将棋の街・天童を満喫 ラ・フランスマラソン2024便乗旅行記
夫が「天童ラ・フランスマラソン2024」に出場するということで、便乗して山形県の天童市に行ってきました。
初めての旅先に盛り上がり、たくさん写真を撮ってきたのでアルバムがわりにこちらに残しておきます〜。
JR天童駅に到着してすぐに目に入ったのは、マラソン大会歓迎の横断幕。
この大会は補給食や完走記念品がラ・フランスらしい。
実は天童市は「将棋の駒」の生産日本一。将棋にこだわった街作りをしているそうで、駅前のオブジェや案内看板に駒があしらわれている。
駅の通路で羽海野チカ作の漫画『3月のライオン』のオリジナルイラストを発見。
右から二人目のキャラクター・島田八段は、天童市出身の設定。
駅に隣接したビル「パルテ」の2階でさっそくお土産を物色。
名前を彫った将棋の駒も販売されていた。
わたしだったら、どんな言葉を彫ってもらおうかなあ?
好きな二文字熟語にするとしたら、「白飯」「寿司」「睡眠」「休息」……。
天童市のゆるキャラ「こま八」のTシャツ。
あちこちで見かけるとだんだん可愛く感じられる不思議。
でも……わたしは「けい太くん」って決めているからっ!
駅の階段を降りた先には、羽生善治九段の筆による駒のモニュメント。
勝利って、自分の欲望を超えた先にあるんですねえ。
遊べる歩道。
ポストの上にも王将。
夜は光るのかなあ?
道案内の標識にも駒。
遊べる電信柱。
駒に文字入れをしてるお店。
これだけ駒があると、一つくらい欲しいなって気持ちが湧いてくるのは、ゆるキャラと同じ心理状態なのか!?
マンホールにも、駒。
天童温泉の入口にも、駒。
紅葉が始まった温泉神社。
到着した日はあいにくの雨。
残念ながら楽しみにしていた天童公園には行けず、次回のお楽しみとなってしまった。
かわりに、「道の駅 天童温泉」周辺をぶらぶらと散策。
ここでは山形名物・芋煮の進化系?「芋煮カレーうどん」でお昼ごはん。
芋煮の芋は里芋なんだ!
牛薄切り肉が入っていおり、牛の出汁も効いている〜。
東北の美味しいお米も食べたい!とうことで、ミニライスもつけたもんだから……デザートは食べられなかった。
ラ・フランスジェラート、食べたかったなあ(涙)
牛肉も買って帰りたかった……。
天童市は山形県を代表する果物の生産地。
さくらんぼ、桃、ぶどう、リンゴ、ラ・フランスなどが生産されている。
道の駅にはぶどう、リンゴ、ラ・フランス売り場が大きな面積を占めていた。
新米フェアも開催されており、5キロ、10キロ袋に加え30キロ入りのものも売っていた。
(しかもそれを5袋くらい買っているお客さんもいる)
食料の買い出しをしたくなるけど、持ち帰りや保存期間のことを考えると……旅行者には厳し〜!
明日の大会に体力を温存するため、ゴリゴリの観光は控える。
そして、行き着く先はスタバっていう。
道の駅の隣にはドトールもあった。
車がないと、移動範囲も限られるからねえ。
食べることが唯一の楽しみになってしまう。
山形・宮城を中心に展開する洋菓子屋「シベール」にて、この日3軒目のお茶。
ぶどうのタルト
タルト台がパイ仕立てになっていた。
このサクサクタルト台、作るのに手間がかかるんだよなあ。
フルーツロール
ふわふわのスポンジを丸めるのが難しそうで、ロールケーキ作りにも挑戦できていないなあ。
最後は夕食。
スタバの斜め向かいにある、ド渋なレストラン「定食屋 王将」にて。
もつ煮、味噌汁、きんぴらごぼう、浅漬、鮭の和え物、白飯、アジフライからなる「おまかせ定食」には、生卵か納豆が無料でついてくる。
天国!
翌朝、夫がマラソン大会で走っている間に倉津川沿いを歩いてみた。
駅で見かけた3月のライオンのイラストでは、この王将橋にキャラクターたちが並んでいたんだな。
川と山と空。
いいねえ〜。
二日目は、電車で山形駅に移動し山形市に滞在する予定だったため、ハーフマラソンを走り終えた夫と天童駅で合流することになっていた。
ところが、夫からの連絡が一向に来ない。
焦りが募る中、ようやくLINEのメッセージが入った。
マラソン会場から天童駅へのシャトルバスにこれから乗るとのこと。
なんと〜〜!
山形行きの電車に間に合うのか!?
駅にバスが到着したのは発車時刻のわずか3分前!
疲労物質がたまった足を引きずるように走る夫。
電車は1時間半に1本しかない。
このままでは間に合わないかもしれない……われわれの行く末はいかに!?
つづく