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無駄に落ち込まない!正しい落ち込み方。

3年前からヒップホップダンスを習い始めた。

昨年からはその通常レッスンに加え、強化クラスにも月に1度通っている。強化クラスは、通常レッスンよりも少人数で、個別に見てもらえる良さがある。そして、先生が私たちに求めるものもレベルが高く、普段よりちょっと、いやだいぶ厳しい。


リズムが取れているかのテストがあったり、アイソレーション(アイソレ)という基礎の動きがちゃんとできているかというテストもある。


昨日もその強化クラスだったのだけど、行く度に「できない自分」「ダメな自分」を突きつけられるようで、ここ最近はもう、本当にいやだ…と思いながら行っている。


昨日は、アイソレの動きを改めて確認。一人ひとりの動きを見てもらって、どこがどう足りないかアドバイスをもらう。私はまだ動きが硬くて、可動域も狭いのだけど、先生にどこ筋肉を使えばいいか、どんな意識で動かせばいいかを聞いて、少し動きがマシになった。

そうか、こう動かしたらいいのか!

それで、今までずっとよく分からなくて、何となくでやっていたことに対して、やっと明確な感覚がつかめた気がした。目の前の霧がぱぁぁぁぁ~っと晴れたような。


確かに私はまだまだなんだけど、どこがどうダメのかが分かれば、あとはそこを改善していくだけだと思ったら、急に希望が湧いてきたのだった。

ずっと、私はダンス下手だなぁとか、なかなか上手くならないなぁとか思っていたけれど、具体的にどこがどうダメなのかが分かれば、あとは、そこを改善すれば確実に今よりうまくなるということだ。

​ダメなところを一つずつ潰していけば、確実に良くなるという希望!!

カッコよく踊れていないということは分かっても、どこをどう直していいか分からなかったのだけど、昨日、細かく見てもらって、いろんな謎が解けた。

さらに強化レッスンのあと、ダンス仲間と自主練をした際にも、上手い友だちと私の動きのどこがどう違うのか、細かく見てもらった。

すると、私の動きがなんかダサいのは、これが理由か!ということが1つ判明した。判明しただけでまだできてはいないが(そして他にもいろいろあるが)、ここを直せば、今よりはかっこよく踊れるはずということが明確になり、私はものすごくスッキリした。

そういえばそれは、先生からずっと言われていることだった。けれど、今の自分がそれができていないとは自覚できていなくて、それが分かっただけで、とてもよかった。

なんというか、原因不明の症状にずっと悩まされていたけど、やっと病名が判明して治療できることになった、みたいな感じ。


または、風邪がやけに長引くし、全然治らないと思っていたら、実は副鼻腔炎でその治療に切り替えたらあっという間に治ったという経験があるけど、つまり、やり方が間違っていたら一向に良くならないけれど、本当の原因さえ分かれば対処のしようはあるというか。

むやみやたらに落ち込んだとて人生は良くならないけれど、どこがどうダメなのか、具体的に分かれば改善の余地もあるし、それなら落ち込んだ甲斐もあるというものだ。

どーせ落ち込むなら、今度からこのやり方で。と思った。


さっさと本当の原因を突き詰めればいいのだけど、そのためには、自分のダメなところを直視しないといけなかったする。それがイヤなのである。だからダラダラと落ち込むだけ落ち込んで、何もしないで、悩んでる風を装ってしまうんだよな。


さて、京都ライター塾の「企画を立て方」講座のレポ記事が続々と届いています!

記事の企画を立てる過程で、自分の好きなものや関心ごとに意識が向く。それはそのまま、人生を楽しむことにもつながるんだな。楽しく生きるための企画力。ぜひ身につけたい。

kinomiさん

自分の好きとは何か?興味があることは何か?が問われる。自分を知らないとつまづくポイントがいくつもある(私は読み手に何を伝えたいかが、まだ不明瞭だ)。

人生企画ノートがここで役に立つんだ!と頭の中で繋がった。普段からやりたいことが明確になっていれば、アイデアが溢れ出すのかもしれない。やはり、まずは"自分を知ることから"なんだなぁと、つくづく実感した。

すみさん


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京都在住エッセイスト・ライター、ときどき大学講師 江角悠子
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