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ちょっとした知り合いに話を聞いてもらう効用【失恋から立ち直る方法●】[2024/04/13]

※シリーズの中で埋まっていなかったエピソード記事です。2024/7/24ごろ書き直して下書きに入れていましたが、昨日の記事や、次に書こうとしている記事の内容にも関連してくるので、今公開することにします。


失恋から2週間。
とにかくこの時期の私の行動量はおかしくて、ちょっと躁鬱なんじゃないかという感じで、ハイとローを繰り返していた。

ハイの時は何時間喋っても平気。
知り合いから、知らない人まで色々な人に面白おかしく語っていた。

書ける範囲だと、
・相席屋で出会った大学生君

・電話占いの占い師さん×2人


・美容院の担当スタイリストさん


この記事で書こうと思ってる整骨院の先生、など。

普段の私の属性は、どちらかというと身近な人から「誰にも言わないでね」と秘密などを打ち明けられやすいタイプではある。
恋バナは聞くことはあっても自分のことをあまり人に開示したことはない。
(そもそも主に片想いが楽しい人生だったし♪共通の知り合いに言うぐらいなら本人に告白していた 笑)

過去には、法に触れるようなことではなくとも結構それ深刻なのでは!?みたいな話を打ち明けられたりしたこともあるけど、人から聞いた秘密は本当に墓場まで持っていくつもりで守ってきたので、信頼されている面はあると思う。

学生時代などはそれが災いして、まさかの自分の好きな人から、「実は●●さんが好きだけど絶対バラなさいで」とクラスメイトの名前を聞いたうえで口止めされるという残念なこともあった。

時系列にすれば、お初で婚活パーティーに参加した後。
定期的に通っている整骨院で、担当のM先生にも、失恋したんですよ~って愚痴った。M先生とは、ここ2年ぐらいのおつきあいだ。
美容院の担当スタイリストさん同様、やっぱり普段仕事人間です風の私からそういう話が出てくるのが超意外だったようで、前のめりで聞いてくれた。
人って恋バナ好きよね。

私が話す彼のことを男目線でも良いやつ!と褒めた後、断罪もしてくれた(笑)
会ったこともないから、おかしな話なんだけれど。
でも、この褒めてけなすって最高だと思う。好きだった人をけなすだけだと辛くなるけど、ちゃんと褒める。

そこから、「実は僕も~」って、M先生が経験された学生時代のとても辛い失恋の話をしてくれた。
施術中は結構会話してきているので、これまでもたまに合コンの話とか、友達の結婚式に行った話とか聞いていたけれど、失恋話は初めて聞いた。
結構将来を考えていた人だったらしい。振られたそうだ。

ショックすぎると寝られなくなるっていうのは結構あるあるなんだなと思った。そして、比べられるものではないけれど、そのエピソードを話すことで、私が少しでも和らぐならって配慮だったそうで、優しいなーと思った。

これまでのM先生との会話で、性格的に恋愛的な出会いに消極的な人なのかな?と感じていたけれど、二度とその辛い経験をしたくないみたいな気持ちがそうさせているようだった。

こんな風に自己開示をすると、人からも思わぬ話が聞けたりするものだ。

関係性が近すぎる人だと一緒に怒ってくれたりする分、感情が共鳴して逆に辛い時間になってしまうこともある。

美容院の担当スタイリストさんにせよ、整骨院のM先生にせよ、全然知らない人ではないけれど、私のプライベートをそこまで詳しく知っている訳ではない人だ。私から見た彼女、彼もそう。

しかも、相手からすれば仕事だし、お客さんだから、悪い風に言うことはできないだろうし、励ますしかないだろう。
それでも、その程度の知り合いレベルの人にこういう話を聞いてもらうと、私の普段の性格をちょっと知った上で、違った視点で励ましてくれたり、客観的な意見をもらえたりして、意外といいもんだなと思った。

仕事とはいえ、優しく接してくれる人ばかりで、ありがたかった。

心が弱っているときって、こんな風に救われるのならば、普段から周りの人には思いやりを持って接する方がいいなと思う。


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