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味噌カツ


味噌カツ(みそカツ)は、豚カツに味噌をかけた料理。中京圏で供する飲食店が多い。

八丁味噌などの豆味噌のベースに店によって鰹出汁、砂糖など様々なものを加えた独自のタレを豚カツにかけたものである。

一つの惣菜として並ぶこともあれば、カツ丼やカツサンドの形で用いられることもある。味噌ダレは東海地方を中心に市販され、味噌カツだけでなくおでんにも用いられる。

■歴史(概要)
1967年(昭和42年)に刊行されたガイドブックに、愛知県名古屋市中区錦三丁目にあった「和食レストラン なごや」が、八丁味噌をベースにしたソースを豚カツにかけて提供している旨の記述がある。

またその後1970年代に刊行された他の書籍などでも、名古屋市内や尾張地方周辺の店舗で広く提供されている旨の記述がなされている。

名古屋の味噌ダレは、赤味噌の色を濃く残した、こってりとしたものが多い。


■人気店(代表的な3店をご紹介)

①矢場とん 矢場町本店


昭和22年の創業以来、変わらない味を守り続けている「矢場とん」。

豚のスジ肉からとった出汁と、ざらめ、豆味噌を合わせた特製の味噌ダレは、甘めでサラっとしている。

カラッと揚がったとんかつとの組み合わせはくどくなく、とても食べやすい。


②広小路キッチンマツヤ


昭和37年の創業の老舗洋食レストラン、「広小路キッチンマツヤ」。

「洋食といえば広小路キッチンマツヤ」として広く認知されている名店である。

この店の味噌かつは厚切りのロースにたっぷりの濃厚味噌ダレでボリューム満点である。


③味処 叶

メルサ栄の裏手の路地にある、「味処 叶」。昭和24年に味噌カツの考案者「杉本利資」氏が創業したお店である。

全国からたくさんの人が名物を食べに訪れている。


参照元: 「ウィキペディア」、「じゃらん」Webサイト

以上

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