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#15 ANOHITO - カモミール

どんなに困難な状況になりながらも
自分の気持に素直で
自分のやりたいことから逃げない
そんな女性の人生

ANOHITO - 皆に思い出してもらえるよう -

ケンケン 00:10
初めまして、ここでは

ANOHITO 00:12
はじめまして

ケンケン 00:15
なんかこうどっちかが喋ってて、どっちかがチャットっていうのは多分最近多かったんで

ANOHITO 00:28
ああ、私たちがって、そうですね

ケンケン 00:32
で、実際にこうやって話すのは初めてだからちょっと。
そうですね、不思議な感じはしますけど

咳大丈夫ですか。

ANOHITO 00:42
喉と咳をするとき、マイクを切りますね。

ケンケン 00:45
いや、まあ大丈夫ですよ

ANOHITO 00:52
なんかあれですもんね。私はあんまりけんけんさんの枠結構行ってるので そんなに違和感ないんですけど

ケンケン 01:04
あ、そうなんです、そうなアイコン変えました?

ANOHITO 01:13
はい、なんかちょっと可愛らしい感じにしてみました。

ケンケン 01:20
あの人の由来って”あなたのあの人”みたいな

ANOHITO 01:30
そうです。そうです。

ANOHITO 01:32
まあ、簡単に
簡単にっていうか、名前を何か決めようって思った時に性別もなんかこう何か想像できるような名前とかにはしたくないって思ったんですよ。

ANOHITO 01:52
そうですね、抽選的っていうかなんか何者にもならないような名前がいいなって思ってたんですよ。

ケンケン 02:01
なるほど

ANOHITO 02:04
なので、いまでも他の配信サイトからこの名前なんですけど、その配信サイトでも、こうコメントをするときとか、アイコンとかも私、何者かわからないようなアイコンだったんですよ。

例えば象とか
で、コメントした時に、あ、この人は女性だからこうっていう風に配信者さんが変わるのが嫌だったんですよ。

女目線で見られて、じゃあ配信行くねとか

もう嫌だったから、だからそういうのがわからない名前にしようって思ってやってたのが初めなんですよ。

でもまあ配信自分がするってなった時にと まあ配信してしまえばあの女か男かなんてすぐわかってしまうので

どうせ配信するんだったら、あの、みんなに思い出してもらえるような。
あの人いたなとか、あの人ねって話してもらえるようなのがいいなって思って


ケンケン 04:24
最初僕があのさんのライブに
お邪魔した時にもうなんかこう。やっぱ世界観背景とか。やっぱ他の人とやっぱ違うのが目を引いてたんです。

ちゃんとこうか考えて、この人はやってんだろうなみたいな印象を受けました。

ANOHITO 04:46
なんか、考えるの好きなんですよ、配信するってこう決めたらアイコンと

で、1番最初にこう目につく名札みたいなもんじゃないですか。なので、 大事だなって、私の中ではすごく思っていて、ああ、きっとその印象で入ってきてくれるだろうな。

ケンケン 05:12
確かに

ANOHITO 05:13
だから、自分のやりたい配信の雰囲気になるような。やつを選んでやるんですけど、最近はそのなんだろ。
あの、やれることが制限かかっちゃったので なんか雑談配信が多くなってしまったので、こうちょっとのんびりだらだらと話す感じが多くなったので、もう自分の顔写真出して、親近感がある方がいいのかなと。

ANOHITO 06:00
あと、ここに来る前にスプーンっていう配信サイトにいったりとか。
 そこが1番長かったですね。1年、2年くらいいて、2、3年いたかな、そこからツイキャスに行って、今ここなんですけど。

スプーンにいる間、暇つぶしでまだ主婦だった時だったので。その時にとyoutubeに あの占いが趣味でできるので、占い動画をあげたりとかしてました。

ANOHITO 06:43
今はもう編集とか動画撮って編集してとか、自分で全部できないので。仕事も始めてるので ちょっとそっちはやってないんですけど

ケンケン 06:56
ああ、やっぱじゃあ、でもそれぐらい やってればなんかな、ちょっと納得だな、こなれてるなみたいな感じ。

ANOHITO 07:11
私、ラジオがすごい昔から中学校くらいから好きでよく聞いてて。ラジオのパーソナリティーとか、djさんとか 憧れてたのでなんかそういうお遊びができたらいいのにってずっと思ってて、スプーンに行って、そういう配信をずっとしてたので

だから、なんかそういうふうに話せたらいいなっていうのはずっと思ってやったりしてます。

仕事の遍歴

ケンケン 08:16
今お仕事ってやってるんですか?

