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2025年大阪で行われる主だった18の美術展・展覧会

大阪関西万博の行われる大阪では来年多数の展覧会が行われます
周辺の関西各都市を入れると凄い数です。

大阪博

1/13からWEBで展示開始 万博会期中は実際のイベントも開催予定

大阪博

大阪博と大阪の宝

2025年大阪・関西万博に合わせて、大阪市立美術館・大阪市立自然史博物館・大阪市立東洋陶磁美術館・大阪市立科学館・大阪歴史博物館・大阪中之島美術館の6館では、「大阪博」を開催します。

大阪には、古代から現代に至るまで、都市の繁栄とともに先人たちが収集、継承されてきた「大阪の宝」があります。
今回はその中でも、特にその収集に関わった先人や継承の履歴を通じて、それらを育んできた都市大阪の魅力を体感できるような代表品120点を「大阪の宝」として選定し、「大阪博」で披露します。

新たな知的好奇心を呼び起こす「大阪の宝」web展覧会をはじめ、ミュージアムを巡って遊ぶプランや観光情報など、多彩なコンテンツを発信します。

大阪に暮らす人々と、この街に集う人々のためのミュージアムが開催する「大阪博」。
文化都市・大阪に残されてきた宝との出逢いと、
人々が紡ぎ出してきた街にあふれる大阪の力を、どうぞお楽しみください。

https://osakahaku.ocm.osaka/about/

コンセプト

「大阪博」のコンセプトは「Life・Museum・Osaka」です。

大阪の博物館は、大阪に暮らし、大阪に集う皆さんのLife(生活、人生、生きがい、生命…)に新しい視点や感動をプラスする知識と体験を提供します。
そして次世代へとつながる知性を育くんでまいります。

一人ひとりのよりよいLifeのため、先人たちから受け継いだ文化都市・大阪の輝きを未来へつなげるため、わたしたち大阪の博物館は「Life・Museum・Osaka」のコンセプトのもと「大阪博」を開催し、未来へ向かって進みます。

https://osakahaku.ocm.osaka/concept/

東洋陶磁美術館

特別展「中国陶磁・至宝の競艶―上海博物館×大阪市立東洋陶磁美術館」

2024年10月19日(土)~2025年3月30日(日) 

美術館ナビ

2024年は大阪市と上海市の友好都市提携50周年にあたり、これを記念して大阪市立東洋陶磁美術館では上海博物館との主催による特別展「中国陶磁・至宝の競艶―上海博物館×大阪市立東洋陶磁美術館」を開催します。
1952年に開館した上海博物館は、中国を代表する世界的な博物館の一つとして知られ、青銅器、陶磁器、絵画、書、彫刻、玉器、貨幣など中国文物の宝庫です。なかでも陶磁器コレクションはその白眉です。大阪市立東洋陶磁美術館は、これまで展覧会協力や学術交流を通じて上海博物館との交流を積み重ね、友好を深めてきました。
今回、両市の友好の節目を記念し、上海博物館から日本初公開作品22件(うち海外初公開19件)を含む計50件の中国陶磁の名品が出品されます。中国陶磁の世界的な殿堂である上海博物館と大阪市立東洋陶磁美術館の至高のコレクションが一堂に会し、「競艶(きょうえん)」する本展を通して、悠久の歴史を誇る中国陶磁の真髄に触れるとともに、現在においても斬新さや新たな美の発見をもたらすその魅力に迫る機会となれば幸いです。

https://www.moco.or.jp/exhibition/current/?e=607

国立国際美術館

特別展 線表現の可能性

2024年11月2日(土)~2025年1月26日(日)

国立国際美術館

コレクション1 彼女の肖像

2024年11月2日(土)~2025年1月26日(日)

国立国際美術館

大阪中之島美術館

歌川国芳展 ―奇才絵師の魔力

2024年12月21日(土) – 2025年2月24日(月)

歌川国芳展 ―奇才絵師の魔力

概要

江戸末期の浮世絵師、歌川国芳(1797 – 1861)は、それまでの浮世絵の歴史を塗りかえる斬新な作品の数々を世に生み出し、国内外で高い人気を誇ります。その奇抜なアイデアや、現代に通ずるデザインセンスとユーモアは、浮世絵という枠や時代を超えて多くの人々を魅了しています。

