【1人でアメリカ大陸縦断】🇲🇽神秘の遺跡・セノーテ巡りと絶景ビーチinカンクン
みなさんこんにちは!
遊びに来てくださりありがとうございます。
今回の記事では、アメリカ大陸縦断ひとり旅、メキシコ最後の滞在先であるカンクンでのエピソードについて綴っています。世界的にも有名な国際リゾート地から、ちょっと離れた遺跡巡りまで、魅力たっぷりなカンクンの様子をお届けします。
▼旅の概要についてはこちらの記事でご覧ください!
▼前回の様子はこちら!
📅スケジュール
3月25日 カンクンに到着、休息
3月26日 ツアーで遺跡・セノーテ巡り
3月27日 個人でセノーテ巡り
3月28日 アメリカのニューオーリンズへ移動
こんな感じのスケジュールで、リゾートでプライベートビーチをのんびり満喫♪というよりは、かなりアクティブに足を伸ばした観光スタイルです。
🚌移動方法について
カンクン空港から市内に行くには、タクシーかバスを使うことができます。が、空港にUberを呼ぶことができないので、空港前にいる野良タクと交渉する必要があります。ぼったくられる可能性もあり、交渉がめんどくさかった私はADOバスを利用しました。
分かりやすく解説されている記事があるので参考に載せておきます。
市内での移動については、市内のバスがかなり発達していますが、遺跡やセノーテは市内中心部から遠いので、Uberタクシーを手配するか、ツアーで行くのがおすすめです。私はチェチェンイッツァはツアーで、セノーテ巡りはバスとUberで移動しました。
📍カンクンについて
真っ白でサラサラ砂浜と真っ青な海のコントラストが美しいカンクンのビーチリゾートは、言わずと知れた観光地。また、カンクンがあるユカタン半島はマヤ文明の遺跡の宝庫になっていて、数々の遺跡を目にすることができます。
美しいカリブ海から神秘的な遺跡の数々まで、いろんな楽しみ方のあるカンクンを、2泊3日で存分に楽しんできました!
🏠宿泊先について
今回もホステルです。泊まらせていただいたのはこちらの女子部屋。リゾートエリアから少し離れた市内にあるホステルです。
ルーフトップやプールなど、楽しめる施設が充実していて賑やかなホステルでした。お部屋も綺麗で、室内にシャワールームがついています。
ホステルではツアーを提供していて、空きがあればその場で予約することができます。行きたかったチェチェンイッツァはカンクン市内から車で約3時間かかるので、ツアーで行くことにしました。
ツアーで巡るマヤ文明の遺跡とセノーテ
到着した日は前日の夜遊びのせいもあってかなり疲れていたので、ご飯を食べたら久しぶりの温水シャワーをたっぷり浴びてぐっすり寝てしまいました。
翌朝早くからツアーのバスに乗るため、早起きしてホステルの前へ。
ツアーの内容は、セノーテ・オシュマン(Cenote Oxman)を観光して昼食をとった後、チェチェンイッツァを自由行動で観光し、最後はバジャドリという街に少し滞在してホテルまで帰るというもの。(当時)
当時の情報ですが、オールインクルーシブで84USドルです。チェチェンイッツァの入場料が533ペソ(約3,200円)、自力でバスで行く場合の往復のバスの運賃が324ペソ(約2,000円)と考えると、大型バスで居心地よく移動できて、ホテルまでの送迎やセノーテ観光、昼食もついてこのお値段はまあまあお得に思えます!
もう1人、同じホステルで1人でツアーを予約した方いて、なんとなくその人と行動することになりました。ブラジルから来たというアレックスさんです。
長いバスの旅ですが、たまにツアーの方の説明が入ったり、アレックスとおしゃべりしたりしている間にセノーテ・オシュマン(Cenote Oxman)に到着!