ANOHITO 08:27
エステティシャンです

ケンケン 08:37
メイクの?

ANOHITO 08:38
そうそうそう、メイクの

ケンケン 08:40
コンテストにも出たりしてて…そっちはどういう経緯でしたっけ?
メイクコンテストに出る経緯

ANOHITO 08:56
まあ、仕事会社で私のエステの化粧品会社さんで、 あの全国大会が年に1度開かれるんですね。その全国大会では、こう売り上げだとか、 サロンのなんか順位とかそういうのがこう表彰されたりするんですけど、その中にメイクコンテストっていうのが入っていて、で、それの予選ってことで出ませんか。っていう話をいただいたので

ケンケン 09:56
どんな感じなのかな。やっぱ、その辺の業界のこととか、ちょっと全然わかんないんですけど、エステのお仕事はなんすかね。
元々やりたかったから?

ANOHITO 10:10
そうではなくて、元々は保健体育の教員をやってたんですね。
結婚とかいろんな出来事を機にやめて、次がデパートとかのインフォメーションガールをして

で、なんでそれにしたかって言うと、その自分探しみたいなところがあって、親を喜ばせたくてとか、今までやってきたことをこう無駄にしたくなくて、教員を選んでたような感じがどこかであって

好きではなかったんですけど、でも、やっぱり続けていくとか。あと、ちょっと石巻が実家で、そこで教員してたんですけど、震災とかいろんな経験をして、 やっぱりこう。自分の好きな仕事をやりたい、自分の人生1回きりだから、 なんか、惰性で仕事を選ぶって良くないなって思って、で、結婚を機にやめて

じゃあ、これから好きなことってなんだろうって思った時に、やっぱ綺麗な仕事をしたいと思ったんですね。

接客とかええ、お客さんと交わりたい人と交わりたいっていうのはあったので、憧れるのってなんだろうって思った時に、ああいうのやってみたいなに出てきたのが、インフォメーションガールだったので

しっかりと接客を学べるようなところじゃないと意味がないって思ったので。
ちょっとこうなんだろちょっと大手さんの派遣みたいな…

ANOHITO 12:19
で、そのあと妊娠を機にやめる。

やっぱり子供を産んでからも、その職業を続けられるかっていうと、続けられるような環境の職場ではなかったので、やっぱり若い子が 多いし。

なので、じゃ、その後どうしようってなった時に、やっぱり ちっちゃい頃のことなんかね。自分がやりたいことっていうのをもう

なんだろうな。夢見るとか、そういうことを親喜ばすとか、なんかそういうことだけ考えてたから忘れちゃってて、何したらいいかわかんなくて

ケンケン 13:04
それは、教員になるまでの話?

ANOHITO 13:09
あ、教員になった後

ANOHITO 13:13
ほんとは私って何したかったんだっけで、何がほんとは好きでっていうのがわかんなかったですよね。

で、いや、でもこんなはずじゃなかったのにってそのことを忘れてしまってる。

そういうことを考えたりとか、追い求めることを忘れてる自分にびっくりして

え、どうしようと思った時に、子供の頃思い出そうって思って、んで、思い出した時にあたし、そういえば美容師さんになりたいとか言ってたなとか

で、やっぱりあの、なんかこれは笑われるかもしれないけど、例えばアイドルみたいになりたいなとか思ってたなとか、 歌手になりたいなとか思ってたなとか、色々考えた時に自分も輝けるような綺麗でいられるような仕事じゃないと、私多分嫌なんだろうなって思って

そういじゃなくて、自分も綺麗に見られるような女性として高められるような職場じゃないとダメだなって思った時に、 ちょうど求人を見てたら、エステのエステティシャンの募集があって