本展は国芳展の決定版として、武者絵や戯画をはじめとした幅広い画題の浮世絵版画や貴重な肉筆画など、約400点を展示する大規模な展覧会です。

https://nakka-art.jp/exhibition-post/kuniyoshi-2024/

Space In-Between:吉川静子とヨゼフ・ミューラー=ブロックマン

2024年12月21日(土) – 2025年3月2日(日)

Space In-Between:吉川静子とヨゼフ・ミューラー=ブロックマン

概要

本展はスイスを代表するグラフィックデザイナー、タイポグラファーであるヨゼフ・ミューラー=ブロックマン(1914 – 1996)と、そのパートナーであり芸術家の吉川静子(1934 – 2019)の二人の活動と作品を紹介するものです。吉川とミューラー=ブロックマン双方にとって初となる大規模な回顧展として開催されます。

二人はチューリッヒを拠点として芸術活動、教育活動に従事した芸術家でした。ミューラー=ブロックマンが亡くなった後も、吉川はチューリッヒで画家として晩年まで制作を続けます。二人の出会いは、1960年に東京で開催された世界デザイン会議においてでした。津田塾大学で英文学を学んだ吉川は、通訳としてこの会議に参加したのです。この世界的な会議に刺激を受けた吉川は、ドイツのウルム造形大学に留学しデザインを学んだ後、ミューラー=ブロックマンの事務所で働き始めます。信頼の絆で結ばれた二人は結婚し、生涯を共にしながら、芸術家としてそれぞれに進むべく道を開拓していきました。

吉川の芸術世界とミューラー=ブロックマンの卓越した構成的デザイン———アートとデザインという分野を超えた二人の活動の軌跡をどうぞご堪能ください。
本展は在日スイス大使館の後援を受け、日本とスイスの国交樹立160周年を記念して開催されます。

https://nakka-art.jp/exhibition-post/sib-2024/

大カプコン展 ―世界を魅了するゲームクリエイション

2025年3月20日(木)〜6月22日(日)

大カプコン展

家庭用ゲーム機の登場から約半世紀。ドット絵から始まった「ビデオゲーム」は、いまや映画と肩を並べるような美しい映像によって多くの新しい世界を生み出している。また、ビデオゲームに親しんだ子供たちが歳を重ね、その存在はすでに幅広い世代に浸透しており、社会におけるビデオゲームの立ち位置は確実に変化してきている。現在において、ゲームは大衆文化の一部であり、テクノロジーと表現の領域を横断し、クリエイターの創造力と個性が発揮される総合芸術であると言えるのではないだろうか。
 ゲームソフトメーカー「カプコン」は、1983年大阪に本社が設立され、対戦格闘ゲームの歴史を築いてきた『ストリートファイター』シリーズやサバイバルホラーゲームの金字塔 『バイオハザード』シリーズ、社会現象となった『モンスターハンター』シリーズなど、数多くのタイトルを開発し、 世界の人々を魅了してきた。本展は、それらのゲームクリエイションに注目し、その原点から最新技術まで、総合的に紹介する初の展覧会となる。
 開発者たちの「手」による企画書や原画、ゲームタイトルの世界観を集約して伝えるポスターやパッケージなどのグラフィックワーク、ゲーム素材を活かした体験型コンテンツ、ゲーム制作を左右し日々進化するテクノロジーなど、ゲーム誕生の壮大なプロセスとそこに関わるクリエイターたちの想像力と実現力を惜しみなく公開。日本が誇るゲーム文化をあらためてとらえなおす機会を創出するものとなる。

美術手帖 https://bijutsutecho.com/magazine/news/exhibition/28706

生誕150年記念 上村松園

2025年3月29日(土) – 2025年6月1日(日)

生誕150年記念 上村松園

概要

京都に生まれた上村松園(1875 – 1949)は、京都府画学校をへて、鈴木派の鈴木松年と四条派の幸野楳嶺、竹内栖鳳に学び、並外れた努力を重ねて名声を築いた女性画家です。男性で占められていた明治期の美術界にあって、実力派として頭角を現した松園の存在は際立ち、秀逸な才能で早くから全国的に注目されました。文部省美術展覧会(文展)などで制作発表を行い、美人画の第一人者として大正から昭和期にかけて活躍し、74歳で亡くなるまで画業を全うし、ひとりの女性としても喜びや試練に満ちた豊かな生涯を送りました。松園は理想の女性像を模索し、制作において揺るぎない信念を貫き、描かれた気品ある清澄な女性像の数々は今日も観る者に深い感銘を与えます。

