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Craig Ruhnke と Southern All Stars

僕の曲紹介はとても雰囲気です。
音楽評論家のようなシビアなコメントはできません。あまりよく知らなくてもコメントします。😊
単に音楽を聴くだけなら、理屈はそんなに要らないのかも知れませんが。

1980年代の前半は70年代の憂いを引きずっている(笑)時代だったかも知れません。自分がその頃は18歳前後で、音楽への興味が非常に高い時期でした。そのせいか、80年代のお洒落感や高揚感と、70年代のネガティブ感がミックスした音楽にかなり惹かれます。

サザンオールスターズがデビューしていきなり派手な楽曲を流行させた後に、「いとしのエリー」でグッと大人っぽいというか、メロウな感じの曲を発表して一気に大衆の心を掴みました。「サザンってこんな歌も作れるんだね!」といった評価だったように思います。
「勝手にシンドバッド」の破天荒なサザンに惹かれたファンは、もしかして「あれっ?」と思ったかも知れませんが、世間的には「いとしのエリー」みたいな曲が受け入れやすかった時代です。

その後のサザン(今から見るとビンテージ・サザン)は、憂いや切なさを感じる名曲を沢山、生み出しました。僕はそういうサザンの曲が好きでしたし、今から振り返っても、その頃のサザンに今だにグッときます。

Craig Ruhnke(クレイグ・ルーンケは、調べたところによると60年代から活動していたミュージシャンですが、70年代から80年代にかけてヒットを飛ばしました。
僕はこの人を最近知って、楽曲をいくつかプレイリストに入れていますが、"Ooh Baby" を聴いているうちにサザンを思い出しました。

サザンがヒットした時期と同じ頃の曲ですが、切なさ加減といい、音の感じといい、似ているところが多分にあるなと感じました。
ああ、やっぱりこの頃って、こういう雰囲気の時代だったんだなあと改めて思った次第です。

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