カンクンのあるユカタン半島に多いセノーテは、実は地下水が溜まったもの。雨水は地上から石灰質の地層に流れこみ、地下水となって海へ繋がりますが、陥没穴に地下水が溜まることがあります。これがセノーテで、透明度の高い水の天然のプールになっているのです。スキューバダイビングのライセンスを持って潜って楽しむセノーテが多いですが、セノーテオシュマンはライセンスがなくても泳いで楽しむことができるので、人気があるようです。
セノーテでは、その水の透明度を維持するため、基本的に日焼け止めを塗ることができません。biodegrableと表記されている生分解性成分配合のオーガニックな日焼け止めのみ使用が許可されているので、事前に買っておきました。
更衣室で水着に着替えてシャワーで軽く汚れを流したらレッツゴー!ぽっかりと空いた穴を覗くと、真っ青な泉が。太いツタがいく筋も泉に向かって長く垂れていて、まるで太古にタイムスリップしてきたかのよう。
暗い階段を下に降りで行くと、ライフジャケットを配られて、水辺に出ることができます。このセノーテの目玉は、ターザンジャンプです。ロープにつかまってターザンよろしく、ダイブ!もちろん縦横無尽に人が降ってくるということはなくて、ちゃんとエリア分けされており、監視役のスタッフもいます。笑
私はこの後の旅程でお化粧が落ちてしまうのが嫌で、ぷかぷか浮くだけにしました。が、それでもひんやりした泉は気持ちよくて、何より透明な水に太陽の筋が揺らめく様子がとっても綺麗で楽しかったです。足元にはお魚も泳いでいました。いつかセノーテダイビングに挑戦してみたいです。
泳いだあとは、お隣の施設でお昼のバイキング。メキシコ料理がたっぷりと出てきて、マヤ文明の歴史的な衣装と思われる格好をした人が踊りにくるパフォーマンスもありました。トルティーヤのスープとチャーハンみたいなやつがとってもおいしかった!
お腹が満たされたら、ついにチェチェンイッツァへ!このツアーは自由行動なのでガイドなし。自分の持っているありったけの知識と、どこかのツアーのガイドさんの大きな声に聞き耳を立てて楽しみました。笑
入り口から入ってしばらく歩くと、大きなピラミッド型の遺跡エル・カスティーヨが、羽のついた大蛇に守られるようにそびえ立っています。4面には急な階段があって、最上段の神殿へ登る1段を合わせると91段×4面+1段=365段になり、これは太陽暦の1年(365日)を表しているそう。こんな緻密な設計と壮大な建設が1000年以上も前にされたなんて信じられません。ここでたくさんの女性や子供の生贄を差し出す儀式が行われていたことを想像すると、平成生まれであることに心から感謝しました。
エルカスティーヨの前で強く手を叩くと、クワっという不思議な反響音がします。この反響音はアステカ神話の農耕神であるケツァルコアトルの使いとされる鳥、ケツァールの鳴き声に似ているそう。そこまで計算して作られていたのかはわかりませんが、とても神秘的です。私もトライしてみましたが、すごい反響音がするのでぜひ挑戦してみてください!
エルカスティーヨから10分ほど歩くと、セノーテがあります。こちらのセノーテは残念ながら、先ほどのような泳げる泉ではありません。生贄のセノーテと言われ、水の神様に女性やまだ幼い子供の生け贄や貢ぎ物を捧げていたそうで、実際生贄のものと思われる頭蓋骨などが発掘されています。付近にはその祭壇らしいものもありました。1000年以上前のこととはいえ、ゾッとしてしまいました。
遺跡内ではたくさんお土産を売っていて、お嬢さん可愛いね〜、とか言いながら近づいてきます。スペイン語が少しわかるアレックスは、かなり交渉をして安く置物を買っていました。向こうの言い値はかなり高いので値切り必須だそうです。
ひと通り散策してチェチェンイッツァを満喫したらちょうど良い時間になっていたのでバスに乗ってカンクン市内のほうへ戻ります。
途中で停車して、バジャドリ(Valladolid)という街で30分ほど自由時間がありました。街の中心にある広場でアイスを食べてストレッチ。少し歩きましたが、コロニアルな街がサンミゲルに似ていて少し懐かしくなりました。
少し休憩したらまたバスに乗って、ホステルまで戻ります。夕飯はアレックスと一緒にホステルのすぐ近くのレストランでタコスを。割と人気で美味しい場所だとおすすめしてくれました。店内はおしゃれで雰囲気が良く、タコスはもちろんのことトルティーヤが香ばしくておいしかったです。
のんびりコロナビールを片手に旅について語り合っていましたが、この年で女性1人でメキシコに来るなんてアクティブだね、と言われました。ただついてきてくれる友達がいなかっただけだと言ったら笑っていましたが、ブラジルは女の子1人はちょっと危ないからおすすめしないな、とのこと。親切なアドバイスをくれた彼は明日の朝旅立つそうで、ここでお別れでした。
泊まらなくてもリゾート気分が楽しめる🏖️
カンクンのビーチエリアはホテルのプライベートビーチとなっていて泊まらないと入れないところが多いですが、パブリックビーチなら高いホテルに泊まらなくても、いつでも好きな時に楽しむことができます。
カンクンには3つのパブリックビーチがあり、それぞれ雰囲気が少しずつ異なるようです。私はプラヤデルフィネス(Playa Delfines)という1番大きくて人気のあるパブリックビーチに朝日を見に行くことにしました。
市内からはバスで40分くらいで行くことができます。R-1,R-2というルートのバスに乗り、「Playa Delfines(プラヤ・デルフィネス)」と伝えます。バスには次の目的地が書いてある電光掲示板などはないので、Googleマップで位置を確認しながら慎重に行きました。よほど不安そうな顔をしていたのか、リゾートエリアのホテルで働いてるらしい女性が英語で助けてくれて、ビーチの前で降りたい旨をあらためて運転手にスペイン語で伝えてくれた上、降りる時に教えてあげるから大丈夫よ、と言ってくれました。さすがのホスピタリティ、、、!