本展は、上村松園が誕生して150年の節目を迎えることを記念して、数々の作品によってその画業をあらためてご紹介する回顧展です。松園の芸術は、同時代に女性像を描いた鏑木清方や北野恒富などとは一線を画し、独自の理想を追求しました。また、傑出した女性画家の先駆者として、松園の存在は後進の指針となり、池田蕉園や島成園をはじめ多くの女性日本画家が誕生する契機となりました。四条派の伝統が色濃い京都画壇にあって、自ら美人画の系譜を切り拓いた上村松園は、多くの意味でパイオニアとしての運命を背負い、それを見事に成就したといえるでしょう。

本展は、珠玉の名作を含む作品群によって松園の画業を振り返ります。また、女性として初めて文化勲章を受章し、近代美術史に揺るがない足跡を残した松園芸術の真価をふり返る機会といたします。

https://nakka-art.jp/exhibition-post/shoen-2025/

日本美術の鉱脈展 未来の国宝を探せ!

2025年6月21日(土)~2025年8月31日(日)

Art Agenda

【FEATURE|記者発表会レポート】
世紀の大発見!伊藤若冲・円山応挙の合作がお披露目。2025年に大阪中之島美術館で開幕の「日本美術の鉱脈展 未来の国宝を探せ !」で公開予定展

https://www.artagenda.jp/feature/news/20241008

この展覧会について

日本美術には、まだ世に知られていない作者、作品が埋もれています。例えば、伊藤若冲(1716–1800)の場合、2000年に京都国立博物館で開催された展覧会をきっかけに、空前の若冲ブームが巻き起こりましたが、そんな若冲も、2000年以前は一般の人々にとっては「知られざる鉱脈」でした。

その後も若冲をはじめとする奇想の画家の発掘は進みましたが、縄文から近現代まで、いまだ知られざる鉱脈がまだまだ眠っています。

本展では、あらためてその鉱脈を掘り起こし、美しい宝石として今後の日本美術史に定着していくことを目標としています。観客のみなさんが、ご自分の眼で「未来の国宝」を探していただきたいと思います。

Art Agenda https://www.artagenda.jp/exhibition/detail/10270

小出楢重展(仮称)

2025年9月13日(土)~2025年11月24日(月・振)

Art Agenda

この展覧会について

大阪市出身で、近代日本を代表する洋画家の一人、小出楢重(1887 – 1931)の25年ぶりの回顧展です。東京美術学校を卒業後、二科展に《Nの家族》を出品し画壇にデビューした楢重は、43歳で急逝するまで日本人としての油彩画を追求し続け、静物画や裸婦像において数々の傑作を残しました。「裸婦の楢重」と呼ばれるように裸婦像の名手として知られ、特に1926年の芦屋への転居後約5年のうちに制作された作品群では、大胆なデフォルメと艶やかな色彩により日本人女性の裸体を独自の造形美へと高めています。

本展では、初期から晩年までの画業を各時代の代表作とともにたどり、楢重の油彩画の魅力に改めて迫ります。また、素描、ガラス絵、装幀、挿絵、随筆などに発揮された多彩な才能をご紹介します。

Art Agenda https://www.artagenda.jp/exhibition/detail/10271

新時代のヴィーナス!アール・デコ100年展

2025年10月4日(土)〜2026年1月4日(日)

Art Agenda

この展覧会について

1925年パリで開催された現代産業装飾芸術国際博覧会から、2025年で100周年を迎えます。アール・デコ博と呼ばれるこの博覧会は装飾芸術(デザイン)に焦点を当てた博覧会で、活況を呈した1900年のパリ万博以降の雰囲気を集大成すると共に、以降アメリカをはじめとする諸外国に国際的な影響を及ぼしました。ここ大阪にもアール・デコは伝播し独自の文化を生み出していきます。

