ファン獲得マーケティングの全貌【1/5：全5回】

ファン獲得マーケティングは、
ファンを獲得することを一緒に考えていきましょう。

全５回を予定しています。

自社の強みを思いつく限り書き出してみてください。

…どうですか？
なかなかスラスラと出てこないですよね。

前田さんのメモの魔力の本の巻末にも
ありますが、1000個出すことが課題にあります。

ひょっとしたら自社に強みなんてないのでは？
ここで無理やり強みを出しても、

後でつらい思いをするのでは？
そう考えて不安になるかもしれませんね。

でも大丈夫です。

世の中、自社の強みをしっかりと言語化して
把握している人のほうが少ないです。

あなたの中の強みを一緒に引き上げていきましょう。

優っているものは何か？

まずはライバルよりも優っていること
に目を向けましょう。

小さなことでも大丈夫です。
これは、テクニックやノウハウだけの話ではありません。

計算するスピードが速い、
ファンとの関係の築き方、
動画制作のクオリティが高いなど、
色んなことに目を向けましょう。

思いついたことは全て書き出してください。

独自のものは何か？

次にライバルにはない独自のもの
に目を向けましょう。

競合が持っていない独自の軸はありませんか？

簡単に言うと周りがやっていないことになります。

ストレートに考えると、次のどちらかになるでしょう。

・異なるジャンルとの融合
・今まで到達しなかった領域へのチャレンジ

このどちらかが確立しているなら、
大きな武器になります。

でも、これほどの独自性は、
簡単には手に入るものではないです。

・ファンへのサービスで行っている独自のこと
・野菜作りしようと思ったキッカケと一風変わった夢
・動画制作以外の特技など

こんな感じであれば、思い当たることが出てきませんか？
焦らず、じっくり洗い出してください。

強みを優っているものと独自のもの
にわけて書き出してみましょう。

良いモノをファンに届ける
という本質を実現してください。

強みをざっくりと把握したところで、
本格的に戦略立案をやっていきます。

ここでは、佐藤義典氏による
戦略BASiCSを利用してみます。

なぜなら、ドリルを売るには穴を売れ
の著者でマーケティングの特徴とベネフィットを
わかりやすく解説できる方だからです。

ちなみに、BASiCSは
B … Battlefield（競争の場・戦場）
A … Asset（マーケティング資産）
S … Strength（強み・差別化ポイント）
I
C … Customer（顧客ターゲット）
S … Selling Message（売り文句）

この５つについて順番に考えます。

戦略BASiCSは、前回、
戦略の見直しはまずは 自社強みをざっくりと把握する
で解説していますので割愛します。

最後の売り文句は、キャッチコピー案を出してみる
イメージです。

ここでの売り文句は、１つの商品単位のものではありません。
あなたの会社という存在、つまりブランドの売り文句です。

これまで考えたことを踏まえて、
ターゲットに向けてブランドの
魅力が端的に伝わるような表現でまとめます。

キャッチコピー案なので
カッコよくまとめる必要はありません。