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水が半分のコップとマインドセット

コップに半分だけ水がある時に、もう半分しかないと思う人と、まだ半分もあると思う人がいるという話は、同じ状況でも2種類の全く違うマインドセットの人がいるというところでだいたい終わりになる気がするが、本当の違いは次の行動ではないかと思う。

もう半分しかないと思う人の次の行動は、水を増やす(あるいは減らさない)事だ。まだ半分もあると思う人は、水を飲むかもしれないし、植物に水をやるかもしれないし、他の人に飲ませるかもしれない。なので、この二つのマインドセットは結果として大きな違いを生む。

お金だともっとはっきりする。

もう半分しかないと思う人の次の行動は、お金を増やす(あるいは減らないように使わない)事だ。お金を増やす(減らさない)ために”○○”をして、得られる結果はお金が増える、変わらない、減るのどれかだから、お金は”目的”となり、行動が”手段”となる。

まだ半分もあると思う人はお金を使う事を考える。旅行に使うかもしれないし、美味しいものを食べるかもしれない。教育に使うかもしれない。チャリティに寄付するかもしれない。ギャンブルに使ってしまうかもしれない。まだ半分あると思う人の次の行動は一気に多様化し、目的は無数にある行動から得られるいろんなもの、満足だったり増える知識だったり、となり、お金は”手段”になる。

同じものが目的となるか手段となるかで結果は大きく違う。得られるものが一つ(お金)から無数になる。

結局何が言いたいかというと、同じ状況でも、その状況をどうみるか(マインドセット)が人生を左右する事もあるという事です。ちなみに母ちゃんは後者(まだ半分もあるもんね)です。


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