本展は、この幅広いアール・デコと呼ばれる様式の中でも、とりわけ女性と関わりの深いデザイン作品に焦点を当て、当時のグラフィック、ファッション、ジュエリー、香水瓶、乗用車等をご観覧に供するものです。

100年前の「理想的な女性」像を振り返り、そのデザイン諸相を再発見、ご堪能いただく機会となります。

Art Agend https://www.artagenda.jp/exhibition/detail/10272

シュルレアリスム 拡大するイメージ 視覚芸術から広告、ファッション、インテリアへ(仮称)

2025年12月13日(土)~2026年3月8日(金)

Art Agend シュルレアリスム 拡大するイメージ 視覚芸術から広告、ファッション、インテリアへ(仮称)

この展覧会について

1924年にアンドレ・ブルトンが定義づけた動向であるシュルレアリスム(超現実主義)は、無意識や夢に着目した、フロイトの精神分析学に影響を受けて発生しました。当初は文学における傾向として起こったものですが、徐々にその影響は拡大し、オブジェや絵画、写真・映像といった視覚芸術をはじめ、広告やファッション、インテリアへと幅広い展開をみせました。

芸術的革命をもたらしたシュルレアリスムは、政治的要素をも内包する一方、日常に密接した場面にも拡がりをみせ、社会に対して政治、日常の両面からアプローチしたといえます。

圧倒的存在感をもって視覚芸術、ひいては社会全体へと拡大したシュルレアリスムを、表現の媒体をキーワードとして解体し、シュルレアリスム像の再構築をめざします

Art Agend https://www.artagenda.jp/exhibition/detail/10273

大阪市立美術館

大阪市立美術館 名品珍品大公開!!

2025年3月1日(土)~3月30日(日)

大阪市立美術館 名品珍品大公開!!

概要

大阪市立美術館では、令和7年(2025)3月1日にリニューアルオープンすることを記念し、特別展を開催いたします。
「What’s new」という言葉には、久しぶりに会った相手に「お変わりはありませんか」と軽く近況を尋ねる挨拶と、「最新情報/新着情報」の2つの意味があります。
この展覧会名には、約2年半に及ぶ休館期間を経て久しぶりにお目にかかる皆様へ、親しみを込めたご挨拶と、リニューアルした最新の姿をお披露目するという2つの意味を込めました。
日本・東洋美術を中心とする大阪市立美術館の所蔵品は、昭和11年(1936)5月1日に開館してから現在に至るまで充実が図られ続け、その数は約8700件にのぼります。
本展では、館内の全フロアを特別展会場とし、絵画や書蹟、彫刻、漆工、金工、陶磁など分野ごとに選りすぐりの作品約200件を一堂に展観します。当館を代表する名品たちに加え、これまであまりご紹介する機会のなかった「珍品」ともいえる作品も織り交ぜ、大阪市立美術館の「変わらぬ魅力と新たな魅力」をお伝えします。大阪市立美術館や作品たちとの再会と新たな出会いをお楽しみください

https://www.osaka-art-museum.jp/sp_evt/whats_new

日本国宝展

2025年4月26日(土)~6月15日(日) 46日間

国宝展

開催趣旨

令和7年(2025)春、大阪市立美術館を会場に「日本国宝展」を開催します。昭和45年(1970)以来、大阪の地で二度目となる国際博覧会が開催されるこの年、大阪市立美術館は昭和11年(1936)の開館後初めて、二年以上に及ぶ全面改修を経て、リニューアルオープンを迎えます。本展はこの二つの記念すべき事業に合わせて企画され、「国宝」という類い稀なる宝と〈出会い〉、感動を共有することで、国や地域を超え日本文化への理解を深める契機となることを目指しています。

本展はおよそ130件もの国宝が一堂に集まります※。
生み出された時代を表す鏡でもある美術工芸品、そしてその頂点とも言うべき国宝を通じて日本の美の歴史を辿る、稀有にして贅沢な機会となることでしょう。また、リニューアルオープンと万博の開催が重なるまたとない機会に、初めて大阪で開かれる国宝展であることから、大阪ゆかりの国宝もまとめてご紹介します。すべて最初から国宝だったのではなく、何百年あるいは何千年もの時を越えて奇跡的に今に伝わり、国の至宝となったものばかりです。
この奇跡を可能にした、守り伝えていこうとする人々の熱い想いとたゆまぬ努力を継ぐべく、文化財を未来へ伝えていくことの意義についてもご紹介します。
※参考出品を除く。