ケンケン 14:36
なるほどね

ANOHITO 14:38
ママさんたちとかも職を応援したいからやってますよって、子育てしながらで、オッケーですよと、 子育てしながら頑張って、あのサロン女になった人もいますよ。

みたいなのが書いてあったので、 行ってみようって思った.きっと、今までの接客スキルも活かせるな。

ケンケン 15:10
でも、そっか。紆余曲折あってっていう感じなんですね。

ANOHITO 15:14
結構いっぱい色々ここまであったなって思います。

ケンケン 15:21
そうか、じゃ、それで今はそのなんすかね、自分の中ではしっくり 来てる感じなんですかね。
さっき、自分探しが続いてるみたいな感じでしたけど

ANOHITO 15:32
結構しっくり来てるかもしれない。

ケンケン 15:35
良かったですね。

ANOHITO 15:37
やってみて、エステの技術とかもそうなんですけど、私あの販売力があるみたいで

こうお客さんとお話をして、距離を縮めて、お客さんに興味を持って懐に入ってて、 それに見合った商品をおすすめして、買っていただくっていうのが私得意みたいで

で、それがすごく楽しいって思うわけですよ。

ケンケン 16:06
それは自分で気がついた感じですか。
他の人からなんかあのさんうまいねとか?

ANOHITO 16:13
自分では楽しいな販売ってて進めるのって楽しいなって思った。

そのそれで、結果がついてきた時に、やっぱりオーナーとか周りの人たちから、販売力すごいよねって。
オーナーは歴代のスタッフの中で1番です、って。
私は得意なんだって思った。

ANOHITO 17:21
じゃあ、エステじゃなきゃダメだったかって言ったら、多分そうじゃないと思うんです。
他のもしかしたら、業種でも販売だったら、私はもしかしたら楽しく働いてたのかもしれないんですけど。あ、 わかんないですけどね、それは

ケンケン 18:03
なるほど、なんかちょっと見えてきましたね。

人生の好転 - トイレで劇的ビフォーアフター -

ケンケン 19:18
なんか、そこでも教員って簡単になれるわけじゃないじゃないですか。
学生の頃からなんですかね。勉強とかできた子供だった?

ANOHITO 19:41
そんなに勉強

ケンケン 19:43
得意じゃない?

ANOHITO 19:45
できるタイプじゃなかったですね
努力はしました。ああ、高校に行くまで中学生くらいまでははちゃめちゃ努力しました。

ANOHITO 20:01
でも昔からどちらかと言うと、こう リーダー気質はあったのかなと思います。こう人前に立ちたがるというか、色取りたがるというか、嫌じゃない。そういう仕事が。

ANOHITO 20:16
体育祭とかでもリーダー何かやったり、応援とか何かやったりとか全然やるって思って たし、なんかこう演劇とか、学芸会とかなんかそういうの。でも、あの主役とかやってよって言われたらやるっていう タイプだったので、多分人の前に出たりとか人の前で何かを話したりとか表現するのは元々好きなんだと思います。

ケンケン 20:39
ああ、そうなんですね、なんか中学とかでもいいんですけど、なんかそういうエピソードとかあります?

ANOHITO 20:51
あ、だから、それこそうなんかのリーダーとか、学級委員とか、そういうのは 結構どんどんやってました。そういう目立てるようなところ、その体育祭とかなったら、もうここぞと言わんばかりに


ケンケン 21:22
そう。なんか元からでもそんな感じだったんですね?

ANOHITO 21:26
 中学校の最初の方はもう全然なんかそういうキャラクターじゃなくて、馴染めなくて、眼鏡もかけてて、天パで。

ケンケン 21:37
そうなんだ

ANOHITO 21:38
そうなの全然ね、もうなんだろうぶす。もう不細工だし、静かだし、みたいな感じでええ。でも、そうなりたいってあったのに馴染めないからそうなってて。

ケンケン 21:51
中学校までは、そういうキャラだったんですか。

ANOHITO 21:54
中学校の2年生まで

ケンケン 21:56
小学校もそんな感じで?

