強風からの肋骨ヒビ
数日前、東京には台風並みの強風が吹き荒れました。
その日は出張。
大荷物です。
もともと荷物が多い方なのですが、今回は仕事道具に加え、スーツなどの着替え、PC、そしてバッテリー類。出張先が雪国で、外を歩くのにはブーツ、屋内ではパンプスとなるため、靴も持参。
コートはロングのダウン。
そして、PC入りの重たいビジネス用のバックパックを背負い、大型のキャリーバックをゴロゴロ。
こんな状況で、風に煽られて、思うように歩けません。
このような出張生活は30代からずっとやってきていますが、最近は寄る年波で移動自体が負担になっています。自費で、グリーン車に乗ったり、疲れを取るため後泊したり、と、できることはやっていますが、この日も「もうそろそろ限界かなあ・・・」と思いつつ、風に抗いながら歩いていました。
ふと、手袋をしていなかったことに気づき、途中のビルの入り口のところで手袋をはめようとしたところ、
右手の手袋が風で飛ばされそうに!
これから向かうのは北の国。まずい!と、咄嗟に右手で捉えました。
左の足元でした。
右手を左の足元に急に伸ばした。
結果的に、重りを背負いながら身体を急に捻る、決してやってはいけないストレッチをしたことになりました。
(日頃身体の側面を伸ばすストレッチをしますが、ゆっくり伸ばしますし、重りなんか背負いませんよね)
手袋は捉えました。
しかし、その瞬間、脇腹に激痛が走り、「グキッ!」「ムギュ!」なのかわからないいや~な音がしました。
あー、やっちゃった・・・
と瞬間に思った。
過去2回、肋骨にヒビを入れた経験があります。まただ・・・・。
恐る恐る、そーーーっと、身体を伸ばしてみたら、伸びる!
しかし、このまま出張に出るのはリスクあり。
まずは湿布しないと・・・というわけで、まずスマホで交通機関を遅らせた後、家にとって返し、湿布を貼り、何枚かをバッグに突っ込みました。
出張中、呼吸、咳、寝返り、姿勢の変化などちょっとした動き、全てかなり痛く、「イテテ!」と何度もつぶやきましたが、何とか仕事を完遂。帰京してから整形外科に。
レントゲンの画像を見た先生
「ポキッと折れているのはないから、ヒビだね」
「湿布しか治療はないけど、2-3週間すれば自然と治るでしょう」
「ピアノ弾いていいよ」
過去2回も同様の見立てで、確かにそれで治りました。
今回もそうなるでしょう。
前回は、「痛みが治まったら走っていいよ」も言われたっけ。
出張中はホテルにいたので、あまり細かい動きがなかったのですが、帰宅して家事をしていると、意外に脇腹を動かす必要があることに気付きます。
身体内部からの動き(空気が入ったり、内転筋が動く場合)でもかなり痛くて、しばらく「うーっ・・・」と耐えることに。
そして、静かに歩くのは大丈夫ですが、走れません・・・。
3月のマラソン大会は出られそうになく、4月の大会に向けての練習はいつからできるのか?
登壇仕事もいくつか入っているのですが、気をつけて動かないと。
そして、仕事の仕方を考えるきっかけにもなりそうです。