子と自転車に乗って見に行く…ということがあったのだけど、私はそのことが、ものすごく幸せで、なんか胸がいっぱいになって、「私はこの日のことをちゃんと胸に刻んでおこう」と思ったのだけど、あれこそ本当にただの日常だと思う。

数年前、家族でUSJに行って本当に楽しかったけど、それと同じくらいサッカーを見に行っただけの、ただの日曜日が幸せだった。

そんななんてことない、ただの日常にすごく幸せを感じるタイプの人(わたし)が、非日常ばっかりの日々に幸せを感じるだろうかと疑問を持った。

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京都に住むフリーライター江角悠子が、日々考えたことや人生の気付き、仕事についてのメモ。ブログには書けない本音をつづっています。最近は自己肯…

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