【詩】秋の愁華祭

秋の風が吹き抜ける畑一面、  
黄金色の光がふわりと広がる。  

「おい、また収穫か？」  

カボチャが大きな顔してドヤ顔でスタンバイ！  

「オレ様、今年もいい色だろ？焼かれても煮られても美味しいんだぜ」  

そう言わんばかりに畑の真ん中で大御所気取り

その横では
さつまいもがニョキニョキっと登場！  

「見てくれよ、このツヤ。オレ、
甘いから子供にも大人気だぜ！」  

なんて言って、自慢げな顔をしてるけど、  
引っ張ったら、土が一緒にドサッ！  

「ちょっと待って！土つきで登場するのは、
オレのスタイルだよ！」って。  

でも、その土まみれの姿がまた、
秋らしくて素敵なんだ。

ふと見ると
しいたけがひょっこり顔を出す。  

「今日も俺は香りで勝負！
焼かれても煮ても、いい香りを放つぜ！」  

って、風に乗せて香りをちらり。  

でもね、フライパンに乗った瞬間、  
「熱いんですけど!?」って驚くしいたけ。  
それでも、ジュワッと焼かれながら、  

「香りの王様は俺だろ！」
ってプライドは忘れない。

その隣で、にんじんがひっそりと顔を赤くしている。  
「俺も、カレーやシチューに欠かせないんだけど…」  

ちょっと控えめだけど、その存在感は抜群だ。  
さりげなく畑の端っこでしっかりと主張。

大根だって負けてない！  
「俺はあっさり派だからって侮るなよ？
おでんにしたら、オレ、最高なんだぞ！」  

そんなことを言いながら
収穫される瞬間をドキドキと待っている。

秋の野菜たちはみんな、個性たっぷりでにぎやか！  
ユニークな仲間が集まる畑で、  
今日は笑いが絶えない収穫祭り。

お腹も心も秋の恵みにほっこり癒され
 
最後はみんなで感謝の「いただきます！」  

そして一言、「ごちそうさま！」

By MakoCafe

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あとがき

秋の収穫の楽しさ🎃🍁🍄🌰を表現してみました
愁華祭の「しゅうか」は、『なんかしようか!』
という言葉らしいです😊

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