Explaygroundのラボ
Explaygroundでは、続々とプロジェクトが誕生しており、そのプロジェクトを我々は『ラボ』と呼んでいます。
ラボは、公教育のアップデートにつながるような取り組みや、社会実装を目指していくタネなどを持ち、自らが主体的に行動を起こした人が核となり仲間とともに協力して探求を進めていく集まり。
このラボが育ち、企業や行政との共同研究などに発展していくことで世界は自ら変えられるという学びを得られるとともに、社会実装や教育のアップデートにもつながっていきます。
各ラボには、東京学芸大学を始めとした各大学の教職員、学生、地域住民、企業人が参画しています。
今後ラボは、アメーバのようにくっついたり離れたり変化しながら成長していきます。
ここでは、そのラボを皆さまにご紹介します。興味があるラボがあれば、是非ご連絡ください(問い合わせはこちら)
▼ GREEN TECH ENGINEERラボ
東久留米の森等で、森での学び、暮らしを実践することで、これから必要とされる自然とともに、自然を活用して生きていく人材の育成を目指します。
Dream 1:森を学ぶ、森で学ぶ、新しい森の学びのシステムの構築
Dream2:多くの人が森を守りながら、森に暮らす、新しい森生活システムの構築
リーダー教員:大谷 忠(東京学芸大学 教授)、鉃矢 悦朗(東京学芸大学 教授)
▼ 異人ラボ
文化人類学とアート・デザイン領域の協働で、多文化や伝統文化を理解して自己の価値観を再構成し、新たな価値を創造していく学習プログラムの研究開発を推進していきます。各地の「異人」「まれびと」「来訪神」などを調べ自分たちなりの新しい「異人」を創造したり、「異人」を基盤として各地の祭りを再興していくことなどを予定しています。
リーダー教員:出口雅敏(東京学芸大学 教授)、正木賢一(東京学芸大学 准教授)
▼VRラボ
VRを活用し「学び」のあり方に新しい価値を生み出すことをテーマに、「科学教育」「言語教育」「スポーツ指導」「博物館の新しい可能性」「ミラースクール構想」など多様な研究開発を推進していきます。
リーダー教員:木村 守(東京学芸大学 教授)、奥村 基生(東京学芸大学 准教授)、中野 幸夫(東京学芸大学 准教授)
▼遊具開発ラボ「Manobo」
「人類史上類まれなる発明品である『すべりだい』を超える遊具を開発したい」と本気で考える人たちの集まりです。
2020年1月から実証実験始めます!(どんな遊具かはまだ内緒です)
リーダー教員:鉄矢 悦朗(東京学芸大学 教授)
▼Nihonbashi Music Labo(NML)
日本橋にストリートを取り戻す!
日本橋に「音楽」を基盤とした新たなコミュニティを形成し、繋がりと躍動感を生み出す空間から創造的な人材を育成していくことを目指します。
リーダー教員:小西 公大(東京学芸大学 准教授)
▼いごこチーム
「居心地ってなんだ?」という問いを問い直し、ユニバーサルにおける居心地のつくりかた、自分の居心地を自分でつくれる人材育成についての研究を進めていきます。
リーダー教員:萬羽 郁子(東京学芸大学 准教授)
▼Home Soup Bar
新しい多文化交流の形。自分の国でなく、自分の家のスープを起点に、自分の文化、自分の家の文化、自分のコミュニティの文化を語り合います。
大学における日本人学生と留学生の交流かラスターとして、地域での多文化交流にまで活動を広げていきます。
スープを飲みたいだけの方も是非ご参加ください。
リーダー教員:木村 守(東京学芸大学 教授)
▼VIVISTOP GAKUGEI 準備室
子どもも大人も、だれもが気軽に「つくることで共に学びあう」を実践できる場づくりをはじめます。木工や電子工作から、レーザー加工機や3Dプリンターといったデジタルファブリケーションまで。気になることをとりあえずやってみて、見つけたことについてわいわい話しながら「つくって学ぶ」を楽しむ人を増やします。
▼教育イノベーションネットワーク
東京学芸大学の卒業生で、教員にはならずに社会で教育支援を行っているOBOGと、現役の学生のネットワーク構築し、大学生による教育のイノベーションを支援していきます。
リーダー教員:金子 嘉宏(東京学芸大学 教授)
▼ワーケーションラボ
多拠点居住やワーケーションを行う大人が、拠点となる地域の小中高生と地域の課題を解決するシステムを構築し、並行して親が多拠点居住をする際の子どもの学校教育の在り方を研究していきます。
リーダー教員:松田 恵示(東京学芸大学 副学長)
▼Möbius Open Library(MOL)
図書館と知の未来について考えるラボです。
知を蓄えて整理する仕組み(=図書館)と、知を取り込んで新しい知を生み出す活動(=学び)の関係を思いつつ、知を取り巻く新しい仕組みや活動のあり方を考えていきます。
note
リーダー教員:高橋 菜奈子(東京学芸大学 附属図書館)
ファシリテーター:藤村 聡(東京学芸大Explayground推進機構 理事)
▼変人類学研究所
変人が変人として受け入れられる社会を作りつつ、各自が自分の変人性に気が付き、その変人性を生かそうとする人材の育成を目指します。
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リーダー教員:小西 公大(東京学芸大学 准教授)
