プレイド顧客体験研究所 ピックアップニュース #10 (2024/9/27)
XD編集部より
XD編集部の川久保です。過去にXD(クロスディー)で公開した記事をご紹介します。
先日、新しい「Ginza Sony Park」が竣工しました。2025年1月にグランドオープン予定ということで、あと3ヶ月ばかり楽しみに待ちたいと思いますが、このプロジェクトが始まった当初の2019年にGinza Sony Park Projectのリーダーを務める永野大輔氏にインタビューした記事を今回はご紹介します。
ソニーパークはウォークマンやプレイステーションのような「商品」というように語り、「余白」を重視していた「Ginza Sony Park」。最近話題の大阪駅前の「グラングリーン大阪」の公園もそうですが、都市の中に余白を作り、そこでの楽しみ方を来場者に委ねるという施設が増えている気がします。
「Ginza Sony Park」は何を目指しているのか。当時のインタビューを読んで、グランドオープンのときに、また楽しみにして行きたいと考えています。
過去記事のご紹介
プレイド顧客体験研究所が気になったニュース
プレイド顧客体験研究所のメンバーが気になったニュースとしてお届けします。
・横断プロジェクトで「CX」をアップデート!BIGLOBEが始動させた改善活動とリーダーたちの奮闘
BIGLOBEが注力する光回線の領域で、全社横断でCX向上に取り組んでいるプロジェクトが紹介されている記事がありました。全関係部署から部長と主要メンバーがアサインされたプロジェクトで、お客様の立場からカスタマージャーニーにおける問題点を抽出していったというお話です。お客様視点、縦割りにやらないというのは、このような関わる部署が大きいサービスや会社において大事な視点ですね。
・「飴を舐める文化」を次世代にどう届けるのか? 部門横断で築く老舗キャンディメーカー カンロ のCX戦略
こちらも部署を横断したCX戦略の話です。さらに、この記事はインフォバーンさんのスポンサード記事でもあるので、カンロさんの取り組みの中でどのようにインフォバーンさんが支援したかという話も紹介されています。
・三菱商事・KDDI・ローソン、「未来のコンビニ」への変革に向けた取り組みを開始~店舗や地域社会に寄り添う「Real×Tech Convenience」を拡大~
KDDIとの連携で、テクノロジーを活かした店舗体験を提供していくという発表をローソンがしていました。「Real×Tech Convenience」で、スマホレジ、AIサイネージ、店舗業務の最適化、次世代リモート接客プラットフォームなどを一部店舗で実証実験していくそう。「未来のコンビニ」に向けたテクノロジー活用、楽しみです。
・「電脳メガネ」ついに実現? Meta、真のARグラス「Orion」を披露 “筋肉の信号で操作”も可能に
Metaが開発中のARグラス。「デモ映像では、実世界の部屋に浮かんだ複数のウィンドウで、WebブラウザやMessenger、Instagramを見たり、Orionを掛けたもう一人と現実空間上で3Dゲーム「PONG」を楽しんだりする様子が映し出されていた」そう。一般向け発売の予定はないようですが、このような製品はそのうち出てくるだろうので、そうするとよりリアルとデジタルの生活の境目がなくなっていきそうです。
・楽天証券、無料の資産管理アプリ「iGrow」
楽天証券が資産づくりをサポートするアプリ「iGrow」を2024年秋に公開するとのこと。アプリを通じて定期的にユーザーとの接点を持てますし、手数料の差は大きな差別化になってこないので、こういったアプリも含めたサービス全体として楽天証券を使い続ける理由をつくるというのはこれから多くの業種でも増えそうな予感です。家計簿アプリなども、一連のサービスとして組み込まれていきそうですね。
・国内スタバ初「12歳以下向けフラペチーノ」が話題 きっかけに「親の声」
イオンタウンの中の1つの店舗を国内のスタバでは初となる子連れ向け店舗に変換。国内初のキッズフラペチーノも用意するなどのキッズフレンドリーな店舗づくりをしたそうです。メニュー開発などの多彩さもありますが、日本のスターバックスはこういった店舗づくりにおいて画一的ではなく、しっかりその場の顧客ニーズに合わせた店舗づくりができていて、さすがだなと思いました。さらに、荷物が多い時やベビーカーを押す負担を減らすために席での「モバイルオーダー&ペイ」を推奨しているそう。ユーザーのメリットを伝えつつ、しっかりとデジタル体験の案内もしていて、より取り組みですね。
・語学アプリ「Duolingo」、GPT-4oを使った双方向英会話を開始
語学学習アプリのDuolingoが、生成AI搭載の新プラン「Duolingo MAX」を日本向けに提供。リリーというキャラクターとビデオ通話でインタラクティブな会話も可能になるということで、語学学習の会話にもAIが活用できる時代なんですね。会話で間違えたら恥ずかしいということもなく、良いなと思いました。
・アサヒ飲料、Z世代と開発した微炭酸飲料「BE」を販売 コンセプトは気分で選ぶ「チューニングドリンク」
アサヒ飲料が、「Z世代が自分らしくいられるドリンク開発」をテーマにして開発したドリンクを発売。大学生12名が参加するワークショップを2度開催し、味・パッケージなどに関するディスカッションの意見から商品を完成したということや、自由に自分を入れ替えるチューニングを大事にしているところが今の気分にはマッチしそうですね。
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