寝かせに寝かせた今年の熟成下書き集
note公式で年末年始の投稿企画が始まっていたようで。
お題(ハッシュタグ)に沿った投稿を5日間やると抽選でオリジナルグッズが当たるとのこと。
ほー、と眺めていたら、その中で目を引いたハッシュタグが。
あーー
あーーーーー
あるぅーーーーー
熟成されまくった奴ら、あるーーーー。
いやね、やっぱりこれだけnote書いてると、ある程度書いてはみたものの、なんか中断しちゃってそのまま寝かし続けてる下書きが少なからずあるものです。他のnoterの皆さんもきっとそうですよね?
ボツ記事というほど諦めてるわけでもないけれど、それでも再度書き進める腰は重いまま置いちゃってる感じなんですよ。
でも、そうこうしているうちに年の瀬も迫ってきて、この熟成下書きたちをこのまま年越しで持っていっていいのかと、焦らせる効果が、まさにこのハッシュタグにはあるわけです。
とはいえ、昨日も言った通り、師走の年の瀬のクリスマスシーズンという特異な時期に子どもの熱発が起きまして、今の江草は輪をかけて気力も時間もない状態です。熟成下書きたちをちゃんと年内に仕上げてお披露目することは難しいと言わざるを得ません。
ただ、せっかくの機会なので、どういう内容の記事が熟成下書きのまま溜まってるのかを紹介したいと思います。
もし「これ気になるわー」ってご意見が出た記事があれば、今後優先的に正式な記事として仕上げるモチベーションも湧くと思われるので(必ず書くとは言わない)、気になるのある方はぜひ教えてください。
①「子供産まなくてよかったです、マジで」を読んで(仮題)
エントリーナンバー1番は、この熟成下書きさん。
当時話題になっていた、この記事に対して批評を行う内容ですね。
匿名ダイアリーらしい、歯に衣着せぬ物言いが特徴的な記事ですね。テーマもテーマだけに、まあいつものごとくネット民たちが賛否に分かれ大荒れになったのでした。
江草的には、賛否がどうというよりも、今の社会で「子どもを産まなくてよかった」と感じている人がどういうロジックで現状を見ているかを知る上で興味深い記事だと思ったというのが率直な感想です。
ただ、あんまりそのロジックを掘り下げてる意見が少なくてもったいないなあと思って、内容の細かな分析をする記事を書き始めたのです。
しかし、書いてる途中で、あまりに大作になりそうな予感がして「ちょっとこれは大変そうだから休みながら書こう」と執筆を止めたところ、そのままになっちゃった感じです。
だいぶ寝かしちゃってて、もう5ヶ月ぐらいになるかもしれません。
出産育児問題は個人的にも結構関心が強いトピックなので、ボツにするのもなんだしなあというまま、今に至ります。
うーん、書きたいけど、時間が経ちすぎて流石に記事の熱が冷めちゃった感じもあって悩みますね。
②人々はお金でコミュニティオプションを買っている(仮題)
次に、エントリーナンバー2番は、こちらの熟成下書きさん。
これはホモ・ネーモさんの記事に江草がコメントをしたのが執筆のきっかけでした。
記事でも何でもないただのコメントにしては珍しくそこそこスキがついたんですね。(6スキ)
こりゃ面白い、ちゃんとこれは記事にして執筆しても良さそうだと思って、記事を書き始めたわけです。
ところが、書き始めて1万字を超えたところでまだ終わりが見えない状態になりまして、うわ、これどうしよう、風呂敷広げすぎたわ、とそっと下書きに寝かしたままになってしまいました。
あまりに力を込めて書いた割に、まとめきれない、けどせっかくこんなに書いたんだしボツは嫌だわ、みたいな宙ぶらりんな熟成下書きさんです。
これも、4ヶ月ぐらい置きっぱなしかなあ。ざっくりした構想のアウトラインは残ってるんですが、書く内容も忘れかけてる部分もあるし、果たして続きを書けるかどうか。かといって、とても面白いトピックなので捨てるのも惜しいし。
あああ、どうしよう。
③『どうせ社会は変えられないなんてだれが言った? ~ベーシックサービスという革命~』読んだよ(仮題)
最後、エントリーナンバー3番は、こちらの熟成下書きさん。
これは見ての通り読書感想文ですね。
対象はこちらの本。
これを読んだ時に書き始めたというシンプルなきっかけです。
タイトル通り「ベーシックサービス」を推している書籍でして、普段から「ベーシックインカム」を推してる江草としては、どういう違いがあるのかなという興味から読んだわけです。
で、読んだ感想を率直に言うと、現在の社会に対する問題意識とかおおまかなビジョンは共感するものの、そのビジョンに至るために提示されてる個別の方策がなんとも納得し難いところが多かったんですね。
とくに、著者は「ベーシックインカム」や「MMT」を強く批判されているんですが(つまり財政規律を守ったままで「ベーシックサービス」として福祉を提供しろという立場ですね)、その理路が正直ツッコミたくなるものだったのです。
なので、「これはがっつり江草がツッコむしかないな」と勢い盛んに読書感想文を書き始めた結果、力みすぎて序盤の序盤で力尽きたというわけです。
本に対するツッコミ(批判)ってきっちりやろうとすると、めちゃくちゃ細かいし長くなるので大変なんですよね。でも、雑にやるんじゃなくて丁寧にやることこそが批判のマナーだと思うので。。。
結果、これは3ヶ月ぐらい置いてます。さすがに本の内容もうろ覚えになってきたので、もう一回通しで読まないとちゃんとした批判記事は書けないだろうなと言うのが正直なところです。
でも、ベーシックインカムがなぜ良いのか、なぜ必要なのかの理由を明らかにする上でも大事な議論になる内容と思うので、やっぱりボツももったいないなと。
うーん、どうしよ。
まとめ
と、3点の熟成下書きさんを紹介してみました。皆さんが気になるものはあったでしょうか。
改めて見ると、どれも熟成させてるだけあって大好きなテーマなんですけれど、仕上げるには途方もない労力がかかりそうで、やっぱり気が遠くなりますね。
残念ながら来年か再来年かにか、もしくは永遠に完成しないかもしれませんが、本稿での簡単な紹介がせめてもの供養になると思いましょう。
ともかくも、記事を書くときに熱が入りすぎるのが、だいたい良くない(熟成下書きになりやすい)というのがこれらの記事から得られた教訓です。
できる限り、力を抜いて書くようにしようっと。