▼SPEAKING LABO
AIを活用して、外国語をどんどんしゃべりたくなるような、スピーキング学習支援の教材を開発していきます。
リーダー教員:木村 守(東京学芸大学 教授)
▼青少年体験活動アワード
青少年が体験活動に参加することで「生きる力」を体得し、社会をよりよく生きて行く学びと成長の機会を増やすことを目指し、小中高生が体験から学ぶことを奨励するプログラムを運営します。
概要紹介 Facebook
リーダー教員:小森 伸一(東京学芸大学 准教授)
▼授業研究ラボIMPULS
日本の伝統的な教員研修システムである「授業研究」を国際発信し、算数・数学の授業研究をフィールドにした、グローバルな授業研究ネットワークの拠点となるラボです。
東京学芸大学Project IMPULS(International Math-teacher Professionalization Using Lesson Study)で得られた知見と強みを活かし、世界中の先生が日本の授業から学び・日本の先生が世界の授業から学ぶための教員向けプログラムの開催や、海外における授業研究導入/発展支援のための専門的コンサルテーションを行います。
WEB Facebook
リーダー:松田 菜穂子
ファシリテーター:西村 圭一(東京学芸大学 教授)
▼放課後まほらbo
「まほら」とは、「素晴らしい場所」「住みやすい場所」という意味の日本の古語です。子どもにとって、親にとって、地域にとっても素敵な「放課後のまほら」を探究します。
リーダー教員:小森 伸一(東京学芸大学 准教授)
▼学芸の森人・集・ラボ
東京学芸大学に四季折々の息吹を吹き込む「学芸の森」。
その土地の風土であり、人の思いによって形作られた植栽でもある学び舎の森を、人の思いによって形作られた植栽でもある学び舎の森を、守り、共に育てる“学び”の大切さから生まれた「学芸の森プロジェクト」。
その歴史を継承し、学び・勤め・そこに暮らす仲間と集い、考え、対話し、新たな思いを形にする場所が「学芸の森人・集・ラボ」です。このラボのスタートアップは、“小金井の庭”から始まります。
note
リーダー教員:小森 伸一(東京学芸大学 准教授)
▼対話型検討会ネットワーク
教職大学院総合教育実践プログラム(旧・カリキュラムデザイン・授業研究コース)で生み出され取り組まれてきた、模擬授業や実際の授業の「対話型検討会」。助言や評価を言い合うのではなく、学習者や授業者として感じたことや考えたことを出し合って対話することで問題を掘りさげていくような検討会のスタイルです。学校現場や他大学と連携しながら、検討会のあり方の改革に取り組んでいます。
リーダー教員:渡辺 貴裕(東京学芸大学 准教授)
▼VRコンテンツを活用した新問題解決学習の開発
VRコンテンツを開発し、そのコンテンツを利用して、問題解決学習の問題生成場面をデザインし、実践します。体育の授業で、動きをイラストや動画で確認するのではなく、プレイヤーの視点そのものから動きを捉え、活動者の内側の視点に立って、問題を設定し、解決していくような新しいスタイルの問題解決学習を確立することが目的です。
リーダー教員:鈴木 直樹(東京学芸大学 准教授)
▼Edu_X
教育と関わり、異なる国々の学生が交流(X)することによって、グローバル化した社会を支える教員として成長する機会を提供することを目的としています。海外学生を受け入れて日本人学生と協働学習する短期留学プログラム、海外大学へ日本人学生を派遣する短期留学プログラムを企画・運営しています。
WEB
リーダー教員:鈴木 直樹(東京学芸大学 准教授)
▼ハイサイ・ウチナーラボ
唐の世(ゆー)、大和世(ゆー)、アメリカ世(ゆー)を経て今日を生きる沖縄。気候風土や地理的条件と共に育まれてきた文化。唄三線や神行事に込められたチムグクル。そして基地問題と平和学習のリアル。民泊をベースにしながら、テーマ別交流学習を通して“ウチナー”に出会う、自文化に気づく。豊かな知の広がりを体験していきます。
リーダー教員:入江 優子(東京学芸大学 准教授)、加瀬 進(東京学芸大学 教授)
▼東京学芸大学ヒューマンライブラリー
ヒューマンライブラリーとは文字通りには「人間図書館」です。お互い異なる文化的背景や、身体、考え方などを持った人々を生きた「本」として迎え、「読者」との対話を通じて、多様な生き方を認め合う、多様性に対して開かれた社会の実現をめざす試みです。
2000年にデンマークで始まり、欧州、北米、オーストラリアなど世界各国で行われています。日本では、様々な大学、団体、個人によって行われ、東京学芸大学でも2016年以来、4回ヒューマンライブラリーを開催しました。ヒューマンライブラリーで「本」になってくださる方は、在日外国人(難民、イスラム教徒、留学生)、セクシュアルマイノリティ、障がい者、教育支援者など多種多様な方がいらっしゃいます。具体的には、読者が「本」のリストから選び、その時間に「本」の語りを聞きにいきます。学芸大では、1冊の「本」につき、1~5人の読者が語りを聞くシステムで、30分ずつ、4、5回の語りがあり、最後に全体の交流会が行われます。読者は、学内の教職員学生だけではなく、広く地域や一般に呼びかけて行われています。
リーダー教員:岡 智之(東京学芸大学 教授)
▼世界を繋ぐ遠隔地体育!
