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几帳面だと創造性は乏しくなる

何か新しいことを考えたいときや、何がなんだか分からないときに ChatGPT に相談すると、疑問が整理されてアイデアにつながることがあります。

なぜかというと、おそらく ChatGPT は言葉遊びだから。

なんだか分からないなかから何かを見つけ出すには、おそらく言葉遊びが有効です。

AI との対話は言葉遊び

対話というのは、正解がなくてもよいのです。
対話に正解を求めようとすると、苦しくなるし、ギスギスしてしまいます。
それより、言葉遊びだと思って、お互いに気楽に言い合うほうが、よい対話になるでしょう。

テキトーな感じで、いい加減でも、チャラくてもいいのです。

他人と対話するときは「こんなこと言うとチャラく見られるのではないか」と気を使ってしまいますが、AI が相手なら何とでも言えるでしょう。

そこが、対話で AI を利用するメリットだと思います。

大谷選手は別の攻め方

大谷翔平選手は新しい世界を切り拓いたと思いますが、個人的には彼は、例えば企画マンのようなチャラい考え方はしないと思います。

自分自身のなかで対話をしていることは有効に作用していると思いますが、彼はちょー真面目で、ある意味几帳面ともいえる性格かもしれません。

でも彼の場合は、情報を正確に記録して次の動作につなげるということをしているでしょう。
非常に高い向上心と、一つずつの積み重ね。
これによって、誰も到達したことがない未知の領域にまで自分を高めました。

その結果として、最高峰のさらに上の世界を切り拓いたということになります。

企画マン

一般人はなかなか大谷選手のような攻め方はできないと思います。
圧倒的なパワーでもってブルーオーシャンを作ってしまうというようなことは。
それはとても正攻法です。

企画マンには、目の前に横たわる「現状」というものがあり、それは必ずしも理想的ではありません。
惨憺たる現状が横たわっている場合もあるでしょう。

それでも、1年、2年のうちに何らかの突破口を見出さなければなりません。
そうするとやはり、几帳面の上に築く成果を期待するわけにいきません。変則的な解決が必要です。

企画マンは一見、チャラく見えたり、ミーハーに見えたりします。
実際、ミーハーだと思います。
話すことは正確性を欠くことも多く、下手をすると「うそつき」になります。

でも、新しいことを始めようとするときに、正確性が必要でしょうか?
元々、何だかか分からないものを取り扱おうとしているのです。
闇雲に手探りしているような状況なので、正確かどうかも分からない世界に生きているのですね。

そこでやはり必要なのは「対話」だと思うわけです。
言葉遊びです。

人は言葉遊びからしか、新しいものを見つけることはできないのではないかとさえ、思ってしまいます。
そういう意味で、よい対話ができたときに、新しい何かを見つけられるのではないでしょうか?

何かを生み出そうと几帳面に考える必要はない

いわゆる「計画」というものは、作り込むほど創造から遠ざかるのです。
計画した以上のものは出てこないから。

何かを生み出そうと躍起になって、理詰めで追求しても、得られる成果は微々たるものになるでしょう。
それより、誰かと対話して、気に入らなければまた別の人と対話して、みんなで対話して、思いついたどうでもよいことをやり取りする方が、ブレイクスルーにつながるはずです。

それらをうまくまとめ上げたときに、新しい世界が生まれるのです。

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