ANOHITO 22:01
小学校はのびのびしてました。

ケンケン 22:04
あ、ちなみにずっと同じところに小さい頃から住んでたんですか。

ANOHITO 22:10
ただ、その田舎なんですけど、小学校は人数すごい少なくて、ええ、そんなにその中学校になって、いろんな地区からこうぎゅって人が集まったおかげでもう引いちゃって、自分が異縮しちゃって、 で、なんかそういう風にで出れなくなっちゃって

ケンケン 22:28
ああ、はいはい、ちょっと意識しちゃって

ANOHITO 22:30
それで、自分の容姿にも自信がなかったんですよ。

ANOHITO 22:35
当時一重だし、なんか 周り見ると可愛い子とか多いし、チャラチャラした男の子も多いし、馴染めない、出れないって思って、なんかそっち系だったんですけど、 で仲良くなった。同じ部活の友達にあの、これじゃダメだってなって

ケンケン 22:55
え、それどういうこと、友達に言われたの。

ANOHITO 22:58
そう

ケンケン 23:00
あ、そうなんだ

ANOHITO 23:01
友達になんかねえね。眉毛とかってどうやって整えてるの。って私聞いた

ケンケン 23:07
聞いたんだ。はいはい

ANOHITO 23:08
聞いたの。うちに姉いるんですけど、姉もそういうの全く興味ない人間なんですよ。

そうで、しかも親も正しさみたいな感じの人たちなので、別になんのおしゃれとか。学校だからそういう風になる必要もないし、みたいな感じの人だったから わかんなかったんですよ。そうなりたくても

ケンケン 23:30
家族っていうか、家庭がそういう感じで育ってきたら、急に中学に入って色んなこう…

ANOHITO 23:38
そうだから、友達に 実はさて、私もうちょっとこうなりたいとは思ってる。って思ってんの?って言われて、思ってるって言ってたけど、わかんないし…って言って

そしたら 昼休み、その友達親友に連れてかれて、トイレに

眉毛を整えてあげるって言われても、その場で整えてもらったんですよ。え、えで、スカートまられて、 で、髪をアイロンで伸ばされて、結ばれて

ケンケン 24:09
アイロンがどこから来たんだって話

ANOHITO 24:11
持ってんの持ってんのって でよし、これで行こうって言われて、その5時間目からその変わった姿で、私が座ってるわけ

ケンケン 24:22
めっちゃウケるんだけど

ANOHITO 24:23
そう。そしたら、周りの隣の男子とか隣のちょっとチャラチャラした今までこうあの人さんとかって声かけられてた男子とかが「ええ」みたいな感じ。

みんなもちょっとざわわみたいになって、で、そしたら、担任の先生が、あの学校一厳しいんじゃないかっていう男の先生だったんですけど、ええ、 その担任の先生が出てきて、で、私あのクラスのクラス委員だったので、ああさって言われたら、私が挨拶しなきゃいけないんですよ。

ケンケン 25:01
ちょっと来いって言われて?

ANOHITO 25:04
そうで、前に行ったらまみんな見てるんですけど、どうしたって?
怒られるとかより何があったって言われて、いじめられたのかとか、そっちがあったって言われてや、何もないです 私はこうなりたかったですって言っていいや、そんなわけがない

ちょっとこれは大問題だから、あの君たちちょっと自習したしてなさいみたいな。で職員室に連れてかれて

色々話されてでも、そっから私はもう開花したのでそっからですね。

ケンケン 25:50
ああ、じゃあ、今のほんとターニングポイントじゃないけど、こうきっかけがもう結構そこなんだな

ANOHITO 25:58
そう。

今でも親友ですね。

交友関係 - 深く大事に -

ANOHITO 26:37
私はとても明るい。そういう感じだったけど、 広く浅く付き合える人間じゃなくて

どっちかっていうと、一匹狼みたいな感じでした。

あんまり団体行動は、特に女子は3人が限界ですね。自分で それ以上多くなると、もうめんどくさいって思っちゃうしだから。
私の場合、広く浅く友達はいないんですけど あの、親友みたいな人がぽつんぽつんといる感じです。

