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家族との時間「も」大切にする

スティーブ・ジョブズが亡くなる前に家族について語った言葉は有名ですね。
人は自分が元気で、夢も希望もあり、行動力があると、ひたすら自身を高めるために邁進していくものです。
その結果として大きな成功を手にしたときに、喜びを分かち合う家族がいないということもあるでしょう。
ただ、スティーブは幸せなことに、喜びを分かち合う家族がいて、その家族に看取られました。最期には家族に深く感謝をして、旅立っていきました。

やはり家族という存在は、かけがえのないものですね。
どんなに忙しく、自分自身が楽しくても、家族を忘れないようにしたほうがよいと思います。
自分が社会で受け入れられなくても、家族だけは無条件に受け入れてくれる存在ですし、仮に現実がそのような関係でなかったとしても、そうあってほしい存在ではないでしょうか。

家族との時間「も」大切にする

何かのために、何かを犠牲にする。
何かを選ぶために、何かを捨てる。
という考え方は前世紀のものであり、21世紀、しかも令和の時代においては、すべてを両立するのが原則でしょう。

もちろん時間には限りがあるし、人間の能力にも限界があるから、完璧な形ですべてを両立させることはできません。
しかし少なくとも「犠牲にする」とか「捨てる」とかいう考えだけは持たないようにすれば、それぞれの世界は生きてくると思うのですね。

自分にとって大切なものがA、B、C・・・とあって、そのなかに「家族」も必ず入れておくと、きっとよい人生になると思います。

どんなに世の中が便利で効率的になったとしても、家族は決してそういう存在にはならない。
だからといって、ライフスタイルから外すわけにはいかないでしょう。外せるのは非効率なビジネスだけです。

その不便で非効率な「家族」という存在から、有形無形のものを得ているわけです。
現代の人間は、もちろん空気がなかったら生きられないし、電気がなくても生きられません。それらも存在さえ意識することがないというのに。
家族も取り立てて意識するような存在ではないからこそ、大切なのです。

忘れそうになったときは思い出しましょう。
折に触れ、帰ってきましょう。
どんなにケチな人でも、家族には与えましょう。
毎日同じ顔でもいいじゃないですか。

そのことで自分自身はきっと幸せになれるし、家族も幸せです。

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