日本国宝展 https://tsumugu.yomiuri.co.jp/kokuhou2025/index.html

あべのハルカス美術館

生誕140周年 YUMEJI展

2025年1月18日(土)~3月16日(月)

生誕140周年 YUMEJI展

展覧会概要

大正浪漫の象徴であり、「夢二式美人」で一世を風靡した竹久夢二(1884-1934)は、明治から昭和前期にいたる日本近代芸術・文化の円熟した魅力をもっとも醸し出した芸術家でした。夢二は、絵画だけでなく雑誌や楽譜、本の装幀、日用品のデザインなど多岐にわたるジャンルで活躍し、彼の作品は、今もなお私たちを惹きつけてやみません。
本展は、夢二郷土美術館が所蔵する選りすぐりのコレクションを中心に、最新の研究に基づく新たな視点から選んだ作品や資料約180点により、夢二の画業と魅力をご紹介するものです。是非会場で夢二の世界を心ゆくまでお楽しみください。

あべのハルカス美術館 https://www.aham.jp/exhibition/future/yumeji/

生誕140年 YUMEJI展 大正浪漫と新しい世界  案内チラシ(PDF:2.60MB)


空想旅行案内人 ジャン=ミッシェル・フォロン

2025年4月5日(土)~ 6月22日(日)

空想旅行案内人 ジャン=ミッシェル・フォロン

展覧会概要

ジャン=ミッシェル・フォロン(Jean-Michel Folon 1934-2005)は、ベルギーが生んだユニークなアーティストです。詩的でユーモアに富み、やわらかな色彩と軽やかなタッチで表現されたフォロンの作品は、見る人を空想の旅へと連れ出してくれるとともに、この世界で起きているさまざまなことがらへの気づきをもたらす、豊かなメッセージ性をもそなえています。フォロンの没後20年、そして彼が生前に設立したフォロン財団の25周年を記念する本展は、絵画、彫刻、ポスターなどの多彩な作品約230点によって、そのあたたかく深遠な魅力をご紹介します。

https://www.aham.jp/exhibition/future/folon/

国立民族学博物館

みんぱく創設50周年記念特別展 「民具のミカタ博覧会――見つけて、みつめて、知恵の素」

2025年3月20日(木)~6月3日(火)

みんぱく創設50周年記念特別展 「民具のミカタ博覧会――見つけて、みつめて、知恵の素

展示概要

民具とは、わが国において、日常の生活で必要なものとしてつくられ、使用されてきた造形物です。これらの民具は、研究者が旅をし、さまざまな地域の生活文化と出会いながら収集されてきました。本特別展では、民具の射程を日本から海外にまで広げ、くらしのなかの美の造形としての民具を紹介します。

https://www.minpaku.ac.jp/ai1ec_event/54156

逸翁美術館

2025展示I 黒い美術(ART)

2025年1月18日(土)~3月16日(日)

逸翁美術館

概要

美術に欠かせない色、黒。絵画における水墨画、書における古筆や墨蹟は、黒い墨の濃淡で様々な風景や人物を描き分け、墨のかすれや線の太さや細さで、絵画や文字を書く人の個性を表します。
 また、工芸品においては、黒い釉薬の焼き物や、日本人に馴染みの深い漆を用いた作品などがあります。焼き物では、釉薬や焼成方法、温度や作られた場所などによって黒の発色が異なり、漆芸品では、漆の性質や塗り重ねられた上に磨かれることで生み出される艶のある黒など、それぞれが古から多くの人々を魅了してやまない"黒"色です。
 今回の展覧会では、そうした黒をモチーフにした作品に注目し、水墨画や古筆切、墨蹟などの掛軸や、樂茶碗や瀬戸黒茶碗、漆を用いた棗や盆、器などを収蔵品の中から展示し、黒い美術(ART)を取り上げます。

https://www.hankyu-bunka.or.jp/itsuo-museum/exhibition/2024/08/28/art/007777/


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