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綿密な計画より振り返りの方が大切
「偉人は日記を書く」というような内容の話を以前書いたことがありますが、個人的にも日記の効用を感じています。
note を始めてから、日記を意識するようになったし、最近では「月記」を書くようになりました。
日記だとさまざまな「揺れ」や「ゆらぎ」がありますが、月記になるとその辺がうまく押しなべられて、客観的に自分の状況や大きな「流れ」を捉えることができます。
毎月、月記を書いていることで、自分の今(現状)を見つめることが可能になります。
月記を活用するポイント
体験で得たことを書きます。
月記によって成果を感じるには、進捗や現状が分かることが大切ですね。
そのためには、テーマごとに見出しを設けるのがよいと思います。
そして、次の月記を書くときは、前の月記の見出しを踏襲します。
その見出し(テーマ)になんらかの結論が出るまでは、見出しを無くさないこと。
もうこのテーマは嫌だと思ったら、どんな形であっても必ず結論を出してから、そのテーマをやめるということです。理屈でも言い訳でもよいと思います。
そのことにより、自分の現状・立ち位置・思考が確認でき、自然に方向性が見えてきます。
やってきたことが、正しいか間違っているか、好きか嫌いか。
「走りながら考える」と言われますが、それと似ていると思います。時々、走ってきた道を確認して、これから走る方向を決めるのです。
計画はしばしば計画倒れに終わる
本当は、最初にきちんと計画をして物事をやり始め、途中でチェック&修正していくのが望ましいわけです。
しかし、なかなか最初の時点で見えないことも多いし、やり始めてから見えてくるものもあります。
だから計画段階で全てを予測することはできません。
極端な場合には、計画して3日目には「やめよう」という話になることもあります。つまり計画倒れ・企画倒れという状態ですね。
物事を始めるとき、事業経営なら綿密な計画が必要ですし、社会から必要とされる訳ですが、個人の趣味やサイドビジネスに、そこまでのものは無くてもいいのではないかと思います。
それより「なんとなくこっちに行きたいな」とか「これ面白いな」という動機の方を大切にして、動機をテーマにして進んでいくのがよいのではないかと考えます。
動機だけ明確にしたうえで、日々の仕事や生活を続けていくこと。
振り返る際には、動機に対して問いかけや確認を行うことが大切だろうと思っています。