到着すると、朝早いのか人があまりいません。可愛いモニュメントの前で写真を撮ったら、朝日を見るスポットを探しにビーチに足を踏み入れます。
そこには無料とは思えないほど美しいビーチがありました。真っ白な砂浜に真っ青な海。初めてのカリブ海を前に、1人ではしゃいでしまいます。葉っぱでできた傘なんかもあって、朝日を見るには最高のスポットでした!
勝手にセノーテツアー
朝日を見たら、今日はいくつかの有名なセノーテを見に行くことにしました。昨日のセノーテで泳ぐのは満足したので、美しさを堪能しに行くことに。多くのセノーテが昨日のツアーで寄ったバジャドリ付近にあるので、長距離バスのADOバスでバジャドリまで行って、そこからUberタクシーでセノーテまで行くことにしました。セノーテまでは基本的にタクシーを使うことになるので、バジャドリでもセノーテでも待っているタクシーはたくさんいるので足がなくなることはありません。
バジャドリまでの行き方はこちらに詳しく書かれているサイトがありますので、参考に載せておきます。
ひとつ目に向かったセノーテは、セノーテ・サムラ (Cenote Samula)。バジャドリから車で10分くらいの場所にあります。
昨日のオシュマンとは違って、洞窟のようになっています。小さな穴から射し込む太陽の光の筋がとても美しい幻想的なセノーテです。ディズニー映画「リメンバーミー」の舞台となっていて、映画で使われたシーンはかなり再現度の高いものでした!あまり大きなセノーテではいからか観光客が少なく、静かで厳かな雰囲気が漂う穴場的な素敵な場所でした。
次に向かったのは、セノーテ・スイトゥン (Cenote Suytun)。サムラと同じように、天井の穴から太陽の細い筋が差し込むのが神秘的なセノーテ。こちらはフォトジェニックさが有名になっていて、写真を撮りにきた観光客で行列ができていました。水の透明度はあまり良くなく、遊泳には向いていないセノーテで、泳いでいる人は少なかったです。
時間によっては丸い台のところにピッタリ光が差し込みますが、私がついた時にはもうその時間は過ぎていました、、、写真だと写りが悪いのですが、真っ直ぐに差し込む光はとても幻想的でした。
個人的にはセノーテスイトゥンが人が少なく、未開拓な感じがしてとっても好きでした。こちらの2つのセノーテはタイプが似ているので、もっと違う雰囲気のセノーテも見に行けばよかったかなとちょっと後悔、、
セノーテ巡りの後はカンクンに戻る前にバジャドリを少し観光することに。ローカル感が強いものの治安は良さそうで、落ち着いている街でした。
メキシコ最後の料理を堪能するため、フードコートらしきところで最後のポソレとオルチャタを。やっぱり優しくてとっても美味しかった、何回食べても大好きな味です。
翌朝カンクンからメキシコに涙の別れを告げて、ついにアメリカのニューオーリンズに向けて出発しました。
最後に
最後まで読んでいただきありがとうございます!
メキシコ周遊はこれで終わりですが、ここからアメリカに北上していきます。美味しいご飯とおしゃれな町並み、そして素敵な友人に恵まれたアメリカ編も楽しみにお待ちください!いいね・フォロー・コメントお待ちしております!
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