支援力をつけるための所内ケース会議。
まだたくさんの利用者さん、クライエントさんに出会っていない新人支援者たち。
私以外の事業所のスタッフが、この仕事を始めて数ヶ月~2年ちょっとの人。
就労支援という意味ではそれほど長いわけではない私ですが(とはいえ6年やっています)、福祉経験は長いです。
そして、福祉・心理の業界で20年以上やっているので、やはり「支援とは」というところを教える立場にならないとなぁとも思います。
それで、所内ケース会議。
今回は、一見問題なさそうに見えるけれど、実はかなり家庭の問題が根深い人の話をしました。
どんな支援が必要で、どんな関係機関につなげていけばよいか。
所内で、この方のことを知るのは恐らく私しかいないと思うので、「純粋にこういう事例があったら、あなたならどうする?」という視点で考えてもらいました。
「例えばあなたがこの方を受け持ったとして」と想像してもらい、以下の点について考えてもらいました。
✔️この方を、どんな関係機関につなげるか。
✔️この方の問題を広げすぎずに、どう支援を展開するか。
正解はないよ、自由に出してみよう。
あなたならどうする?
と問いかけてみると、結構いろんな意見が出ました。
普段はなかなか意見が出ない人もいるのですが、今回は活発に意見が出たので、少しは勉強になったかな、と思います。
もちろん、いろんな視点からスタッフが答えてくれたので、私も勉強になりました。
大体2週間に1回くらいこんな機会を持ちたいと思っています。
事業所のサービス管理責任者として、全スタッフの支援力の底上げというのもミッションのひとつになります。
自分の若いときを振り返ると、やはりたくさんの事例に当たることができたことで、どんな事例が来ても堂々と接することができるようになりました。
事例って、相談者や利用者さんに生で接する練習としては最強だと私は思っています。
私の今の持ち味は「福祉・心理の世界での長い経験」なので、事業所のどのスタッフにも惜しみなく伝授できるものはしていきたいです。
まとめ
✔️事業所スタッフの支援力の底上げのため、「支援とは」を教えるのは所内ケース会議が有効。
✔️利用者さんを自分が受け持ったとして自由に考えてみようと促せば、活発な意見が出てくる。
✔️もちろん、私にとってもケースを出したことで勉強になる。
✔️事例に当たることで実際の利用者さんに接する練習がてきる。練習には事例は最強。
短い時間で話し合い、どんな支援法があるかをみんなで考えていくのは、とても有意義な時間になるのではないかと思います。
これからも、コンパクトな形で良いので、少しずつ続けていきたいと思います。
貴重なお時間を割いて読んでくださり、ありがとうございます💗
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