ANOHITO 27:31
でも、みんなちゃんといつ連絡とっても元気ってなるような人たちです。

ANOHITO 30:03
なんだろう。

もらった恩はそのまま絶対返したいし、返したらその分頂きたいとも思う。

ま思っちゃいけないのかもしれないんですけど、そうやって返してくれる人がいいって思うので、そういう人付き合いを作ろうってなったら、ああ、この人って思った人をまず大事にするって感じです。

で、そうやってて返ってくる人がそういう親友みたいになってるって感じかな。

私結構この人無理ってなったら結構スパンって無理ってなる人なので、
そうだからグレーな人ってあんまりいない

そういうところはさっぱりしてるかもしれないです。でも、実際 じゃあ、自分の中身はどういう人間ですか。って言われたら、多分皆さんが表目を見てるような人間じゃなくてネガティブだし、 、寂しがりだし…

なんかなんでもできそうとか悩みなさそうって言われるんですよ。私、普段生活してると

ケンケン 31:39
なんか表面上はそう見られそうですよね。

ANOHITO 31:42
そうそうそうだけど、全然そんなことなくって。

教員になるまでに - 剣道・資質・親のこと -

ケンケン 27:42
さっき部活の話がちらって出ているけど何の部活を?

ANOHITO 27:48
私はもう小学校の頃から、剣道をずっとやってた

なので、体育教員になったんです。

剣道四段です。

ケンケン 31:55
で、剣道の下りじゃないけど、保健体育の教員を目指すみたいなとこになるんですか?

ANOHITO 32:10
ずっと剣道やってると大体剣道やってる人って進められるのが教員か警察なんですよ。

剣道で教員まで行く人、まあ、なんでもそうだと思ですけど、スポーツ1個極める人って、教員にいく人も多いですね。指導。

ていう枠組みの中でコーチになる人もいれば、そん中で教員があるっていうか…

ケンケン 32:36
なるほど、なるほど

ANOHITO 32:38
学校の先生にそういう発表とかが好きだったり、人をまとめるのが好きだったりとか、リーダーだったりかていうのをやってる姿を見てる先生とかあと、親からしてみたら 先生がいいんじゃないっていう感じなんですかね。で、私も先生の立場そのなんだろう 大勢の中で1人ぽんって立って、みんなをまとめて何かを教えてっていうあれがなかったわけでもないので。

なので、じゃあ体育好きだし オールマイティに色々できたしじゃあ体育教員かなとか思ってで、親も喜ぶし。

ケンケン 33:24
でもその今の話聞くと、あ、案外存外っていうか、自分でもまあそんなに外れてはないかなっていう感じでは。

ANOHITO 33:34
間違いではないんじゃないのかなとは思ってた。

別にほんとにややとかではなくって行けるかもなとか、好きかもっていう感じで言った けど、そのそれ以前に色々言ってるんですよ。
これやりたいとか、それこそ美容師なりたいとか

スチュワーデス。なりたいとか

そうそう、あと、それこそあのメイクアップアーティストとかも

あと、歌手になってみたいとかっていうのはあるんですよ。

で、その度に母には伝えてきてるんですけど、全部母うちの母現実的なので、そういうお金にならないものにはお金出せないって言われて、ちっちゃい頃から なので、あ、こういうのは無理なんだってこう思ってたので。

ケンケン 34:31
でも、確かにちょっと10代とかの時、親にそう言われちゃうと、ちょっと

ANOHITO 34:37
現実味のない仕事なんだろうって思っちゃってたかな。でも、今でこそアイドルとか流行ってるじゃないですか。オーディション

今だからこうだけど、 昔はね、一昔前はそういう感じじゃなかったので、ダンスとかもね。なんか、習う教室とかポツポツとかしかなかったし、ダンスやってるって言ったら、え、すごっていう感じだったじゃないですか、昔は

ケンケン 35:02
そうですね、アイドル。モーニング娘とかかな?

ANOHITO 35:07
あんなの一握りみたいな感じだしだから無理なんだなって思って、じゃあなんだろうってなった時に現実的なもので、 自分もできそうで、親も喜んでくれるってなったのが教員だった。

大学時代

介護を専攻

ケンケン 35:31
勉強はそれで高校はそんなにしなかったけど、教員には慣れていったかな。大学に進学して…

ANOHITO 35:41
スポーツのおかげですね。

ケンケン 35:48
じゃ、大学も教育学部とかそういう感じになるんですかね?

