だれでも死ぬ前はくたばる
二葉亭四迷というペンネームの由来は「くたばって死ね」らしいですね。
くたばって → 死ね
人間はどんなに元気でも、死ぬ前にはくたばります。
年寄りが元気な世の中になりましたが、それは元気でいられる年齢が上がっただけで、死ななくなったわけではありません。
よって、いつかは死ぬときが来て、そのまえには、くたばります。
寿命のまえには「健康寿命」が来ます。
寿命が伸びると、健康寿命も伸ばさないといけませんが、寿命が80→90の10年伸びたからといって、健康寿命が70→80の10年は伸びないんでしょうね。
5年ぐらいがせいぜいかな?
よって、人生100年時代って喜んでいるのは保険屋ぐらいかもしれないですが、100年生きても健康じゃない年月が昔の人より多いのです。
くたばってる期間が年々、長くなっているのです。
その間を、どう過ごすか、だれも考えていないと思うけど、長い人だと20年ぐらいそういう期間があると思います。
20年、そういう状態で過ごせるということがそもそも凄いですが。
自分には出来そうもありません。
正直なところ、いま何が心配かというと、そういうことですね。