オンラインの会議システムを使って、国内外の遠隔地同士を繋いで、一緒に楽しくプレイし、学びを深めていくことを目的にしています。学校や国の枠組みにとらわれず、グローバルな学びを創造していくことで、新たなネットワークの構築と、新たな世界の生成を目指していきます。愛知、東京、広島を繋いでの表現運動の遠隔地体育の実践および広島とマカオを繋いでの遠隔地体育の実践を現在、予定しています。
リーダー教員:鈴木 直樹(東京学芸大学 准教授)
▼金文(古代漢字)ラボ
漢字の起源や語源を探究し、面白くてしょうがない漢字学習、古代漢字の解読を通しての当時の社会を理解していく、新しい漢字の発明などなど、漢字の多様な可能性や未来を考えていきます。
リーダー教員:下田 誠(東京学芸大学 准教授)
▼未来の森の教室
森を守り、森を愉しむ新しい時代の森人を育成したい。学校での森の学び(前後学習を含めた移動教室)を再定義し、実践的に研究開発、発信をしていきます。
リーダー教員:金子 嘉宏(東京学芸大学 教授)
▼過去・未来・世界とジブンを繋ぐ、探究学習ラボ「Dolphin」
わたしたちは未来の教育を協創するチームです。A Iやデジタルアーカイブ、オンライン授業やメディアアートを用いた研究と実践を行っています。社会科教育や探究、総合、道徳を主なフィールドに、子どもたちがワクワクしながら冒険するような学びをデザインしています。このプロジェクトがつくる教材は、答えが1つではない、多様な立場の意見や多様な資料を、多面的・多角的な視座で捉えられるようにデザインされています。時間的・空間的距離を縮小し、タイムマシンで過去と未来を、どこでもドアで世界中を旅する、そんな学びのデザインがここに。
WEB
リーダー:大井将生(東京大学大学院)、宮田諭志(東京学芸大学附属竹早小学校)
ファシリテーター:金子 嘉宏(東京学芸大学 教授)
▼スマスポ 〜 運動遊び・スポーツ×創造ラボ 〜
小学生、大学生、大人の三者が運動遊びやスポーツを通して、関わり合い、楽しむ空間を構築し、運動遊びやスポーツに親しみながら想像力、創造力、他者理解の力を獲得していくことを目的としているラボです。年齢の垣根を超え、なんの制限もなしに遊んでいた昔懐かしい空き地のような空間を理想とし、子供達が安心して遊び、次世代で必要不可欠となっていく自発的に行動する力、想像力、想像力を自然に身につけていくことを支援しています。
リーダー:佐藤 勇大(東京学芸大学)
ファシリテーター:及川 研(東京学芸大学 教授)
▼INTER
留学生と日本人学生の日常的な交流をサポートするラボ。
特別な関係ではなく、一緒に学食を食べたり、空きコマを過ごしたりというような、ごく普通の友だちを作ります。
リーダー:岡 智之(東京学芸大学 教授)
▼Coaching Lab
子どもたちにコーチの存在を届けるため、教育現場へのコーチングを普及を目指すラボです。
コーチングの効果検証、現場へのコーチング研修、子どもたちへのコーチング提供などの活動がメインとなっています。
リーダー:長澤 瑞木(東京学芸大学)
ファシリテーター:金子 嘉宏(東京学芸大学 教授)
▼エディブルヤード
協生農法を実践することにチャレンジする活動です。不耕起、無施肥、無農薬で豊かな生態系を作ってたくさんの収穫を得ることができるのか? 学芸大キャンパスの一角で取り組みます。
リーダー:藤村 聡(東京学芸大Explayground推進機構 理事)
【Explaygroundとは?】
未来の公教育のありかたを求めて、東京学芸大学とMistletoeで立ち上げた全く新しい学びの拠点であり、産官学民のみならず子どもまでもが協働するプラットフォームが「Explayground」です。「学び」と「遊び」がシームレスにつながり、生涯にわたって社会の中で新しい価値を創造し続けるような営みを支える環境づくりを実施します。
子どもたちを中心に市民、小中高生、大学生、教員、大学職員、行政、企業などの参加者が、未来を引き寄せるような斬新な「やりたいコト・モノ」を種として、以下の3つのフィールドをステップに、産官学民で連携して社会実装を目指していきます。
-3つのフィールド
<スタートアップフィールド>
新しい取り組みを始めるための学ぶ・遊ぶ・交わるを中心とした機会/空間/情報の提供
<アクセラレーションフィールド>
企業や行政との共同研究の開始や、スタートアップフィールド発企画のプロジェクト化とその支援
<オーケストレーションフィールド>
社会実装化や、各種プロジェクトを組み合わせての産官学民の連携・協働の推進、および起業支援