ANOHITO 35:54
ああ、それはですね 私なぜか介護系に行ったんですね。
なんででしょうね、なんでですかね、なんで体育学部、体育学科に行かなかったのか。

介護にも興味なかったわけでもなかったのかな。私、多分その時の心情はちょっと忘れちゃったんですけど…

ケンケン 36:29
どういうシチュエーションか覚えてるんですか。その介護を選ぶ時のシチュエーション。

ANOHITO 36:37
がっつり体育学科、がっつり体育だけみたいなのに行く怖さがあったんだと思います。体育大であ、 厳しくなるのかなとか、縛られるのかなとか思 で、そんなに体育体育に縛られたくないな、でも、教員になれるのかなっていうので…

教員の免許もちゃんとね、体育の教員の免許を合わせて取れるように組めばできるよっていう風になってたので、じゃあそっち行ってみようって思って、そっちに行ったのかな。

あ、でもやってみたら、実習とかで向いてねえなってすぐわかったすぐわかったあ、向いてねえなと思って

おじいちゃん、おばあちゃんと会話したり、コミュニケーション取るのはすごい楽しくできたんだけど、やっぱりそのお世話っていう面ではないな

そう思った瞬間に単位をぱってとるのやめて、もう教職1本に。

ケンケン 37:53
そこでもうスパッといった。

剣道から降りる

ANOHITO 37:57
あと、大学で剣道をやめました。

ANOHITO 38:01
上下関係が、厳しすぎて

あまりにも上下関係とか理不尽なことはよくあるね。今は ね、すごい厳しいので、そういうことも取り立たされるようになったけど 厳しくて、ここにいていたら剣道を強くもなれないし、なんか

せっかくの大学生活楽しめてないなええ思ってんで、 なんか一緒にいる先輩たちとかも好きじゃなかったし、好きじゃない人たち と時間を過ごす。
この無駄さって思ってんで、精神的にも私ダメになっちゃったので

このままじゃ剣道嫌いになるなっておも で、親に相談してやめていいよってなって、じゃあやめるって言って、やめて、で、そっからまたはっちゃけるって…

ケンケン 39:05
これやめるきっかけになったエピソードって?

ANOHITO 39:15
覚えてます、もう全部です。
理不尽な上下関係ですもうよくあるじゃないですか、体育会系の

ケンケン 39:22
パシリじゃないけど

ANOHITO 39:23
そうです。今いるそういうあの剣道のその部活当時はあの4年生はて神様で 3年生は天皇で、2年生が一般人で1年生は穢多非人と呼ばれてたので、そういう扱いをされてました。

ケンケン 39:44
いや、きついっすね。

ANOHITO 39:46
なので、そういうのがもう無理だってなっちゃって、で、それでも剣道強ければええだろうって思ってて

実力があったので、先輩たちをこうやって負かそうとしたんですよ。私。
そしたら、あの集団リンチです。
ちょっと後で来いって言われて。

ケンケン 40:12
大学生だよ?
もう大人じゃん。

ANOHITO 40:17
関係ないですよあの、ああいう世界は

ケンケン 40:20
そうなんだ

ANOHITO 40:23
でもそれを先生は知りませんから、顧問の先生は知ってんのか知らないのかわかんないですけど。
なので、こんな世界はダメだと思ってやってらんないと思って。

ケンケン 40:38
なるほど

ANOHITO 40:40
20何年続けた剣道はそこではじめて…

でもその代わりに20何年頑張って続けたけど、辞める代わりに絶対教員はなろうって思ったし

あと、それに変わる経験を何かしなきゃないって自分で思ったので

大学でやってた交換留学に応募して、フィンランドに留学2回短期なんですけど、行きました。

2度目の人生の好転 - フィンランドへ -

ANOHITO 41:22
あの海外にずっと中学校くらいから憧れを持っていて海外では絶対行きたいって思ってたので

で。中学校、高校と学校のそういうので行く。チャンスはあったんですけど、ずっと剣道のせいで行けなかったんですよ。
お前は剣道があるから無理 って言われ続けて、悔しい思いしてたので、大学になったらそういう機会あったら、私絶対行くからって親には言ってたので、 やるしかないと思い。世界見てみたいとも。

