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女性のキャリア-転職備忘録-#2-2-[6ヶ月での転職]
こんばんは!
前回の記事の続きを書いていきたいと思います。
前回の記事はこちら↓
転職活動開始
次の転職活動を開始しました。
転職エージェントを通じて紹介いただき面接するといった通常の流れで始めました。
今の職場が半年(転職活動時点では5ヶ月)ということもあり、書類選考で落ちる日々が続いておりました。
私が4社目で初めて採用担当をし始めてからよく理解していることではあるのですが、短期離職は書類でもデメリットが大きいということ。
本人にそれなりの理由があったとしても、毎日何十という書類をみてジャッジする立場としてはどのくらいの期間働いてたのかというのはどうしても指標の一つとなります。
同じ能力で同じ条件でどちらか選ばないといけないと言われたときに書類というテキストだけで選ぶ立場の場合、その仕事にどのくらいやっていたかというのはどうしても一つの指標になってしまうことも事実です。
新卒で落ちた会社
そんなこんなで面接にこぎ着けない中で紹介された企業が、なんと新卒で落ちた企業でした。
グローバルでも日本でも有名な企業の子会社で親会社は最終面接で落ち、当時第一希望の会社でした。※受けた子会社も新卒の時SPIで落ちてました笑
こんな会社が絶対自分選ぶわけないけど、記念にエントリーしとくかぁと思ってエントリーしたのが次のキャリアのはじまりでした。
エージェントから書類選考通ったので一次面接お願いしますと連絡が。
えっ、一次面接できるの?
という率直な所感と共に、面接へ。
私の思い切った行動がむしろ大企業に欲しかったスキル
面接には当時部長と課長となるお2人。
お2人とも大手からその会社に転職されたかた。
これまでの経歴を話している中で、2社目がAWSで作られたシステムでよくISMS取れたねという話に。
実はISMSを取得している最中で、医療系のシステムには日本ではAWSは使ってはいけないのではというまことしやかな噂がありました。
これは当時パトリオット法というものがあり、裁判の場合の管轄が日本管轄か、アメリカ管轄かという点で医療関係社が日本管轄を好んでいたことが背景にあります。
愛国者(パトリオット)法は、2001 年 9 月 11 日の攻撃を受けて、アメリカ合衆国政府にテロとの戦いを強化するための権限を与える、2001 年に制定されたアメリカ合衆国の法律です。この法律は、政府に、テロ容疑者の監視、通信の傍受、移民の拘留などの権限を与えることで物議を醸しました。
実はその相談は当時エンジニアから受けていました。とある公演でその指摘をされ、このままAWSで開発して問題ないかと。
私も調べてみたものの弁護士見解も曖昧ではっきりした回答がない。
この情報の出どころってそもそもどこだと調べたら経産省が出してたパブリックコメントから来ていました。
ということは、経産省がいいって言えば大丈夫なんじゃない?(だって国がOKといえば問題ないよねという単純な発想)
ということで経産省に電話して聞いてみました。
結論、その法律を理解して選んでいただれば大丈夫で、AWSを医療系のシステムとして国が禁止しているものではない。
当局がサーバーをみるみたいな話もあるが現実問題本当に見れるケースはかなり稀。
と回答いただきました。
当時面接を受けたもどのパブリッククラウドを社内標準とすべきか悩んでいたそうで、私が経産省に確認しましたよというと目から鱗だったようで、
えっ、電話して聞いたの?と驚かれた+確かに聞けば解決するよね
という反応をいただき、そのような柔軟で的確な行動を評価いただき、無事内定をいただきました。
※面接でほぼその話しかしてなかったので技術力見なくて大丈夫かなという不安はありましたが。
当時の現職に退職の打診
当時の現職に退職の話をし、エンジニアの道も示していただきましたが、新しい環境でエンジニアとしてもし戻れるとしたら場合、そのくらいのスキルを身につけてからじゃないとみなさまのロードマップに影響することをお話して、転職することとなりました。
本当なら書類選考も通らなかったけど
これも余談ですが、内定もらった後教えて持った話で、大手の子会社が所以、離職が半年以内の場合は普通なら通らなかったと。最低でも1,2年。私はたまたまその部署の困り事にマッチする2社目の経験があったので話きいてみようかとなったと。
またお2人とも転職組だったこともあり短期転職がどうかよりもやったことだけみていただけたというと。
全ての偶然が見事にハマった結果でした。
成果を出したあとだったこと、その部署の課題とマッチしてたこと、まさかの解決手段をすでに国からエビデンス取ったことなど、少しでもタイミングがズレていたらおそらく3社目には行けなかったと思うくらい幸運で転職をすることがてきました。
短期離職は必ずしも悪いことではない
短期離職でも、確実なる成果と納得できる理由があれば採用にポジティブに働くことが確率としで10%未満かもしれませんがあることがわかりました。
また短期離職は書類という中でネガティブに働くため、職務経歴書で短期でもそれ以上のパフォーマンスを発揮できたことをどこまでアピールできるかは勝負だと思います。
自分が面接担当する中で、数十の候補者の書類見る中で無意識に判断していたなというのも体験しました。また自分はよくてもその上司がOKというかどうかもわかりません。
短期離職は必ずしもデメリットではない!
自分がきちんと説明できる理由があること、企業がマッチする理由があること
それにより短期離職だからといって必ずしもマイナスになることはありません。
ただし、自分の成果を客観的に考えて説明できる思考とメタ認知がある前提です。
自己評価が客観的にみて正しいかどうか、360度フィードバックなど一緒に働いた人に率直なフィードバックをもらうのも手段の一つだと思います。ここでネガティブなフィードバックいただくこともあるかと思います。
その際、私そんなことない!オコ😠みたいな感情を感じた場合はまずアンガーマネジメントを学び、そう見えてしまう側面がある自分を認めることも大事だと思います。
さいごに
本当に私は幸運で、たまたまいいタイミングでたまたま成果とフィットしてというラッキーなことが重なりました。
また数打ちあたれじゃないですが、どこで自分がフィットするかわからないうちは色んな企業にチャレンジしてみるのは良いことだと思います。
数が多ければ落ちて凹みことも多いですが、やりきることで開ける道もあると思います。
もし、私が転職せず残ってたら
たぶん仕事はできてたと思いますし、おそらく今みたいにマネジメントもしてたと思います。ただ自分を説得させる理由だけみつけ、自分が本心から楽しくてやりたいことはできていなかったのではないかなと推測しています。そしてたぶん3年後にまた転職してたのだろうなと思うと早めにいいチャレンジをできたと考えます。
今日は3本投稿してみました。
今度は3社目から4社目の記録も書いていきます😊
ご購読ありがとうございました!