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AIによって仕事から解放されたら、私たちは何をする?
Top画像はAIイラスト生成の"Midjourney"で作成しました。
絵が描けない芸大卒の私にとっては夢のようなツールです。
ChatGPTを使ったことありますか?
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私は本メルマガを書く前にアカウントを作成しました。これから色々と試していきたいと思います。
AIの進化が目覚ましい昨今、「仕事が無くなる」という話題も出てきます。
私はこれに違和感があるのです。
AIが勝手に人間の仕事を奪っていくのでしょうか?
チューリングテストをクリアするAIが誕生すれば、あり得るかもしれない。それでも、AIが自己判断、自己決定する社会でなければ起こらないと私は思う。
それよりも速く、経営者の手によって人間がAIに交代されていくと私は予想している。生産性や効率を優先して交代させるのだ。
もし、多くの仕事をAIに委ねることができるようになったら、その時 人間は何をするのだろう?
仕事から解放されたら私たちは自由になれるんだろうか?
はたまた、新たな悩みが出てくるのだろうか?
人間とは何か?
ヨハン・ホイジンガは、「人間は遊ぶ存在である」と言っている。
私たちの生活にインターネットが常態化して、20年以上になる。この間、私たちはどんどん機械化している。脳がゼロイチ思考になった。
二元論が染みついてしまった・・・。
自然界は、光と陰、生と死、表と裏、2つで1つが理なのだと私は思う。どちらか一方での存在を認めない。
自然界は二元論ではなく、どっちもある世界。これが多様性なのだ。
このどっちもあるという感覚は動物が元来 備えているものだと思う。人間は、人間の持っている機能を取り戻す時なのかもしれない。
この「どっちもある」は、「どっちでもいい」とは異なる。
私の感覚では、「どっちもある」は能動的で「どっちでもいい」は受動的。
と、ここでまた二元論に入りそうになった(笑)
「どっちもある」「どっちでもいい」両方あるのが私たち人間だよね。
一元論、二元論、多元論、すべてを受け止めてくれるのが宇宙。
自己探究の旅はつづく・・・
Insight Journey continues・・・
Vol.0953/2023年3月21日に配信したメルマガを加筆・修正したものです。
本号では他に「個性はある。個性を出せないのだ。」「オイラ、すっごいポンコツです。」についても書いてます。メルマガにご登録いただければバックナンバーをお読みいただけます。
< 編 集 後 記 >
動物行動学が専門の鳥取環境大学の小林朋道先生は、新しい時代のコミュニケーションのあり方についてのインタビュー記事「人間がなくしてはいけない本能は五感を使って気持ちを伝えること」の中で、「映像と音声だけで補えない接触感覚や匂いの感覚を伴うコミュニケーションをないがしろにしてはいけないし、本能の部分として大事に残していく必要があります。」と語っています。
誰かと一緒に食事をしたり、どこかへ出かけ同じものを見聞きする体験は、お互いの五感を刺激し合い、考えていることや思いが伝わりやすいのではないかと思います。そういった繋がりから得られる肌感覚は、やはりひと同士だから生まれるものだろうし、どんなにAIが社会の様々なことに利用されても、たとえAIロボットが学習の中で育てられた感情を持ったとしても、AIが私たち生身の人間が感じる痛みや喜びを代弁することはできないはずです。
花の香の 呼びし記憶の 川辺ゆく
香りとともに忘れていた記憶が蘇ったりするのも、いのちある私たちだからこそだと思います。
ともつま編集長
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