最初に行ったやつは、あの剣道やめる前に剣道関係で行ったんですよ。

なので、それはとどっかのお家に入ったりとかしたんですけど 2回目の留学は。けど、辞めてから学校で主催したもので行ったんですが、その時はうちの大学の 寮に入る予定だったのに、それがかなわず、ずっとホテルみたいなあっちを用意した。

なので、そこはちょっと残念でしたね。

他の人たちと密接に関われたらよかったら

ケンケン 42:45
確かにそうかも。なんか、そこら辺のコミュニケーション取れたんですか?

ANOHITO 42:52
あ、それを私は全然喋れないまま行って、片言で、あと身振り手振りとノリでカバーしました。あ、 いけるもんだなと思って、それこそ出川イングリッシュみたいな。

ケンケン 43:07
はいはい、あ、向こう英語なんすね

ANOHITO 43:09
あっちもフィンランド語があります。母国語があるんですが、フィンランドって、あの周りにおっきい国が隣接してるので、周りの大きい国の言語喋れないとやっていけない国なので、 え、みんなあの大学生くらいになると、4か国語くらいはみんな喋れるんですよ。やっぱり教育大国なので。

なので、日本好きな子は日本語喋れたり、英語は当たり前ですねあと、ロシア語も当たり前です。ええ、 なので、こっちの方は最悪3か国は絶対は話せるんじゃないかな。


ケンケン 44:48
今までこうまま割と固い感じっつうか、こう剣道とかやってきて、いきなり海外行って、なんかこれカルチャーショックっていうか、自分のなんだろうな、 世界観じゃないけど、影響受けたとか変わったなとかありました?

ANOHITO 45:12
海外行った時、その留学の時って、まあ剣道やってた時とやってない時で言ってるんですけど、その期間。私、その剣道で精神的にすごく病んでたんですよ。

自分なんていなくてもいいんだろうなとか思ってたし、なんだったらこうそれこそ死んじゃっても誰ももう気づかないしなとか、それくらい追い込まれてて、 きっかけがあって、行こうと思って行って、で、行ってしまったら、世界って広いなって、まあ、当たり前なんですけど。

日本もね。あんな狭い人間関係で悩んでたのが、ほんとバカみたいだなって思ったんですよ。

こんなに知らない人たちがいっぱいいて、見たことない風景があって、しかもそれは1か国に過ぎなくって1か国に過ぎなくて、もっといっぱい。これ以外に世界と文化と 国が1つ違うだけで、全く違うじゃないですか。

考え方とか、例えばフィンランドだったらあの結婚っていうのが当たり前の国じゃないんですよ。

結婚とか籍を入れるっていうのは、後はあと流れで出てくるくらいで。
それまではそういうのって重視してないんですよ。あの人たち そういう考え方とか日本だったらもう結婚して子供を作って、当たり前じゃない。

だけど、フィンランドは、長年連れ添った夫婦になってから、その先に結婚があるんですよ。

だから、子供を作っても離れ離れには全然ならないんですよ。だから、お父さんが別 とかお母さんはいないけど、とかっていう人たちが普通にいるんですよ。

誰もそれがだって普通っていうか、普通ってわけでもないですけど、なんていうのかな。

日本だと結構こう 結婚が当たり前の国だから、シングルとかそういうのが今でさえ、ちょっとねになってゆくはなったかもしれないですけど、 そうあっちはそこにもきも置いてないので。

だから、そういう考え方とか全然違うなとか。

こんなに広い世界があるのに、私、あそこのちっちゃい人間関係で悩んで死のうとしてたんだなって思ったら…バカみたい。

ケンケン 48:35
そうか、じゃそこがまた2回目の転機みたいな?

ANOHITO 48:42
そうですね。

東北大震災

ケンケン 49:47
1番その今までの人生できつかったし困難だったこととか。

ANOHITO 50:15
2つあるんですよ。私、1番2つあるんですけど。

ANOHITO 50:20
1つは震災です。やっぱり、東北大震災を石巻で教員やってた時に、体験したことが1番きつかった。

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