採用ピッチ資料はデザインではなく、〇〇にこだわれ!
弊社には日々、CXや採用ピッチ資料に関する問い合わせや相談が寄せられます。
ただ私が時折疑問に思うことは、
「A社みたいなかっこいいデザインにしたいんですけど…」
「B社みたいなイケてて、おしゃれな写真を載せたいです」といった声。
半田の本心は…
「こだわるの、そこじゃないんやけどな…」
だからといって、適当で良いわけではありませんが。
本当にこだわりを持つべきなのは、“デザイン”ではないというお話。
こだわりを持つべきは…
①読後感
採用ピッチ資料は、ターゲットにマッチした内容・読後感が重要になります。
読後感とは「記事を読み終わった後に得られる全体的なコンテンツの印象」のことです。
採用ピッチ資料は単なる資料ではなく、「読み物」という意識を持って制作することが大切です。
■読後感を出すための工夫・ポイント
採用ピッチ資料に掲載する文言・内容ももちろん重要ですが、文字だけでは伝えきれない部分(雰囲気)を写真で伝えられるようにしましょう。
映えている写真をピックアップしがちですが、日々の業務や企業の特色が現れる写真をチョイスしましょう。
②オープン
採用ピッチ資料では、情報をオープンにすることが重要ですが、
「どこまでオープンに、どんな項目を載せればいいの?」という疑問も生まれます。基本的にこの大枠4項目に沿って作って頂ければある程度の型は出来上がります。
採用ピッチ資料に載せるべき項目を知りたい方はこちらからご確認ください!
そして、採用ピッチ資料においてもうひとつ重要なことは、魅力だけでなく、課題も明記することです。
こちらは、弊社のスライドになります。
課題と会社の特性上受け入れてほしい点まで明記します。
課題に向けてどのように取り組んでいるのかを書くことで、課題解決に向けて動く組織であることもわかります。
■魅力・課題を出すための工夫・ポイント
人事・採用担当者だけで魅力や課題を洗いだすことは難しいです。
そのような場合は、社内でワークショップを開催したり、アンケートを実施してみるのも良いでしょう!
③会社らしさ
企業の雰囲気、カルチャー、クレド、理念から、自社らしさを表す言葉やコンセプトとなる文言を“言語化”&“イメージ化”することです。
ここでは、見栄を張る必要もありません。
ありのままを伝えられるようにしましょう。
そして、一貫性を必ず持つことが重要です。
ミッション・ビジョン・バリューを元に一貫性のある内容でなければ、
「この企業かっこいいこと言ってるけど、日々の業務にそれが反映されているように思えないな」となってしまいます。
なので、具体的にどのようなことをやっているのか、そしてなぜそれをやっているのか、Why、What、Howを記載するとイメージしやすいでしょう。
まとめ
採用ピッチ資料をこれから作成する方も、すでに作っている方も、
求職者目線になって、自社の採用ピッチ資料が今日ご紹介したポイント通りにできているかチェックしてみてくださいね!
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