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ウイルスとは?

超入門編です!


1.ウイルスとは?
・人間の身体に入って、病気にさせる病原体の一種をウイルスと呼ぶ。

・病原体には、ウイルスのほかに細菌や真菌(カビ)、寄生虫などがあって、大きさや構造によって分類される。

・細胞はないけど遺伝子を持つウイルスはとても曖昧な存在である。そのため、「生物ではない」「いや、生物である」と、専門家でも意見が割れている。

・平たくいうと「自力で増えることができず、動植物の細胞を借りて子孫を増やす最小単位のもの」ということになる。 

2.ウイルスの生き方
・細胞のないウイルスは、ほかの生物(宿主)の細胞の中に入って、その機能を借りてたんぱく質やエネルギーをつくり、自らをコピーして増殖する。

・つまり、ウイルスだけでは生きることはできない。自力では増殖できないので、次の宿主を見つけないと生き残れない。 

3.細菌について
・細菌はウイルスと違って細胞を持っている。栄養さえあれば自らをコピーして増えることができる。

・人間の身体には100兆個を超えるたくさんの細菌がいる。大腸菌など人間を病気にさせる悪い細菌がいる一方、乳酸菌やビフィズス菌など人間の生活に役立つ細菌もいる。

4.ウイルスの大きさは?
・ウイルスの大きさはnm(ナノメートル/1nmは1mmの100万分の1)という非常に小さい単位で、一般的に数10~300nmほどである。なお、新型コロナは、約100 nmで、1円玉の20万分の1のサイズである。

・一方、細菌はμm(マイクロメートル/1μmは1mmの1000分の1)という単位で、一般的なウイルスの数倍~数10倍の大きさがある。

5.ウイルスの形は?
・ウイルスは種類によっていろんな形をしていて、新型コロナやインフルエンザは球形、エボラはひも状の形をしている。なお、新型コロナは脂質の殻(エンベロープ)が遺伝子を覆っていて、表面には宿主の細胞に入り込むための鍵(スパイク状のたんぱく質)が付いている。


以上、ウイルスについて超入門編として解説してみた。イントロダクション的な内容であり、興味がわいた方は、より専門的な本やコンテンツをご参照いただきたい。

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